今日は、朝から何か憂鬱な気分であった。学生時代読んだ、フランクルの「夜と霧」を開き、アウシュビッツ収容所ではクリスマスになると沢山の方が亡くなる話を読んだ。極限状態の中で、クリスマスまでには・・と希望を繋いだ方が、クリスマス当日になることで絶望し沢山なくなるということである。
夕方、「父親達の星条旗」を見た。リアルな戦闘シーンで、深い悲しみが沸き起こるのを感じた。こうした感情は久しく出会わなかった。昔父がガンで闘病生活を送っているときに、通勤電車の中で感じた深い悲しみである。それ以来である。映画の中でネイティブの兵士への差別も考えさせられた。アラスカ・シトカでの肌感覚の記憶。
そんな重なりもあり、憂鬱な感情がなかなか離れない。今年、亡くなった方を、ふと思い出したりする。
夜、窓を開けると月が暖かい光で輝いていた。まもなく満月だ。
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