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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

美しさが分かる人は、人助けもきっと・・今も縄文時代も(3/10 愛と孤独と親密さ)

2021-10-15 | 第一章「意識と知覚」

写真は6年前に八幡平周辺に行った時の写真。その後で大湯遺跡に立ち寄ったことを覚えている。大湯遺跡も素晴らしい景観が見渡せるストーンサークルだ。景観の美しさを楽しむのは今も縄文時代も同じようだ。もちろん景観だけでなく、生活の中に美をとりいれるのも同じだ。先日行った江戸博の縄文2021展では美しい下布田遺跡の耳飾りを何年かぶりに拝見し、美しい琥珀や翡翠のアクセサリーや本来は煌めく貝輪も見た。さらに意外なところで竪穴住居の復元プロジェクトにも注目した。竪穴式住居を実験考古学知見から復元したもので、屋根は樹皮で葺きその上を土で葺いたそうだ。このような防寒対策がしっかりしている家の屋根に可憐な花が咲いたりもする。縄文時代の家は殺風景な原始的な住居ではなく美しい日本建築の原型だったかもしれない。

さて、話は変わるが昨日のニュースで子供の自死(高校生も含む)が415件に増加したことが報じられていた。私が高校に入ってしばらくした時に同じ中学から一緒に入学したAさんが自死された。当時は実に珍しいことで、私もAさんの葬儀に行ったことを覚えている。あれから半世紀が経つが、先日同じ高校の友達と話したときにAさんの話題があった。50年以上経っても皆覚えている悲しい思いでなのである。自死の問題は本人一人の悲劇だけでなくまわりの何十何百という人々の心にも影を落とすのだ。

心の問題は愛の孤独と密接につながっている。それは、世界の名著を読むとよく分かるが、親密性や愛が妙薬のようだ。ある方から聴いたことがあるがいじめにあっても誰か一人が温かく的確に接していれば自死までいかないものだと。

美しい景観を愛し、美しいアクセサリーを身につけたりプレゼントしたりする私達。今も昔も愛の孤独の中で苦しむ人に手を差し出すことができる人でもあるのだろう。私も微力ながら活動している「生き甲斐の心理学」の普及活動も役にたてばと切に思う。そして、縄文時代の祖先の知恵についても想いを巡らしている。

3/10 愛と孤独と親密さ

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