イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ゆったりすると見えてくる個性の美!

2008-03-14 | 第四章「愛とゆるし」

 もう二十年ほど前のことであるが、会社の労働組合の執行委員の仕事をしていた時、労働法等の勉強に地域の労政会館に通ったことがある。

 その中の勉強で、ひとつ今でも忘れないことがある。産業革命までは、西洋では一日6時間も働かなかったということだ。

 今の時代、数年前の私も、朝から晩まで働いた。それがサラリーマンでは普通のようである。しかし、こうした働き蜂の時代は、長い人の歴史を振り返るとほんの最近のことなのだ。

 家庭用電化製品をはじめ、本当に便利になってしまった。ご飯も昔のように、窯で焚く必要はない。風呂も薪をくべて沸かす必要はない。一番重要?なことに集中して、無駄なく人生を送る。

 ただ、本当に、それで良いのだあろうか?

 ボランティアで、ゆっくりとした時間を過ごしていると、本当に個性の美がじわっと見えてくるときがある。ありのままの姿。気持のよい時である。

 人生は短いかもしれないが、その中にゆったりとした永遠の瞬間もあるように思う。何もあわてて、一生を送る必要はない!ゆったりと個性の美を味わう聖なる時もあるのだ。

<個性の発見 4/4>

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