イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の怒りとの付き愛かた・・(10/10 感情と付き合う)

2022-04-24 | 第四章「愛とゆるし」

多摩センターから多摩モノレール沿いに松が谷、そして大栗川を渡って日野方面に向かう道は好きな散歩道である。

今の季節も雑草も含めていろいろな花が咲いていて、思わず歩みを止め写真を撮る。そして、花とおなじように自分の多様な感情のことに思いを馳せる。

自分のアイデンティティがある程度定まっていると、自分の感情との付き合い方も上手になってくる。傾聴のポイントの一つに共感があるが、これは共感の一般的な解釈とちょっと違う。よく言われるのが賛同ではなく、その立場であるならそういうなるのも分かる、というような相手の立場に立った理解を伴っての共感だ。

いろいろな自分の感情に出合っても拒否したり逃げたりしないで共感する(感情に共感するとは変かな?)

感情は情動的な側面もあり、怒りなどは自分の中にある種の行動を誘発するような面がある。怒って平手うちなどはその一つだが、そういった怒りとどう付き合うか。

ちょっと冷静になること、一呼吸置くこと。これは巷で良く言われることであるが、もう一つはそういった感情が湧いたときに、そういう感情を湧かせた自分を責めないでその意味を考える余裕が必要なのだろう。

そのためには嫌な感情が湧いても、それを友達のようにいったん受け止める必要がある。「怒るのも無理ないね」と受け止める。そして、情動のままに行動に走ることなく、その怒りの意味を考える。

出来れば自他肯定的なスタンスから考える。単純に憎悪で邪眼になったり、泣き寝入りで身体を壊すなどのない第3の道を考える。そのときに「ありがとう」といった言葉がでるような感謝の領域も探すのも大切なことだと思う。

感情はその人のもつ理想と現実のギャップから起こる。そして理想も現実の把握も結構主観的なもの。解釈が変わることでギャップがなくなるわけだが、感謝の領域を考えたり、時間のスパンを変化させたり、正しい防衛機制(逃避、反動形成、昇華、合理化・・)を考えたり、アイデンティティをさらに考えたりしているうちに最適な現実的な回答を自ら見いだしたりするものだ。

もう一つ、怒りも人間観から考えるのも良いようだ。人間を身体的な領域、生育史からなる臨床心理学的領域、魂というか宗教・哲学の領域と分けて考えて、怒りの元がどこの領域からくるのかを考えると結構整理できたりする。

10/10 感情と付き合う

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