
鎧兜に身を固め、必死に考えているときは、意外と何かに気づくことがない。勿論思考を精緻化したり、理詰めに追ったりすることはできるが、肝心の何かに気づかない、そして思考は空転することが多い。
朝起きて、窓を開けて微かな涼風を身体に感じた時。遠く鶯ののどかな囀りを聞いた時。ほっとして、友達と語らっている時。そんな時に「気づく!」ことがある。
林檎が落ちて、万有引力を発見したニュートン。お風呂で気づいたアルキメデス。そんな、天才による大発見もあろうが、自分のそれなりの人生の中で重要な「気づき」も重要である。
亡くなった父の思わぬ優しさを発見し、自分のどこかに張り巡らせていた呪縛的な考え方から開放される。自分を襲う危機に気づくこともあった。重要な人生の選択に気づくことも・・・
リラックスし、五感を働かし、どこかで自分の見えない心か魂を映し出している時かもしれない。自分の姿に「気づく!」。
これから、「気づき」について数回ご一緒に考えてみたい。
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