イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

心に残る原風景!

2008-12-19 | 第二章「五感と体感」

 脳に日常的にインプットされる情報のうち、約8割は視覚情報だと言われる。聴覚は1割、あとは臭覚、触覚、味覚と続くらしい。

 そんなに多い視覚からの情報であるが、心に残る原風景といったものは覚えきれないほど沢山あるわけではない。

 暗い感情を伴う風景や、明るい感情を伴う風景の記憶、いろいろあるが、心の芯で捕えたような原風景といったものはどうだろうか?

 慈しんでくれた父母の記憶は、視覚だけでなく、聴覚や触覚など複合的な思い出としてある。私の愛の原型もその中にあるようだ。

 そして、不思議に人の生死に繋がる記憶も残っている。弟が生まれて初めて見た時の記憶、子供の記憶。一方、祖父や父の臨終の記憶もある。亡くなった方に最後にお会いしたときの記憶も。

 日々の沢山の視覚情報の中で、残されるもの。大事な意味があるのだと思う。

(写真は西伊豆堂が島 洞窟めぐり)

<視覚2/4>

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