イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

螺旋状にねじれる!

2007-06-25 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

最近になって、ネジレバナを見る機会が何回かあった。小さな花であったので、うまく写真が撮れなかったが、ピンクで可愛い花が螺旋状に咲いていた。

螺旋状で、左巻きもあるし右巻きの花もある。

世の中では、真直ぐでない、螺旋状のねじれたものが意外に多い。DNAの二重螺旋も有名だが、螺旋階段、朝顔などの植物のつる、ネジ・・・・・

上から見ると、くるくる廻っているように見える螺旋でもある。最近読んだ本に、神の存在証明のことが書いてあった。

「十一世紀にアンセルムによって提唱され、十三世紀にトマス・アクィナスによって否定され、十七世紀にデカルトによって復興され、十八世紀にカントによって否認され、十九世紀初頭ふたたびヘーゲルによって承認される・・・」(ハイデガーの思想 木田元著 岩波新書77ページ)

これも、螺旋を上から見ているようなものであろうか。

何で、ねじれて螺旋状になるのかと、考えてみた。

基本的には、両義的な要素がそうさせているのだと思う。直進したいが、留まりたい。真上に上昇したいが、楽に登りたい。・・・

ギリシャ神話の世界も両義的な感情に溢れている。これから自分の事例も考えてみようかな・・

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