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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の原型で元気になる、東京のストーンサークル(心の世界は今も縄文時代も 10/10) 

2020-09-25 | 第九章「愛」

 青春時代のかなり辛いときに、昔の心温まる思い出にふけって、変にならず乗り切ったことを思い出した。皆さんにとって心温まる思い出ってありますか?

 U先生の「生き甲斐の心理学」の知恵の一つに「愛の原型」がある。人生のほとんどが明るい感情の中にあれば良いものの、実際は暗い感情が大半。それが事実のようだ。しかも愛の孤独の中にいれば、どんな人でも変になってくる。そんな時に役に立つのが「愛の原型」である。自分の過去で、自分が愛されていると実感できた心温まる経験とでも言おうか。そんな経験を思い出してみる。はじめは、急に言われても浮かばないがリラックスしてみると一場面思い出すのではないだろうか。そして、その名場面(例えば4歳のときに両親と遊んだ経験)を味わっていくと身体的には緊張が和らぎ和らぎ自律神経が改善したり良い効果まであるらしい。

 さらに、「愛の原型」は他にもあるのだろうかとか、身近な大切な人の「愛の原型」を意識してみたりもすると、自分の「愛の原型」がいくつも意識化されポケットが増えていくようになる。また、自分の「愛の原型」と現実がどう重なっているかを分析するとその重要性に気づく。さりげなく人から「愛の原型」に触れられるときの気分。反対に「怒りの原型」などに触れられたときの悪い気分など。

 また、「愛の原型」をその時々の自分の哲学で評価していくと、どうだろう。幼い頃には気づかなかった無償の愛に気づき高評価になったりする。欧米では聖書の中の雅歌が大切にされているが、人間の身体、生育史、魂(宗教の領域)を考えるとどのようになるのだろうか。こんな風にして「愛の原型」を思索することで、金持ちにならなくても人生が豊かになっていくように思えるがどうだろうか(笑)。

 「愛の原型」と五感・体感との関係を考えると、さらに「愛の原型」が豊かになるようにも思う。あのときのミルクティの香りと味とか、あのときの手のぬくもりとか・・・

 縄文時代に夢中な私なので、最近見た15,500年前の前田耕地遺跡のサケの歯のことをふと思い出した。サケは生まれて川を下り海に出て数千Kmの回遊の旅に出るが、生まれた川の匂いを覚えていて必ず戻って来るとも言われている。その臭覚は余りに神秘的だが、サケに愛の原型があるかは怪しいが、もし「愛の原型」と考えるとほんわかとする。

 さて、写真は町田市、京王多摩境駅近くの田端遺跡から南方面(境川)を撮った写真である。雲がかかってしまっているが丹沢山系の蛭ヶ岳まで本来は見える。大湯遺跡のストーンサークルなどと比べると、田端遺跡は楕円形状のとても小さなストーンサークル。ただ、その位置は冬至の太陽が蛭ヶ岳山頂に落ちるのが見える場所であり、もう一つ気になるのは近くに土器作りの村があったことだ。土器作りなので近くには良質の粘土採掘所があり、そこの採掘所は4500年前から3500年前の約1000年間も掘り続けられていたことが分かっている。それは先人の考古学の成果だ。

 これからが私の妄想であるが、その土器の村でつくられた土器は聖地の土器なので特別で、その鍋の味はひと味違っていたかもしれない(ストーンサークルがつくられたのは3500年前から土抗などがつくられ、実質3100年前とかになるので、冬至の太陽のことを土器作りの村の人たちがどこまで意識していたとは断言できないが)。

 縄文時代のおふくろの味はどんなものだったのかよく分からないが、今私たちがおふくろの味と言って思い出すような、「愛の原型」とも繋がりそうな味だったのではないか。

 そして、聖地に関係者が集まり、鍋で共食すると元気になり明日への力となる。

心の世界は今も縄文時代も 10/10 

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