自分自身に出会うという、ちょっと変なことを考えている。言葉を換えてみると、自分自身が違うように見える時といってよいかもしれない。
幼いころから自己のイメージというのはいつも付いて回ってくるように思う。青春時代は、幼いころのの自己イメージと戦い、新しいイメージをたくさん獲得してきた時でもある。それ以降もいろいろ新しい自分を発見してきた。
ただ、その中でも幼いころの、たとえば自分に対する暗いイメージのいくつかは岩のように残っていたようだ。心のどこかに、無意識の世界に残っていることも。
そういった自己イメージを変えるような、自分自身との出会いとは何か。
その出会いの必要条件として、自分のことを愛するということがあるように思う。貪欲等の自己愛そのものではなく、自分を他人を見るのと同じように、ちょっと間をとって、さらに愛をもって受容するような・・・
カウンセリング理論でお馴染みのカール・ロジャースの6条件で自分に接する、ということだと思う。
さらに、自分自身の幼い頃、若い頃、などに関心を持つことかもしれない。関心を持つことは、先の意味で自分を愛することでもある。
そして、暗いイメージに関して、必要に応じて周りの人に訊いてみるなど、行動してみることかもしれない。
この一年、自分との出会いがあった。6歳のころ、幼馴染を交通事故で失った事件での自分。同じころに、お手伝いさんから言われたこと。私の場合は、ブログを書いたりした行動でハッと新しい自分自身に出会った。
暗い自分のイメージが、不合理に自分を無意識に苦しめる。そんなことから解放された。
優しい読者の皆様のコメント等が、重要な出会いを産んだこともあった。深く感謝をしている。
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