田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

信州では卯の花はこれから 卯月は終わったというのに

2011年05月01日 | 日記

5月1日(日) 雨は外れ 突風が吹きまくる  夜になっても 強い風

昨日、大内道沿いの罵倒観音が倒れていたのを直した。その前に最後の雪で小さい方が倒れたのを誰かが直してくれたのが、また倒れたのだ。コンクリートで土台を作り直すのもよいが、出来るだけ昔ながらのもので修復したい。昨日の作業は土を掘り返し底を平らにして、龍の髭を二列に植えた。この草がしっかり根付くまでは林檎の木で支えを拵えてやった。昨夜の雨で崩れたてはお見なしたがセーフのようだ。

馬頭観音のある土手の反対側にはスズランで花芽を出したばかりだ。まだまだ霜が降りる日が多いと思うが、負けないで欲しい。

土手を左に進みクマザサをかき分けて獣道を進んだ。急坂を笹に脚を採られながら登り切ると東側に下る。フタリシズカの芽が出ていないかと確かめたが姿はない。斜面に立つ唐松の幹に鹿が角でも研いだかの傷跡が生々しい。

更に左に登ると道に出る手前で蕗の花が咲いている。ここは陽当たりが少ないので、今頃になって蕾が開いたようだ。今頃、里では蕗の薹は貴重品になっているのだろうが、この大きさでは口にするには勇気が要る。

今日から5月だが、寒暖計を見ると4月の最低、最高気温が残されている。低い方は-9℃、高い方は22℃もあったようだ。最高気温が20℃を超しながら、今年は寒いと言い、田植えがだいぶ遅くなりそうだと聞いた。

今、外は猛烈な風、使うことのない雨戸が音をたてている。 

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