5月11日(水) お湿りと思っていた雨も激しく降る 昼も 夜も 激しい雨
朝は静かに降る雨で明けた。雨が降ってくれると云うことは外仕事は休める。畑も花壇もバラの垣根を作る作業も今日は予定から外した。
だから何もない一日を過ごすと云うわけではなく、宿題と云うか俺におハチが廻ってきている作業がたまっている。夕べ、社協報の編集会議で何気なく地域の断水騒ぎのことをしゃべったら、それを記事にしたら ・ ・ ・ と声に押された。もう一つは前から言われていた原稿を丸々書き直して昼前にメールに添付して済ませた。
外は朝の雨とは代わり本格的に降り出している。一昨日まで花が勝っていた桜も、今は重たい雨に花も葉も下向きになっている。
散る運命にある桜、青空に舞いながら散るものと、雨に打たれて直線的に地面に落ちる桜がある。どちらが良いかは解らないが、俺が桜になれるのなら青空を選びたい。しかし、それと同じくらいに思うのは、ほんの少し、僅かな霧雨のようなものでよいが湿り気の中に散っていくのを選びたい。桜は何を思うのかは解らないが、昨日の命は最期の艶やかさを魅せてくれていた。
一連の春の花は桜で幕を下ろすのかと思っていたが、土手から立ち上がっているエゴの樹?それともカイドウ?蕾を一杯付けて雨をしのいでいる。花が開いて雨に打たれると下を向くが、蕾の時は上を向いて雨に向かっている。しかも、ガラス玉のように光る雨粒負けない勢いがある。
午後3時ころは一番激しくなった雨。その雨にも、自然樹の蕾にも負けずに俺は「町活センター総会」の打合せに向かった。
東日本震災ボランティア体験談をお願いするHさんの熱い口調が耳に残る。