5月18日(水) 昨日の雷雨で急に涼しくなった 一日中青空
午前中はヤッツケ仕事で出たり入ったりの慌ただしく動いた。陽の光を受けて運転していると熱い、それではと窓を開けると寒い。こう言うときには適度な温度のエアコンを入れるのだろうが、俺は嫌いだ。東京にいたときにはエアコンが無くてはならなかった、暑さよりも空気の臭いで頭が痛くなるのだ。
昼前に戻り一仕事、2時過ぎに裏山へ軽い気持ちで出かけた。家を出て直ぐに、紅シジミが道の脇の草むらに沢山いる。ハルシオンで蜜を吸っている姿は初めてみた。
直ぐ近くではタンポポの丸い綿毛種の上に止まっている。この蝶の体重は維持できそうなタンポポの羽、タンポポは蝶が飛び立つことを知ってそれを利用しようとしているのだろうか?飛び立つのをだいぶ長い時間(数秒?)待ったが、一向にその気配はない。
何時もの散歩道を外れて昨年来てみた西側の山へ向かった。落ち葉が積もる木漏れ日の中に足を踏み入れると直ぐに出くわしたが、ヒトリシズカだった。昨年は花を見ることができず、フタリシズカと判別が出来なかった。花を見れば一目瞭然全くのヒトリシズカだった。
更に奥へ向かい昨年見つけた群生地へ通りつくと遅かった。既に花は咲いてしまっている。芯にゴツゴツとした花柄がついているだけ、去年は種を見ることも出来なかったが、来年は一面ヒトリシズカ?を必ず目にしよう。
大きく迂回をして今まで歩かなかった道へでると、底には薄紫のイカリソウが咲いていた。既に花が落ちてしまったも、これから花を付けるのか濃い赤紫の艶のある小さな葉を持った若い芽が見える。まさか、ここで自然のイカリソウに会えるとは思わなかった。近くの町では人工的に増やしていると云うが、自然が育ててくれる環境があることに感謝しよう。
更に進むとここには三本のヒトリシズカが咲いていた。不思議だ、俺が求めたていたものが一気に見ることができた。
何時もの道にでるとムラサキケマンが一本だけ正面に咲いている。登り切ったところで少々休憩、太陽は既に西の山に遮られ急に風が冷たく感じられた。
この自然がいつまで保たれるのだろうか?
今年の秋までには鹿の害から農産物を守るためにフェンスを播磨えぐらすと云うが ・ ・ ・