田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

藪から棒 ならぬ やぶ ~ 蛇

2011年05月19日 | 日記

5月19日(木) 晴れ   高気圧に覆われたという 風は涼しいが 熱い

野暮用で今日も午前中がつぶれた。午後は6月の上旬に開催するボランティア集団の総会に併せて、東日本震災救援ボランティア体験談を話してくれる方とプロジェクターの試験映写を試みた。順調に作業も終わり、家に戻ったのは4時頃、急いで昨日の裏山へ行き、気になっていた花を再確認した。

黄色い花はどこにでもありそうな花だが、葉の形が菊のような切れ込みがあり子どもが描くチューリップの花のようにも見える。

落ち葉が重なる開けたところに細い軸ながらしっかりと立っていた。図鑑で名を調べるとヤブヘビイチゴとあった。草むらで見れば、ウマノアシガタやクサノオーと同じように見過ごしてしまっただろう。ただ、名前が蛇というのがイヤだ。

昨日は事なく歩いたのだが、今日は近道をして、落ち葉や枯れ枝の積もっているところ直行し、家に向かった。歩くたびにガサガサ音がするが、なにか軽い音が足下で聞こえ、見ると蛇だ!!ものすごく太い蛇がとぐろを巻き俺に向かって鎌首を上げている。俺は人一倍蛇に弱い ・ ・ ・ タマゲタ、慌ててカメラを構えて ・ ・ ・ 写真を見ると鎌首は枯れ枝だったようだ。それでも俺が蛇を見つけるよりも、蛇が先に俺を見つけたので若しも、大蛇だったら、このようにパソコンに向かっていることはなかっただろう。

このあとは地面に睨みをきかせて一歩一歩あるき、方向を変えて正しい道に向かった。足下には薄いブルーのスミレが綺麗だ。

この時期にスミレが咲いているとは思わなかったが、次には濃いブルーで紫に近いスミレに出会った。

地面近くに咲く花は花の期間が長いのか、春先にみたカキオドシも咲いている。

やっといつもの散歩道にでると、上から覆い被さるように垂れ下がるチョウジザクラは小さな実を付けていた。これも熟すまでには鳥たちの格好の食い物になるのだろう。

太陽の光が弱くなった道の脇ではツリバナが咲きだしていた。秋には実が弾け美しい姿を見せてくれる。

道に出るとあとは転げるように急いで急な坂を下った。下の方の田では明日にでも田植えをするのか代掻きの手直しをしていた。

なっぜか ノスタルジック  夕闇がせまる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする