田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

災害は忘れた頃に と云うが 炊きだしとボランティア

2011年06月07日 | 日記

6月6日(月) 晴れ    爽やかな風 外は暑いが 家の中は涼しい

 昨日の話なだが、ボランティアグループの集合体「立科町町民活動センター」と云う団体の総会が開かれた。大層な名前だが社会福祉協議会と連携しながらも、独自な活動を展開している。

総会は日曜日の午前中、田植えも終えたところで町内の多くの人は一休み、出席が危ぶまれるとStuffは心配顔で準備に勤しんだ。開始時間になると町バスの時間に合わせたように一気に人が増えてひとまず安心というところ。

総会が始まるとこれまた見慣れぬ顔が目に入り、質問攻めに遭うのかと少々トーンが下がりがちだったが、議長の簡潔明瞭な議事進行で予定通り1時間で幕を下ろすことができた。

このご時世ということで、会議だけに人に集まってもらうには申し訳ないと、炊き出し体験をすることで昼食を共にするプログラム。アルファ化米(干飯)に湯を注ぎ入れるのが、当初は6literと思って準備をしたが、箱を開けてみると8literと表示されていた。手順と云うほどのものではないが、ダンボール箱を開けば、全て整っている。箱の中には弁当用のパックが入っているが ・ ・ ・ 全員参加の炊き出し体験では、手のひらに広げたラップでオニギリを作るのが、心一つになれることにつながる。

1.  段ボールの中から各材料を取り出す
アルファ化米、具材、衛生手袋、弁当容器(紙カップ)、炊飯用内袋、しゃもじ(おたま)、割り箸(スプーン)、ビニール紐、輪ゴム()を取り出してください。

2.  脱酸素材を取り除き、米と具を入れる
炊飯用内袋を段ボールへ広げ入れ、その中に米と具を入れます。

3.  熱湯または水を注ぐ
熱湯または水(20)を注水線まで入れ、よくかき混ぜてください。

4.  密封し、しばらく待つ
炊飯用内袋の上部をビニール紐で固く結び、熱湯で約20(水の場合は約60)で、食べられます。

5.  盛りつけ
炊きあがったらよく攪拌する。手の上に広げたラップに、ご飯をおきラップを閉じて形を整える。50食パックで100個くらいのお握りが作れる。

たりない湯を急遽沸かすには時間がかかるので、ポットにいれた麦茶を2liter、これが功を奏したのか正に茶飯そのも、炊き込みご飯もひと味加わり最高のできとなった。

テーブルを囲み歓談を食後のデザートに楽しいひとときを過ごしたとは、東日本震災復興ボランティア活動体験報告を聞く催し、立科町でも社会福祉協議会が今月末に3泊4日で宮城県に行くことになっている。実際に体験した現地の話を聞こうという人も後から集まり、有意義な一日となりました。

この日の詳しい報告は「立科町町民活動センターblog」をご覧いただきたい。

http://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi/e/9f23d5c625b9d6f3a3be0baa6021630b

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