田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

似て非なるもの 興味のないものは一派一からげ

2011年06月17日 | 日記

6月17日(金) 曇り  梅雨らしく涼しいが 雨が少ないのがきになる

北側の石積みには雑草が生えるのを防ぐためにジャコウソウを植えた。まだ咲き出したばかりだが、似た花にイブキジャコウソウがあり、どちらも同じような香だが、葉の形がことなる。少し花に興味を持っている人は「タイムが良い香りですね」と云ってくれる。

この二つの違いは花の形はほぼ同じ、色はイブキジャコウソウの方が濃い色をしている。葉の形はイブキが付く方は玉子型を細長くしたようで、もう一方は細くとんがっている。しかし、集落の婆さまは「芝桜咲いたようだね」とどこから見えるのか?それとも他の場所のことをいっているか?我が家に芝桜はない。

同じように婆さまの畑からよく見えるところにムギフウロウが咲き出した。これには「コスモス早いね」云う。ムギが穂が空に向けて立つ頃に咲くのでムギを冠にしている風情のある花だ。

梅香卯木は沢山の花を開きだしたが、昨夜の雨の花が落ちているかと思ったが、皆しっかりと開きカップのような花で水を受けていた。ヒラタアブは一夜の雨宿りをこの花で過ごしたのだろう。

これからは本格的な夏に向かって次々に新しい花が咲くが、昔ながらの花とハーブなど地のものでない花には違和感があるようだ。土地の呼び方にある花なら良いのだが、それに似ていれば、全てそれに合わせて呼ばれる。花はどう感じているいるかは分からないが、小さな花の前でカメラを覗き込んでいるのも、馴染みがない姿ととらえられているようだ。

 

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