田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

梅雨空に似合う花たち

2011年06月12日 | 日記

6月12日(日) 曇り    涼しい  昼からは 静かに雨が降る

いつになったら花を開くのかと硬いつぼみのままだいぶ長いときが経った。梅雨も本格的、静かな雨に合わせたように梅香卯木の一番花が開いた。 

裏山から張り出した枝にも沢山の白い花を見せるニセアカシア、花は雨粒の重さに耐えかねて落ちてくる。この木は地域では嫌われ者、繁殖力が強いことでそこら中にばらまかれる種によって芽がでる。 

昼前に外へ出ると柿の木に見慣れぬ塊が着いていた。この木は今まで花も実も見たことがない黒柿、床柱に使われるということで苗を買った。桃栗三年柿八年、確かに、俺がこの地に移り住んで10年だから、柿も花を見せるのが初めてだろう。実がなるのを楽しみにしていよう。

 我が家の花たち、この季節は紫か白の花ばかりが目に付く。唯一、草むらでピンクの可愛さを見せるのがカラスノエンドウ。花の可憐さには似合わずツルは木々の枝に絡みつき、いやがられる。実が着くまでもう少しだが楽しませてもらおう。

午後5時を過ぎたころ、Mがストーブに雀がいると云う。まだ煙突の中でバタバタと羽ばたいているが、屋根の上の煙突の入り口から落ち、雀からは上に小さく空が見えるのだろう。それに向かって羽ばたくのだが、ヒバリのように直線的に上には飛べないようだ? ・ ・ ・ 焚き口まで降りてくればビニール袋を広げてあるので直ぐに外へ出してやる。人も穴へ落ちれば上に登ろうとするだろうから雀も同じ感覚を持っているようだ。

やがてガサガサと音を立てながらビニール袋に飛び込んできた。直ぐに袋を外へ運び出したがチュンとも云わずに飛び去った。

 何時もより寒さを感じるが、北側のエゴノキもやっと花を開きだした。

 白い花は梅雨に似合うが梅雨明けの雷には何が似合うのだろう

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地域が代わり 人も替わる ボランティアを学ぶ

2011年06月11日 | 日記

6月11日(土) 激しい雨 午前中には小雨 午後には青空も見えた

11時に町のMさんのお宅により彼の車に乗り換えて小諸に向かった。小諸へ行くのは久しぶりになるが、千曲川沿いのグリーンロードの景色は6月ということもあり、相変わらずの濃い緑と岩肌には水のしたたるのを見せていた。途中、道の脇には垂れ下がった野バラの白さが眩しいほど緑に映えていた。

小諸ボランティアセンターに行く前に、駅前の停車場ガーデンなる園芸植物と食堂を兼ねている店で昼飯を摂った。ここは地産地消をテーマとして地元の食材を様々な形にして食べさせてくれる。前回は待ち時間が長くなるのでパスをしたが、今日はM氏の顔で開店15分前に席をとった。

食事を終えてゆっくりとしたあとボランティアセンターに到着。ここでは『ボランティアセンター利用者の集い』が開かれると云うことで参加させてもらった。M氏は日頃から小諸でも傾聴ボランティアでこられているようで、コーディネーターとも顔なじみ、また、参加者の多くと知り合いで頼もしい先輩だ。

ボランティアセンターの事業報告、建屋の夜間管理など小諸なりの難しさがあるようだが、市民のボランティア団体の代表が45人、男性が多くを閉めているのには驚いた。

自己紹介のあとはそれぞれの団体の活動状況、個別の対話による情報交換など、議論や意見交換が多いのが良かった。2時間半が短く感じたくらいに参考になることが多かった。最後の締めは歌に振りを付けたダンスでお開きとなった。 

土地が代わり人が替わることでボランティアの在り方も変わるのだろうが、何か共通したものを感じるとることができた。

家に戻ると4時を少し廻ったころ、朝の雨の気配は感じられないくらい晴れている。花壇にはヤブイチゲが一面に増えてしまった。

なんとなく、心地よい疲れを感じている。

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濃い朝霧 

2011年06月10日 | 日記

6月10日(金) 霧     薄日が射す   蒸し暑さを感じる

朝は僅かに雲が紅に染まり晴れるのではと思わせた。しかし、山にへばりついていた霧がどんどん濃くなり日の出時刻には直ぐ近くの神社の森も見えなくなった。

やがて明るくなると霧もやの仲、裏山との境の背の低いニセアカシアの白い花が目立ち始めた。この花も命は短く、やがては雨となって降り注ぐようになる。アカシアの雨、花つぶが雨のように落ちて来てそれに打たれて死んでしまうと云う。なんとももの悲しい歌詞なのだが ・ ・ ・ 確かにこの花びらが散るときには茶色く変色して見る影もない。ノーテンキな俺には、雨に打たれて死ぬのは無理な話だがメロディーだけはなんとなく思い出す。

 だいぶ明るくなったので、外に出てみると地面にはうすく影が落ちている。我が家の苗木畑(立派)では去年挿し木をした柏葉アジサイが小さな花を開いた。ここを苗木畑と命じたのは、俺が草刈り木で再々首を撥ねるから、丸太で囲い立ち入りを禁じられたところだ。

 黄金シモツケも挿し木をして大きく育てたが、今では実生の苗が雨水の流れに沿って芽を出している。しかし、この花の名が思い出せない。以前このブログで教えていただいたように思うのだが ・ ・ ・ こう言う全く記憶から抜けていることを忘却というのだろう。花のだから良いようなもの、我が家の太陽ともなるMの名や顔を忘れ去る日が来るのはいつ頃なのだろうか?身の回り目の付くところに書き殴って置けば忘れることはないと思うが ・ ・ ・ 後ろではムリだと云う声が聞こえる。

 庭の中央に大きくなりすぎたハマナスが満開になっている。一日花として蕾から花へ変身するときに最高の香をふりまき虫たちを集める。朝に開き夕方には花の形が崩れる。一日を一生としていきる姿を見習いたいものだ。

 なんだか寂しい方向に思考が偏るが、フタリシズカと云う植物としては賑やかな者がいた。普通は2本立ちとなるのだが、これは5本に分かれていた。裏山との境の木陰で子孫を可能な限り増やそうとしたのだろうか。

 草だらけの庭の外れ、こういう所がこの花として、居心地がよいらしい。陽当たりの良い庭では白い花は消えてしまったが、この木陰では西日が僅かに当たる程度。根は草に覆われ常に湿り気を持っているようだ。シュンランと云う蘭の仲間ではないのだが、名ばかりの蘭と云うことだろう。

この冬は今まで以上に寒さが厳しかったと誰もが云う。 このイブキジャコウ草も寒さに強いと聞いていたが、雪溶け水が凍り一冬氷に閉ざされたことで匍匐していた先のは枯れてしまった。

朝の薄い陽射しも直ぐに雷とともに雨、昼前には止んだが再び雨、予定していた草刈りは来週に持ち越されることとなった。

 

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蝶よ花よと昼飯前の ひとときを楽しむ

2011年06月09日 | 日記

6月9日(木) 晴れ   蒸し暑い日中  夕方には雷と激しい雨

昨日打合せを済ませた歴史研究会総会の案内ハガキを刷り上げた。総会を今頃?って思う人も多いだろうが ・ ・ ・ この町では4月五月はタブーとなっている。行政がらみのこともあるようだが、参加する者の多くは田んぼの代掻きや苗代、田植えと忙しい。また、観光地では5月の連休は代き入れとき、梅雨に入ると時間が取れると云う。尤も総会の会計報告や諸々の書類は既に3月に仕上がっているので慌てることはない。

なんとなく心の余裕(ウソ)を装うが、直ぐにため息がでる。“ため息は幸せを吐き捨てるよ”と云われたことを思い出したときに、庭を目立つ姿で何か横切るのをみた。急いで外に出ると ・ ・ ・ キアゲハが花から花を飛び移り、最後はムシトリナデシコに止まった。 

止まると云っても翅は常にバタつかせている。アゲハチョウは胴体が重いのでジッと止まっていることは出来ないのだろうか? 

キアゲハの目の前を直線的に飛ぶ蝶が戻るようにして、アザミに止まった。こんどは止まったまま動かない。翅を広げてもらいたいが、だいぶ長い間待った。開きかけの花の蜜を吸い上げているが、胸も胴も全く動かない。蜜を吸うのに、どのような装置を持っているのだろう?

草むらを歩き大内道の脇まで来るとクマザサの上に姫裏波蛇の目蝶が止まっていた。なぜか触角を上下に動かし、首を振り、体中の毛を逆立てている。 

瞬間的な動きで少々ピンぼけだったが、蝶の縄張り争いが起こったようだ。姫を冠にしている蝶と云えども、猛烈なアタックを掛けてシマを争う姿は怖いものだ。もう一度シャッターをとその場で待ったが、姿を現さなかった。 

畑を一回りして草むら(ハタケもクサムラだが)を歩き、アカツメクサの咲いているところで腰を降ろした。アザミに止まったモンキチョウの食草はアカツメクサ。ここでは、翅を広げた姿が見えると暫し待つことにした。白樺の梢の方から転げるように舞い降りて草に止まった蝶がいる。翅を閉じた姿から、ウラギンヒョウモンチョウだろう。この手の蝶は翅にも特徴はあるが顔の形がよい。愛くるしい目鼻と触角の先端が大きいのも興味をそそる。

爪草の集合体の花ひとつずつに口吻を差し込みながら、花の上をらせん状に歩く。翅を広げたり閉じたり、裏翅の美しさとは対照的に表は闘争的に見えるのは俺の先入観だろうか ・ ・ ・ 

間近で見る顔は意外にも闘争的なのか、近頃はは豹柄のタンクトップは姿を消しているように思えるが。ここまで顔に近づけるまでにはそれなりのことがあるのだろう。

だいぶ時間を掛けてしまったが、家に向かうところでデージーの花に紅シジミが止まっていた。余り色が派手でないので雌なのだろう。何かの幼虫がいるのか近づくとパッと飛び去った。

入れ替わるように止まったのはヒメウラナミジャノメ、先ほどの激しい闘争にエネルギー補給なのだろう。

昼飯時間 が過ぎたと思ったが ・ ・ ・ 時計を見ると1時過ぎ、飯は前は午前中と云う医者の言葉を思い出した。

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キジ 犬 と揃ってはいるが 桃太郎にはほど遠い

2011年06月08日 | 日記

6月8日(水) 晴れ 少しだけ蒸し暑さを感じるも 風は涼しい

いつもは早朝に姿を見せるキジ、彼は我が家を縄張りの一部に取り込んでいる馴染みのヤツ。今日は昼日中、昼飯時に雄叫びを上げに来た。昼飯の時間が遅いと云うのか、それとも鬼の征伐に向かうために仲間を集めに来たのか、眼光の鋭さから覗えるのは緊迫している様子だ。

 キジの雄叫びを耳にしながらも我関せずに、Algoは椅子の脚に頭を寄せてTVウォッチングと決め込んでいる。

雄叫びを上げたあとは草むらに身を沈めて辺りを窺っている。金色に輝く目はノーテンキなAlgoとは比較が出来ないほどの厳しさを見せた。

俺が腹の中で“緊張感のないヤツだ”と思っていると、Algoは姿勢を変えてポーズを取る。ゆっくりと尻尾を振りながらもなんとなく、めんどくさいと読み取れた。

一方、外のキジは草むらから姿を現し歩く方向を変えた。キジ、犬、サル、カニ、サルが誰とは云わないが、桃太郎に探してこいと云われたように、厳しさを一段階レベルアップしたようにこちらを睨む。何奴も役立たずとゆっくりと歩き出し、この場を去ることにきたようだ ・ ・ ・

俺的には“可愛い子には旅を”と云うことで、Algoをキジの元へ送り出すことも ・ ・ そんな思いが過ぎると以心伝心か、Algoの顔は何故か厳しいく俺を睨んだ。

話は飛ぶが、近頃はキジウチやハナツミは通用しなくなったと聞く、ヤマガールなどが増えた所以なのだろうか? 

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災害は忘れた頃に と云うが 炊きだしとボランティア

2011年06月07日 | 日記

6月6日(月) 晴れ    爽やかな風 外は暑いが 家の中は涼しい

 昨日の話なだが、ボランティアグループの集合体「立科町町民活動センター」と云う団体の総会が開かれた。大層な名前だが社会福祉協議会と連携しながらも、独自な活動を展開している。

総会は日曜日の午前中、田植えも終えたところで町内の多くの人は一休み、出席が危ぶまれるとStuffは心配顔で準備に勤しんだ。開始時間になると町バスの時間に合わせたように一気に人が増えてひとまず安心というところ。

総会が始まるとこれまた見慣れぬ顔が目に入り、質問攻めに遭うのかと少々トーンが下がりがちだったが、議長の簡潔明瞭な議事進行で予定通り1時間で幕を下ろすことができた。

このご時世ということで、会議だけに人に集まってもらうには申し訳ないと、炊き出し体験をすることで昼食を共にするプログラム。アルファ化米(干飯)に湯を注ぎ入れるのが、当初は6literと思って準備をしたが、箱を開けてみると8literと表示されていた。手順と云うほどのものではないが、ダンボール箱を開けば、全て整っている。箱の中には弁当用のパックが入っているが ・ ・ ・ 全員参加の炊き出し体験では、手のひらに広げたラップでオニギリを作るのが、心一つになれることにつながる。

1.  段ボールの中から各材料を取り出す
アルファ化米、具材、衛生手袋、弁当容器(紙カップ)、炊飯用内袋、しゃもじ(おたま)、割り箸(スプーン)、ビニール紐、輪ゴム()を取り出してください。

2.  脱酸素材を取り除き、米と具を入れる
炊飯用内袋を段ボールへ広げ入れ、その中に米と具を入れます。

3.  熱湯または水を注ぐ
熱湯または水(20)を注水線まで入れ、よくかき混ぜてください。

4.  密封し、しばらく待つ
炊飯用内袋の上部をビニール紐で固く結び、熱湯で約20(水の場合は約60)で、食べられます。

5.  盛りつけ
炊きあがったらよく攪拌する。手の上に広げたラップに、ご飯をおきラップを閉じて形を整える。50食パックで100個くらいのお握りが作れる。

たりない湯を急遽沸かすには時間がかかるので、ポットにいれた麦茶を2liter、これが功を奏したのか正に茶飯そのも、炊き込みご飯もひと味加わり最高のできとなった。

テーブルを囲み歓談を食後のデザートに楽しいひとときを過ごしたとは、東日本震災復興ボランティア活動体験報告を聞く催し、立科町でも社会福祉協議会が今月末に3泊4日で宮城県に行くことになっている。実際に体験した現地の話を聞こうという人も後から集まり、有意義な一日となりました。

この日の詳しい報告は「立科町町民活動センターblog」をご覧いただきたい。

http://blog.goo.ne.jp/cyoukatutowntateshi/e/9f23d5c625b9d6f3a3be0baa6021630b

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梅雨の中休み 山の花も一息というところ

2011年06月04日 | 日記

6月4日(土) 晴れ   眩しい 青空    午後には 雲が広がる

久しぶりの朝日、梅雨も中休みと云うことだろう。庭に降りると昨夜は雨でもづったかのように草はしっとりと濡れている。夏の朝露なのだろうか?慌ててスニーカーを長靴に履き替えた。

庭を東側から歩き出し、草を踏みながら進むと不器用な飛び方で黒い蝶が低く飛ぶ。高く低く激しく飛び急に草の上に止まった。ここは朝から太陽が当たっていたので水滴はないが一休みと云うことらしい。季節が変わりヒメジャノメ蝶も初々しさを持っている。

翅を閉じたままの姿勢で長い間動かなかったが、急に開き途中で閉じる。しばらくしてまた広げるが直ぐに閉じる、彼らの呼吸に合わせているのか、リズムをつかむのがムズカシイ。

初々しさと云うと花の姿は見慣れているが、うすいピンクに染め上げた蕾が美しさを引き出している。清貧とでも云うのだろか?庭では偶然にも刈り払い機の刃を免れ、ハルジオンはこの花しか辺りには見えない。

太陽の光でこれほど表情の変わる花はあるのだろうか?雨や曇り陽の出ないときの花の表情は悲しそうだ。陽の光を受けると純白と思っていた花芯がうすく紅を射しているように見えた。

庭をでて裏山へ向かう急さかを登る。一気に登り切りそこで夏草の釣船草の若芽が出ていないかと探すがみあたらない。ガマズミもまだ硬い蕾で花の白さすら思わせない。何時もの散歩道も冬のときとは異なり、落葉松の葉が繁りだしたので木漏れ日程度の陽射しになっている。落葉松や赤松の生える斜面を下ると白い花を付けた木にある。俺は初めて見る木だ。

近くで見ると花びらよりもシベの方が長く先が黄色くなっている。花の名を調べるが ・ ・ ・ 図鑑ではこれと云って特定する花は見当たらない。

庭に戻り花壇を見回していると見慣れない白い花が隅で咲いている。葉からすればアヤメでもなく、アイリスに近いように見える。近づくと花がついている軸は地面から直接でていて葉は存在しない。花も芯はどのようになっているか?全てが純白なのだろうか?もう少し経過観察をすることにしよう。

蕗の葉ではヤマトシジミが翅を広げたまま動かない。何時もは落ち着きのない飛び方でとどまることがないが ・ ・ ・ なんとなく疲れた風情をしているが、夏になると元気よく飛び回るのだろう。

朝の散歩、三十分くらいの予定が戻ってみると2時間近くになっていた。久しぶりの青空と太陽、庭も山も生き活きしている姿見えた。

午前中からいそがしく動き回り、午後は明日開かれるボランティア団体総会の準備がある。

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野菜も草 草と野菜の混植

2011年06月03日 | 日記

6月3日(金)  曇り  雲は高く 薄日が射す 

たっぷりと湿り気を帯びた畑、草は元気に青々としている。苗ポットでは大きくなりすぎて底から沢山の根が地面に伸びている、4月に起こした畝に、生ゴミから作った堆肥を入れて再び起こした。

あえて畝を起こすのは土を柔らかくするよりも、草たちの勢いを落とし野菜の育ちを応援する意味を持っている。本来なら不耕起育菜として苗を植えるところだけ草をどけて、入れ替わりに野菜の苗を入れる。これが正しいのだが ・ ・ ・ 草と野菜と同じ高さになると草を刈るときに野菜も同じ運命をもたらすことになる。

俺の畑仕事をジャマするかのように、いろいろな蝶が顔を出しては飛び去る。彼らが目に入るとど~してもカメラを手に畑から離れるので時間が取られてしまう。食草はタデ科植物だと言う。彼らの繁殖に必要とするスイバ、ギシギシなどを刈り取るのは本意でないが、畑の周辺にはいくらでも生えている。卵もタデ科植物に産みつけられると云うので畝の草くらいは刈り取ることを勘弁してもらおう。

伸びすぎた苗を全て畑に移し、挿し木を植え換えたその後を見に行くと、こちらも草に埋もれていた。箱根卯木、ピンクのハマナスなど周囲の草を刈り払った。

草刈り機のエンジンを呻らせ、を大きく左右に振り回し扇型に草をなぎ倒していると、ウスバシロチョウが不器用な飛び方でパタパタとデージーにたどり着いた。エンジンを止めてパチリ、この花も植えたわけではないがデージーと呼んでいるがジャスターデージー?集落の道の脇に沢山は生えているが、蝶や虫たちに敬意を表し草刈り機の刃には当てなかった。

雑草と一括りにされているが、それぞれに花を咲かせ種をこぼす、虫たちには貴重な存在なのだろう。

 

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暦の先取り 入梅空 

2011年06月02日 | 日記

6月2日(木) 曇り   雨    雨  梅雨寒

 夜明けは僅かながら東の空が明るくなり、晴れるのかと思った。西上州の山並みが雲の上から頭を和すかにだしていいる。雲に隠れては再び頭を見せることを繰り返したが、やがてシトシト雨と共に姿を消した。

梅雨入りは6月のカレンダーと暦の上で始まると思っていたが、カレンダーには6月11日とある。旧暦では5月、五月雨となっているが、梅雨明けはいつとは書いてない。今年の4月から5月は雨が少なく、畑の土はパカパカに乾いて種を蒔く気にもならなかった。しかし、5月の後半からは雨が多く、それに比例して草の伸びるのが早い。雨が多すぎ、しかも強い雨が降ると野菜の種を蒔いても流れて、芽をだしたのを見ると畝を流れた水の道にそって芽を出している。

日曜日のボランティア団体の総会に向けて準備が整わない。レジュメだけは俺の仕事とおもって責任を全うしようと思っているが、他の作業がどの程度進んでいるのだろうか?メールで確認するにも返信では肝心なことが書かれていないことに不安が過ぎる。それぞれワケがあるのだろうが ・ ・ ・ ボランティアって滅私奉公でなければ出来ないのだろうか?

愚痴が多くなるこの頃、口には出せないが ・ ・ ・ 文字にするだけでも気が晴れる。

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衣替え それには寒すぎる一日 明日こそはサマータイム

2011年06月01日 | 日記

6月1日(水) 曇り   寒い   冷たい 昼 過ぎから雨 

SalaとAlgoを連れてドライブっとシャレたものではなく、フィラリヤと8種混合のワクチン接種のためでかけた。Algoが来てかSalaはほとんど車に乗ることはなく、今日も一年ぶり少々不安げな声を上げながら耐えていた。 

診察台に乗ったSalaは年一回のワクチンの注射よりも、爪切りが苦手だ。家では俺が押さえてMが切るのだが、オッカナビックリ望む我々の心情を察してかなかなか納得のいくようには切らして貰えない。爪を深く切ると血管が切れて血が出るのだが、そえを電熱焼きごてで焼くことで止血となる。爪を煎じて飲めと聞かされたことはあるが、まさか犬の爪の煙を嗅がされるとは思わなかった。

帰りの道中は彼らは苦手な注射を済ませたことで、自信に満ちた余裕で流れる景色を眺めていた。いつもな家の中でチョッカイを出す、内弁慶Algo仲良く顔を付き合わせていた。

6月に入ると急にテレビでサマータイムのことが取りざたされている。俺てきには大賛成、朝飯の時間を早くして夜は早く消灯時間が来ればよいと思っている。朝飯時間を早くということは以前から思っていることが口にしたことはないが、テレビの話題からMにサマータイムのことを云うと返事がない。彼女は夜は遅い。俺より遅くまで起きていて、あると俺が目を覚まし時計を見ると2時半だったがまで電気がついていた。

サマータイムの返事がないので再び聞くと、言葉は聞き取れなかったが否定の意味だった。結局我が家のサマータイムは却下となった。

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