すべての大学ではないのかもしれないが、私の在職していた大学の図書館のOPACが許可がないと見れないことになった。
ある日いつものごとく大学の図書館のホームページに入って図書を探そうとしたら、許可がないと出た。それで先日大学へ出かけたときに図書館で知り合いに聞いてみたら、メディアセンターで許可をとってパスワードをもらってくださいという。ちょっとした講習を受ける必要があるようだ。まだ申し込んでいないが、情報のオープンと逆行することである。
そのうちに国会図書館もそうなるのではないかと恐れている。確かに心ないクラッカー(?)がいることは事実だが、それはほんの一部の人だろう。もっともその人が大きな災害をインターネット社会にもたらしているのだが。
インターネットで何でも出来るというのは幻想であったのだろう。もちろん、インターネットから送金も出来る。そういう時代ではあるが、まだまだ制約も多い。
少なくとも情報を公開するということは大事なことなのだが、それがどれくらい実現するかは難しい問題を抱えているということだろうか。