昔高校で習った順列・組合せにこのごろ関心が出てきた。この分野は不得意な分野なので出来る限りタッチしないようにしてきたが、いつかはきちんとやらなくてはと思っている。
確率・統計とあわせて不得意な分野の一つである。いま系統的なものではないが、順列と組合せについてのエッセイを書いている。これは順列と組合せについての区別がはっきりしないというのを「3びきのこぶた」ではこぶたの立場かおおかみの立場かによってはっきりさすことが出来たという黒田俊郎先生の文(「数学教室」1月号)を読んだからである。
しかし、ある場合には組合せとも順列とも考えられる場合があり、やはりその区別は難しいところがあるのではなかろうか。その点をはっきりさせてみたいと思っている。
それと以前に作成した「電気電子工学科ミニマム」の確率・統計分野を補充することも必要なのだから、いろいろな動機はあるのだ。