【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

りっけん首都圏の黎明期を支えた、連続4選の大野まさき多摩市議がまさかの惜敗

2023年04月26日 17時21分16秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
 枝野幸男さんが設立したりっけんの首都圏の若手市区議の選挙運動を支えた、大野まさき多摩市議会議員がまさかの落選をしていたことが分かりました。大野さんは1968年4月生まれで、27歳で東京都武蔵野市議に初当選し、連続3期。その後議席を失い、大河原雅子国会議員の秘書を経て、2010年補選から民主党公認多摩市議となり連続4選していましたが、日曜日の選挙で惜敗しました。

[画像]立憲民主党がきのうの常任幹事会に提出した資料の一部。

 大野さんは当初は「市民の党」でしたが、こちらは完全に絶交しています。大野さんは選挙上手だとそちらの残党のグループでも知られていますが、新生党出身の岡田克也幹事長の事務所ではその名は知られておらず、私がきのう大野さんの話をしていました。が、日曜日に惜敗の結果が出ていることを今日知りました。

 大野さんは、首都圏の選挙のやり方が分からない立憲の市議・区議候補を現場で指導。首都圏を回って、現場で補えることは補えました。実は4年前から大野さんは前半戦に各地の応援に回っていて、後半戦の自分の選挙は大丈夫かと懸念する同志の声はSNSで散見されていました。

 自民党、公明党、共産党でこの役回りをしている首都圏の地方議員はいないと思います。

 私はきのう岡田事務所で「旧民主党はバラバラだったけど、立憲は公認漏れの仲間には為書き一枚寄越さない方向でまとまっている」と皮肉を言いました。前半戦の最終日に、元民主党衆議院議員の応援を受けた候補が、そのままこの駅頭でマイク納めをするのか、選挙事務所でマイク納めをするのか「決めていない」「これだけボランティアの人が集まってくれたから、マイクが使える時間帯に地元地域を街宣車で回したい」という現場で起きた混乱を、大野市議と私で納めたこともあってか、当選につなげました。その時、たった一人の「他の都県連とはいえ、党員である現職」が2週間後に現職でなくなってしまい残念です。

 多摩市議会は、勉強会で知り合い早稲田大学政治経済学部の同窓でもある元市長候補の議員が仲間を誘って2候補1組で上位当選したようですが、私はりっけんの仲間を大事にしたいです。

 SNSでは、さっそく埼玉県内の市議が二人組で大野さんのもとに駆けつけたとも記述されています。

 以上です。

立憲民主党は道府県議選が32議席増、政令市議選が2議席減と公式発表、第20回統一選前半戦

2023年04月10日 20時22分17秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]立憲民主党の大串博志選対委員長、きょねん6月、衆議院第4控室で宮崎信行撮影。

 立憲民主党は、きのう2023年4月9日(日)投票の41道府県議選で、236人が当選したとの集計を発表しました。現有204議席に321候補が立候補し、236名が当選したとの見解を表明しました。当選者のうち、党籍が有る公認は214名だとしました。

 17政令市議選は、現有117議席に152候補が立候補し、115名が当選したとの見解を発表しました。当選者のうち、党籍が有る公認は112名だとしました。

 この4年間に自治体合併や定数減はほとんどなく、道府県議選は10以上増えて、市議選は微減なので、10以上伸ばしたと言えそうです。

 執行部の責任論は消えました。

 このうち維新旋風の近畿2府3県では、総計で32議席から30人へとわずか2減。大阪市議は引き続きゼロ。11年近く低迷しており「発射台」が低く、テレビで見る印象よりもダメージを避けられたようです。

 筆者が4年前からウォッチを強めている、北海道議会は現有維持、札幌市議会は1減、神奈川県議会は1増、横浜市議会は4減となっており、地域での活動は立国合併後も足元は強いようです。

 現有がまったくゼロだった鹿児島県議会は3増。浜松市議会もゼロから1増。重複しますが、大阪市議会は現有ゼロに2名を擁立しましたが、獲得できませんでした。

 男女比率は発表しませんでした。大幅な職員増となった立憲民主党本部でも選対は愛想は悪いが専門職のプロ職人扱いで、フル稼働が続いているようです。

 以上です。

【第20回統一地方選】岐阜5区の立憲民主党女性惜敗者が切り崩され自民推薦で県議選転向で、立憲選対委員長「バックアップしてきた」と党本部の対応を正当化する談話を発表

2023年01月07日 20時40分04秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]大串博志・立憲民主党選対委員長、きょねん6月、国会内で宮崎信行撮影。

 前回第49回衆院選で、安倍晋三元首相(現在は故人)の最側近で知られた自民党の古屋圭司元大臣に岐阜5区で惜敗率84%に迫った立憲民主党の女性新人が、離党して、第20回統一地方選に自民党推薦で立候補する意向を固めたと同氏ツイッター・岐阜新聞などが報じたことを受けて、同党の大串博志選対委員長が談話を出しました。

 大串さんは「我が党としては次期衆院選での必勝をサポートすべく、すみやかに総支部長として決定し、資金面での支援も含めて全力をあげてバックアップしてきた」として、党本部のこれまでの対応に問題が無かったと正当化しました。

 同氏が離党し、自民党多治見市支部大会に出席したと中日新聞等が伝えた、きょう2023年1月7日発表しました。

 談話では、「今井瑠々氏は、一昨年の衆議院選挙に立憲民主党の最年少公認候補として出馬し、多くの支援を得つつも惜敗した」と女性最年少の目玉総支部長だと認識していることを示唆。党員らに謝罪し、同氏を非難しました。今後の対応について「党本部の対応としては、1月17日に予定されている次回党常任幹事会において検討、決定していくこととする」としました。

 県選管ホームページや報道では、岐阜5区内に全域が含まれた「県議会・多治見市選挙区」は2人区。市長選に転出する現職の後継者として元共同通信政治部記者で早稲田大学の政治サークル「鵬志会」元幹事長の男性新人が自民党公認で出馬することが決定しています。2人区ですので、自民推薦無所属女性新人にも勝機があると、外形的に予想されます。

 当ニュースサイトがきょねん5月8日付で報じた「「昔が忘れられない」社会党元議員・山下八洲夫容疑者をJRパス不正使用で逮捕、愛知県警、中日新聞報道 歳費法第10条違反で、見直し議論に影響も - ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」山下元議員はきょねん6月に身柄を釈放され、同年12月に有罪判決が出ており、信頼の回復の道は険しそうです。

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岡田克也立憲民主党幹事長、新区割りの対応はすべて県連で対応を依頼

2022年11月18日 16時33分00秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
立憲民主党の岡田克也幹事長は、10増10減の新区割り法が成立したことを受けて「

県連に自分達の絵を描いてもらい、まず現職をどう当てはめるかの作業を進める」とし、一律で県連の対応を求めることを明らかにしました。6党幹事長会談のブリーフィングで、記者の質問に答えました。その上で「常任幹事会で案を示したい」とし、早めに対応する心構えを示しました。

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立憲民主党と連合の定期懇談会が5か月ぶりに開催、「賃上げ5%目標」で党の協力要請、統一地方選などとくに進捗なし

2022年10月25日 22時10分02秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]記者ブリーフィングを終えて片付ける、泉健太立憲民主党代表と芳野連合会長、きょう2022年10月25日、宮崎信行撮影。

 立憲民主党と連合の定期懇談会がきょう令和4年2022年10月25日(火)開かれました。泉健代表・岡田克也幹事長・逢坂誠二代表代行・大串博志選対委員長と、芳野会長・清水事務局長・松浦会長代行が出席しました。

 およそ1時間開催されました。

 きょねん11月に就任した泉代表は、この懇談会を月1回開きたいとしていたように思いますが、今回の開催は5か月ぶりとなりました。

 連合からは、来春闘の賃上げ5%目標を説明し、協力の要請がありました。第20回統一地方選をめぐっては、地方連合会からの決定などが上がってこないため、何か大きな話し合いの成果はなかったようです。

 以下の泉さんと芳野さんの共同記者ブリーフィングは、当ニュースサイトだけの独占動画になります。

【追記有り】立憲民主党、きょうの定例の常任幹事会を中止すると当日朝発表、台風対応か、当日朝中止は異例、公認上申プロセスに混乱があるとの報道なども考慮して総合判断か

2022年09月20日 09時22分41秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]永田町に限らず、幅広い政治取材活動を行う筆者、3年前の2019年月、神奈川県横浜市港北区の「大倉山」で、宮崎信行撮影。

 立憲民主党は、けさの午前9時5分ごろ、「きょうの午後3時の定例常任幹事会を中止する」と発表しました。3連休明けのきょう隔週火曜日の午後3時という定例のスケジュールでした。常幹ブリーフを兼ねた幹事長の岡田克也さんの定例記者会見も中止するとしました。

 党は「都合により」と発表しました。

【追記 初投稿から1時間後の10時20分】

 同党は、その1時間数分後に、岡田克也幹事長の定例記者会見は、午後4時30分から予定通り行うとの日程の再修正を発表しました。現在ごく召集はですが、同党内で岡田さんに対抗的な勢力が、岡田さんが柿でも食って腹が当たったのではないかとの勝手な噂を立てることを未然に防ぐ意識だと考えられます。また内閣支持率が政権に近いとされる会社でも相次いで十数ポイント暴落しており、野党として国会閉会中の発信の機会を維持し続けたいとの地合いもありそうです。

【追記終わり】

 令和4年台風14号が「鹿児島市上陸」「新潟市上陸」と列島を縦断し、宮崎県内で鶏舎に向かった男性が水路で見つかるなど2人亡くなったと報道されており、執行役員が対応に当たったり、3連休明けのきょう上京するのに支障があったりするのかもしれません。

 また、きょうの議題の一つである、半年後の第20回統一地方選に向けた、地方議員候補予定者の公認について、「総支部→県連→本部常幹」の上申作業に意見対立がある県連が一部にあるとする地方紙・地方版報道もあり、総合的な判断から中止になったとみられます。同党の前身政党も含めた常幹の当日朝中止は異例。

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無役の蓮舫さんが芳野友子連合会長を批判、参院選で対抗馬(小池都民ファ・玉木国民)に深入り応援の腹いせか、「国葬出席より労働者支援を政府に求めろ」

2022年09月15日 23時32分21秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]蓮舫さん、きょねん、宮崎信行撮影。

 蓮舫さんは「国葬よりも優先されるべきコロナ禍、物価高の労働者支援を政府に求める立場なのでは」とつぶやき、芳野友子・連合会長を批判しました。

 立憲民主党議員の芳野連合会長批判はこれが初めて。



 蓮舫さんは、第26回参院選東京区(定数6)で辛勝。芳野友子さん(JAM副会長)は、連合東京初の女性事務局長の斉藤さん(電機連合・日立労組)とともに、ファーストの会の荒木ちはる候補(前都議、都民ファーストの会の顧問が小池百合子さん)を応援。国民民主党の玉木雄一郎代表や、矢田わか子全国比例候補(電機連合・パナソニック=落選)とともに、東京の街頭に繰り出しました。


[写真]小池ゆり子・都民ファーストの会顧問と耳打ちする連合の芳野友子会長=右端=と荒木ちはる候補の応援演説をする玉木雄一郎国民民主党代表、3か月前の2022年6月18日、東京・新宿駅前で、宮崎信行撮影。


[写真]蓮舫さん、きょねん、宮崎信行撮影。

 6年前、岡田克也代表を「つまらない男」と批判し民進党代表になった蓮舫さんですが、今回は「予算委員会に出過ぎだ」との身内のやっかみもあり、党では無役、会派でも無役となりました。

 岡田克也さんは参院選で蓮舫さんではない男性新人(前衆院議員)を応援しました。

 18年前の初当選以前から主要メンバーの「花斉会」は党内から「サークル感覚」と批判されつつも野田佳彦政権の樹立を成し遂げました。しかし10年経っても、第26回選挙後に指宿温泉で合宿をしましたが、山形の主要メンバーの落選、現職の退会で、東京と千葉の議員しかいないところまで縮小しました。

 参議院議員は、本会議散会後、国対控室でお菓子をつまみながらだべったり、週刊誌を読んだりして仲間内で過ごしますが、先の第208回通常国会では、私が議員会館地下1階のタリーズコーヒーでパソコンを打っていたところ、「ファッションモデルみたいなハイヒールを履いた女性が1人で歩いてきた」と思ったら、本会議後にすべての議員に先んじて議員会館に1人で帰る蓮舫さんでした。私は18年間、蓮舫さんをファッションモデルとかニュースキャスターとか認識する機会がなかったので、自分としても意外な経験でした。

 このようなことから向こう6年間、芳野批判で自らの存在感を発揮しようという考えとみられます。東京都連は全国で6都県のみ統一地方選前半戦から外れますが、後半戦は逆に定数が大きい大乱戦となりますので、そこで一定の戦果を納めれば、2028年7月までの任期で再び存在感を示す機会はかなりの高確率で来そうです。

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泉健太代表、岡田克也幹事長に加えて、安住淳国対委員長で提案型野党から対向型へ、ネクスト・キャビネットは長妻昭政調会長

2022年08月26日 20時12分55秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]徳永エリ常任幹事会議長、岡田克也幹事長、泉健太代表、西村ちなみ代表代行、きょう2022年8月26日、参議院議員会館で、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の泉健太代表が呼びかけた両院議員総会がきょう令和4年2022年8月26日(金)午前11時から、参議院議員会館内「講堂」で開かれました。泉さんがまず両院議員総会長の阿部知子衆議院議員から川田龍平参議院議員への交代を提案。全会一致で承認されました。

 この後、泉代表が、西村ちなみ代表代行、逢坂誠二代表代行、岡田克也幹事長、徳永エリ常任幹事会議長、安住淳国会対策委員長、大串博志選挙対策委員長、長妻昭政務調査会長を提案。

 福田昭夫さんが「ネクスト・キャビネットをつくってほしい」、山岸一生さんが「ジェンダー平等を留意してほしい」と発言。その後、満場一致で承認されました。

 小川淳也前政調会長と枝野幸男前代表に役職は示されませんでした。

 ここに至る日程としては、7月10日(日)深夜に「1人区2勝のみ、比例は改選では野党第2党」との結果をみつつ泉さんは続投。その週に「8月10日総括」の日程を出しました。その後「提案型野党を標榜したことで何をやりたい政党か分からない印象を与えたので、国対、選対を見直していかなければならない」とした総括がまとまり、代表が「臨時国会前人事刷新」の日程感を打ち出しました。第210回臨時国会召集要求書を提出しながらも、人事が刷新されませんでしたが、きょう両院議員総会となりました。内定者とされた岡田さんは、今週内定者だけで話し合いを持っていたことを明かしました。

 このほか、森本真治・組織委員長、大島敦・企業団体交流委員長、吉田忠智倫理委員長、金子恵美会計監査、野田国義会計監査が決まりました。

 英断はネクスト・キャビネットの設置。日本の場合は、国対に置くと衆参いずれにも理事がいることもあり、長妻ネクスト官房長官として政調部会を「ネクスト大臣」とし、泉ネクスト総理が主催する「ネクスト閣議」も開く方針を示しました。若手登用も言明しました。

 英国の影の内閣に範をとる、ネクストキャビネットは小沢一郎代表の民主党と、谷垣禎一捜査氏の自民党以来となります。2008年は小沢さんが側近で農林畑の山田正彦さんを「厚労相」、ものづくり日立労組出身の大畠章宏さん「金融担当相」をにつけて「勉強してこい」としながらも不平を持って山田さんが辞任したこともあり、「ネクスト総務大臣」の原口一博さんしかリアル大臣にスライドしない混乱もありました。

 泉体制で執行役員は12名(女性6名)でしたが、組織委員長らを執行役員から外して9名(女性2名)となりました。

 2016年4月の民主党と維新の党が合併した「民進党」では、月曜昼の執行役員会は岡田代表、松野・江田両代行、枝野幹事長らに絞られ、当初の規約通り政調会長は外れていました。このことには、山尾志桜里政調会長(当時)が不満を持ったようで、翌年に「幹事長内定」の報道が出る直前までの動きにつながったと思われます。この「民進党」は岡田代表・枝野幹事長・安住国対委員長で、蓮舫代表体制で大串政調会長。その後、「枝野代表選対」の中心が長妻さんだったということで、オリジナル立憲としては長妻さんが代表的な人物となりそうです。この6年前の少人数執行役員制に戻すよう、岡田さんが泉代表に伝えていたようです。

 このあたりの2015年平和安全法制から2017年希望の党さわぎまでの主流派が「黄金の3年間」に満を持して登場した気がします。岸田文雄首相は2年1か月後の自民党総裁選が宏池会会長として一番気がかりでしょうから、野党の黄金の3年間は、第20回統一地方選でリソースを正しく配分すれば順風満帆に第50回総選挙を迎えられる確率は高く、かなり順風満帆になる公算は濃厚だと、私は考えます。

 一方、下野後10年の「民主しぐさ」。


[写真]最前列で泉健太代表の話を聞く、菅直人元首相(左)。


[写真]最後列に座る野田佳彦元首相。

 菅直人元首相75歳が、泉代表の最前列に陣取る気合を見せつつ、野田佳彦元首相は最後列に座りました。この10年間、野田さんが両院議員総会に現れることは珍しく、「現役だ」ということだと考えられます。きょうは枝野幸男さん、小沢一郎さんも会場におそらくいなかったと思います。福山哲郎さんは参院選後の総括からは両院議員懇談会に顔を出しているようです。

 このため、おととし9月の結党以来、枝野さん、福山さん、泉さん、逢坂さん、西村さんよりも常任幹事会の流れを知る岡田克也常任顧問69歳の執念が、黄金の3年間スタートにあたっての幹事長復帰を勝ち取ったことになります。けっして派閥を作らず、身銭は切らず、落選者に電話一本せずに、常任顧問として常任幹事会には顔を出し続ける「無料の物だけ使い倒す」岡田流で幹事長復帰となり、民進系の安住さん、枝野系の長妻さん、蓮舫系の大串さんらを取り込みつつ泉代表とともに若手の登用を主導して老害批判をかわそうという岡田さんの考えが透けて見えます。

 この党にはほかにも変なことがあり、執行役員会や常任幹事会に事務局長が2回に1回程度しか現れず、十数分遅れたり、前世紀は新生党秘書仲間だった中国ブロック常任幹事と肩を抱き合いながら退室したりしています。国対委員長も毎回定刻に着席しているのに、事務局長はどんな特命事項をしているのでしょうか。そして、総支部長の選任がまだら模様だという問題。この点も、泉代表が、岡田幹事長に期待していることなのは間違いないと思います。

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あす(8/26)午前11時から両院議員総会、立憲民主党が短時間で泉代表の人事刷新案を了承、それに先立ち幹事長室が旧統一教会で追加説明の記者会見を実施

2022年08月25日 18時18分49秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]泉健太立憲民主党代表、きょねん11月、宮崎信行撮影。

 立憲民主党はあす令和4年2022年8月26日(金)の午前11時から、両院議員総会をマスコミフルオープンで開催すると発表しました。前回までに「総括」は常任幹事会への一任と決定を受けており、秋の臨時国会に向けての人事刷新案への了承だけが議題になります。

 短時間で終了の見通し。

 その後、泉代表が記者会見をすることになっています。

 同党は、同時に、両院議員総会の1時間前の午前10時から、既に発表済みの「旧統一教会と所属国会議員の関係」に関する調査について「幹事長」で西村ちなみ幹事長の一つ下の席次になる、篠原孝幹事長代行が、追加で補足説明をする記者会見をしたいとも明かしました。

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泉健太代表の続投決定、総括文書決定で、臨時国会前の一部人事についてのらりくらしかわすも

2022年08月10日 22時17分53秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]常任幹事会の泉健太代表(左端)、小川淳也政調会長(中央)、岡田克也常任顧問(右端)、きょう2022年8月10日、宮崎信行撮影。

 立憲民主党はきょう令和4年2022年8月10日(水)、常任幹事会を開き、「第26回参議院議員通常選挙総括」という文書を採択しました。会議は1時間強かかりました。なお、きょうから田名部匡代メンバーが「参議院幹事長」としての出席になったようで、森裕子前議員の姿はありませんでした。

 常幹後に泉代表と逢坂誠二代表代行が各々ぶら下がり記者会見で、ブリーフィングしました。なお、当ニュースサイトは冒頭あいさつ・ぶら下がり記者会見をフリーランス・独立メディアでは唯一全編動画で収録しました。動画公開はこの記事の執筆段階では未定。

●総括文書は「政権交代はより強調」「対案路線から対立軸明確路線へ」

 総括文書は「政権交代可能な強い野党として存在すべきだが、現在は野党第一党としての立場を脅かされかねない状況であり、極めて重大な危機感を全党で共有しなければならない」としました。「与野党伯仲をめざす」のではなく政権交代をめざすべきだとの見解にそって修正されたようです。「政権交代」という言葉は、この半年間、泉代表や西村ちなみ幹事長らフレッシュな面々の執行部からは予想外に頻繁に聞かれた言葉です。

 そのうえで「提案型野党」について「批判か提案かの二者択一に自らを縛った」とし「今後の第一の課題は対立軸を明確にすることである」としました。この文言について、逢坂さんは選挙対策と国会対策両方を示すとブリーフィングし、「提案路線」は秋から「対立軸明確路線」へと修正を迫られることになりました。

●現執行部は意識せず「統一地方選現有勢力維持は至上命題」の謎の文言

 そのうえで、来春の第20回統一地方選について「現有勢力の維持は至上命題である」と断定しました。これについて記者団から見解を問われた逢坂さんらはあまり意識していなかったようで、何らかの人物が潜ませたような気もします。

 この「投開票1か月後の8月10日に総括」の日程感は泉さんが前々から設定しており、きょうをもって、泉代表の続投が確定しました。

●泉代表、役員人事はのらりくらり

 そして、泉代表以外の11名の執行役員の人事を問われた泉さんは「皆様のご意見をいただいて、総括がまとめられましたので、その総括に従った執行体制の強化を図っていきたい」としつつも「具体的にはまだ、何か皆様にお伝えできることはありません」と述べました。

 日程感は「ぜひ臨時国会にですね、万全の体制で臨めるようにということのスケジュール感を頭に置きながら、取り組んでいく」と非常に漠然としたことをぶら下がり会見で語りました。第210臨時国会の召集日について岸田文雄首相は言及しないまま、きょう内閣改造を行い、第2次岸田第1次改造内閣が発足しました。

 同党は再来週23日(火)に執行役員会と常任幹事会を開く予定ですが、それは現行メンバーでのぞむようです。

●「なぜ君は総理大臣になれないのか」の小川政調会長が自らの進退論

 そして今夜、小川政調会長が「ここまでは現執行部として責任を果たすべき、そう主張してきた私自身も、どこかでけじめをつけなければならない」とツイートしました。

 国会閉会後の今週は統一教会で熱心な政調部会・幹事長部局本部・立共国対の熱心な活動がありましたが、次の動きはお盆明け以降となります。

 以下は、AIの書き起こし。


00:00 大丈夫。はい。戻しました。はい。すいません、放送外でも評価時にしたので、ご質問したいと思いますがよろしいですか。はい、どうぞ。豊作協会は、やっぱり今回の新しく大事という方からも提供。されている方がそういった現状について
04:41 書いてるかというところあたり頭かくして尻隠さず。関係性ということでしたら、言ってはいるもう自ら点検点検し、厳正に見直すという規定と言いながら、ラインがもらってない。いうことではない。点検がいい加減なだけではなく、そもそもこの短期間で点検ができるのか。
05:13 元々割れるし、その点検とは何なのか。でも結局関係性があった中で大事にしたりしよう。するわけです。人間ってなんだ。言うだけ.共同通信の方ですその院生何か統一教会との関係性を関係を持った閣僚が大勢おられる。
05:50 その大半を変えたという。メッセージをもう関係ありませんよ。いうふうに印象付けをしようと。そして新たな活用については、この点検そして厳正に見直すことが前提という発信をすることによって、店でも実際には関係性を持った閣僚がいい。
06:20 ということで、ですから認定の日とあり、しかし残念ながら、頭隠し、雑誌臭いものに蓋はできない。うちの通りは、ちょっと当事者間をお考えのはい総理がNTT再検討会議で面接をするというところまでは、多くの期待がある。
07:19 しかし演説の中で、掛け金に触れなかった。ここでもう梯くんなれなかったという。指摘がなされている。ですから本来であれば、架け橋にならないわな千田政権がですね、演説では、家計基準額は使わず、そして同じく広島点数
07:42 の国会議員であるタッチを途中で交代させるまだ会議が続いている中で、途中で交代をさせるということは嵐が離脱をする日本の岸田政権梯役としての役割は壊れるっていう他にございますか。いません共同通信設計なんですけども、
08:19 本日の事前していた。今回すごく聞いたことはどういった経緯で根拠私はちょっとそこは扱っていないので、多分工事代行が記者会見されてそちらで説明が聞いていただければいいかなとちょっと私の扱っている案件としては今日は
08:57 内閣改造考え方はい。皆様のご意見をいただいて、総括が、まとめられましたので、その総括に従った。等の執行体制の強化これを図っていきたい。具体的にはまだ、何か皆様にお伝えできることはありませんけども、時期ということについては当然、
09:49 ぜひ臨時国会にですね、万全の体制で臨めるようにということのスケジュール感を頭に置きながら、取り組んでいくということを、はい藤内様々なご意見いただいてますので、そういった様々なご意見というのも、直接いただくものも含めて、
10:26 いろんなご意見いただきながら、やはり執行体制の強化ですので、それに見合う評価になり、朝日新聞の見積もりからです。人事を行うにあたって、ポイントについて総括でもですねいろいろこの代表は何総括されていること。
10:59 がポイントである。言葉でこの総括においては、我々特に、対立軸を明確にしていく。いうことですね。そして、より多くの国民運動発想の皆様からも応援いただけるこれが大事だと。そういったしていけるようだと統一地方選挙が近いというのが
11:41 統一戦の勝利に向けて、体制を強化し、こういったポイントを、まさに統一地方選なんですけれども、何かわかんない。の中で、日付、池見くんとどのぐらい重要なのように決まってますよね。順番づけをするものではない。
12:14 我々よく地方組織強化。言われてます。当然ながら、地域の声をしっかり汲み上げて、自治体地方議会、上では、まさにその地域の声を集める力これを高めていかないボトムアップの整備をしていくためにも、実際に人をフリーランスで宮崎信之ですが人事のタイミングに関してですけれども、総括では、
12:59 等に関わる全員が一丸となって進むっていうところが多少その人事に関する意味合いもあるかと思うんですがそれはさておき幹事長、国対委員長も含めた全ての執行役員で大体党の規約を見ると、両院議員総会を開いて了承を得ないといけない役職はほぼ全てだと思うんですが、この8月23日に次の執行役員海藤長官をやるということですけれども、
13:28 それより前に人事というのはありうるのかあと8月23日以降、秋の臨時国会の前といいましても内閣改造も1ヶ月繰り上がったんで、ひょっとすると9月下旬と言われたのがもっと早くなるかもしれませんけれども改めてちょっと人事のタイミングは
13:45 この8月23日火曜日の執行役員会、同じ強メンバーで集まるとしたらどのタイミングなのかもちょっとちょっと具体的に教えていただけませんでしょうか?現時点では、この8月にいうことについて、何か縛られてるものはない。
14:04 縛られてるのはソース8月23日は皆幹事長国対医長同じメンバーとですか現時点では、それはもし何も変えていなければ、当然今の所、違う書き方で人事をやる場合は、以前小両院議員総会の了承が、ほぼもう全ポスト必要だと思うんですけれども、両院議員総会を仮に次開くとしたらお盆になりますけど8月23日より前とか後とか、いつ頃になりますでしょうか?
14:37 はい。どうぞ。見てるんですけれども。が終わって、今後の課題についても小さい。だから泉さんがけれども東大としてどういうふうに持っていきたいのかそういったビジョンを使っていただきたいです。これは党代表になってからというかですね、党代表選挙を戦うときに、
15:09 もちろんそうであって、その気持ちが何か変わるものではこの失われた30年間携帯の続く中、日本のデータだけではなく、格差がより広がるこの20です。国民自身の活力が低下してきている。そう認識しています。ですから国民のお力国民の活力そのものが国力である
15:33 という考え方に立てばですねもっともっと国民生活を元気にしていかなければ、それが我が国の次の成長に思っていますので、我々が特に訴えている多様性や人権環境というものをこういったものを生かしながら、この国の
15:51 より活力のある姿をそのために私自身が投票日から金だった。小川政調会長がツイッターに総括が終わったら、するようにという求められたと。思います。この歌のない当時、どうかということと、あとはこの写真の仕方自体、
16:26 お伺いしたいのと、総括が出た段階で、何かこの対応について考えて執行部人事についてお伺いしますこれまでテレ東が3月に明言されていましたがこれまで他の方から泉代表が一緒ですね、自身の去就の意思について伝えてきたような
16:54 いらっしゃいますか。私に対してですね、10例えば執行部の皆さんから、皆さん例えばご自身の去就の意思について代表に申し上げてきたようないらっしゃいますか。いえ。おりません。そもそも、いいですか。はい。ごめんなさい。


00:00 冒頭にも若干お話があったかと思いますが、西村幹事長が虫垂炎、いわゆる包丁で療養中のため、まず今日の常任幹事会の場ですけれども、私の方から旧統一教会および関連団体との関係について、西村幹事長の政党としての考え方
00:28 をさせていただい目標の資料1ページ目をめくっていただきますと、旧統一教会および関連団体との関係ということで、結論的に言うと最後の作業民主党は被害者に寄り添い、守るため、旧統一教会などを一切関係を持たないように
00:56 その徹底を図ってまいります。産業がですね、明確に証明で報告してさせていただいたと。私の方から非常に短時間でいただきまして、皆さんのご了解をいただいているというところであります。それから次、大雨の情報連絡。
01:20 などについて説明としては国会議長3人国対次長提供体制、今日の協議議決事項一つが選挙の関連である。自治体選挙の購入等について、皆さんにお諮りをしてますが、お手元にある全ての中で8ページ目あって、2番目に候補者の
01:57 ということで、沖縄県知事玉木英子の推薦が決められております。これがでございます。今日の常任幹事会で、一番星時間を要した議題が、その次の参議院選挙の総括で管理制御政策につきましては、皆さん当時それまで4団体、あるいは自治体議員ネットワーク全部
02:31 幹事長会議を設け、多くの方からご意見をいただきまして最終的に今日取りまとめがなされました。お手元にあるこの文字ベースの方が、総括の根本選挙内容の分析についてというふうにあるものが、選挙の実際の結果です。
02:53 データのようなものといただきたいと思い私の方から簡単にこの文字ベースの参議院選挙の今回につい説明をさせていただきます。まず一つ、へえ。第26回参議院議員選挙は、立憲民主党が勝利することができず、厳しい結果に終わった。
03:15 この結果に対し執行部として大きな責任が我が党は重大な岐路に立たされている。現在は野党第一党としての立場を脅かす。状況である。極めて重大な危機感を全党で共有しなければこの総括こうした厳しい現状を踏まえ分析を行う今後の立憲民主党の歩むべき方向性を出していく。
03:39 これが冒頭部分であります。今回その議席を減らした勝利できなかった要因として、6点挙げております。一つが、党の支持率が低迷したままだと、二つ目は、立候補者擁立の遅れ。それから3点目。2ページ目ありますけれども、野党間での攻防
04:07 が難航したこと。それから4.日常的な運動の積み重ねの不足、5点目。選挙公約および政策が結果として有権者に浸透しなかったというそれから6点目、最後でありますけれども、広報は戦略が十分とは言えず、特にSNSなどの活用が不十分となり、訴求力を欠いた。
04:36 この6点をですね、範囲の尚、処理できるその要因として整理をさせていただきました。それを踏まえた上で、ページであります。課題ということで確認をさせてまず冒頭、立憲民主党には支えられ、人間がきちんとある共生社会をつくる未来への責任を果たすための改革を着実に実行する
05:06 責任がある。そのためにずれずに国民の生活が第1の政治を実行し、1日も早い政権交代を果たさなければならない。その上で立憲民主党低迷の背景には、新たな支持層獲得に対する取り組みが不足していたこと。無党派層への対応が不十分だったこと。
05:27 言語をはじめとする支援組織団体からも、以前ほど目標を得られなかったことなどがある。これらを受けまして、今後の方向性を提示したいということであります。今後の事件民主党の第1の問題は、対立軸を明確にということである。
05:47 国民の暮らしを守る、賃金を上げ格差を是正するなど、今の政府与党との対立軸を改めずに掲げなければならないさらに、政治と行財政の適切な対応忠実に実行しなければならないが、いわゆる2を切る改革などの争点設定はさらなる格差の拡大や行政機能の低下などを惹起しかねないことを我が子はより明確に訴えていく必要がある。
06:17 それから次であります。民主党は望まない非正規雇用や低賃金で苦しむか。方から十分な支持を得ているとは言えない。加えて、従来から応援をいただく連合組合員などの指示も以前に比べると低下傾向となっており、ここに第2の課題がある。
06:39 これを克服。するために既成概念にとらわれないコミュニケーション日常活動に果敢に挑戦し、非正規雇用を含む勤労者、若年者や無党派層との連携をさらに強めなければならない。それから連合との関係でありますが、4ページの下です。
06:59 民進党の分裂以後も政党再編政治活動にも多大な負担を与えている。そこで、地方は膝を突き合わせた色の方も含め、連合との信頼関係をより強固なものとしなければならないとしております。そこで、立憲民主党がこれらの課題に取り組むためには、
07:24 組織の不断の改革が必要である。民進党も随行の離合集散など立法組織の力が十分に発揮できない状態となっている。多様な人材が適材適所で取り組める構築を念頭に置いた組織作りを変え、実行する必要がある。特に等の実務を担う人材の研修育成が不可欠。
07:46 取り組みである。それから5ページ目の半分からこの辺りであります。ですが、現在の野党が投下する一方、政府や与党への対応もそれを行っており、いわゆる野党とひとくくりにできない所となっている。こうした流れがありますけれども、立憲民主党は政権に厳しく対峙し、民主主義を再生し、
08:10 あらゆる努力を結集し、政権交代、その目標に向かって進む決意を改めて表明するということであります。それから最後に統一自治体選挙に研究をしております。実際選挙は極めて重要な選挙である。これについては公正の拡大は当然の目標であるが、厳しい情勢の中で、現有勢力の維持は至上命題であるとしております。
08:36 これに立ち向かうために科学的な定量調査分析を行う。と再生した取り組みを行うと最後の総括は新たの発表いただくのである。引き続き野党の先頭に立ち政権と対峙し、さらには1日も早い状態等再生立て直しに等に関わる
09:01 人が一丸となって進む決意を明らかにして総括。いうことであります。以上の内容を今日の増員議会で私の方から説明をして、皆さんから意見をいただいた上で最終的にこの内容で了承というになっており、今日の常任幹事会の報告および主に
09:24 総括については以上でございます。じゃあ質問どうぞ。ご相談。毎日毎日けれども、これについてはこれまでの会議でいろいろ変わった部分もあったと思うんですが、物件を取り替えていったのかというと、ついでにはい。
09:50 幹事会には出されたかっていうと、はい。これまでも様々な意見がございましたが、例えば以前は、与野党伯仲を目指すっていうやり方を作るございますか。これはいくら何でもそういう力強さの中でおけないだろう。やはり政権交代のか、そういうことをしっかりやらなきゃいけないんじゃない
10:15 ということですね。ここは書き換えたんです。それから、書き換えた部分すいません、全ての作業に私が関わってないので、若干あの点数が4ページ。対立。軸を明確に、以前のものではなかったところでありますけれども、
10:42 第1号は対立。確認することというような書き方の設定こういったところ議論の中で出てきたところだというふうに思っております。そうでありますけれども、では、この表の総括があったんで、日本の存在感の課題を含めっていうような言い方をしておりますが、これに関連しながら、
11:15 テレビ新聞などに立憲民主党が取り上げられないのではないかとの課題があるのではないかといったようなこういったところは力を入れる必要があるということであり、それからこの通達が決まった後、どのような日程感でですね、
11:33 具体的な今後、行くのかといったような話。それから最後に、一丸となるという言葉があります。どういうことでいきましょう。そういったものがはいどうぞグリーの小田ですけど。とても美しい美辞麗句が並んでまして、感心いたしましたけども、
12:03 参議院選挙の敗北というのは確かなんですけど、これで責任を取って辞める人はいないということでよろしいですか。人事のについては、私の口からですね、どうこう言うべき問題だと思う。お礼の回答は差し控えいやですから、今までの常任幹事会において、
12:32 要するにこの責任を取るということで、代表が辞めるとか環境がないとか、そういったことではないんですね。次の問題については、それぞれの立場に私の方からは、例えば差し控えさせていや何も総括なんですよ宮崎さんどうぞ
12:55 フリーランスで宮崎信之ですが、まず総括今日じゃなくて、国民の生活が第1の政治を実行し、1日も早い政界交代させなければならない4ページですが、国民の生活が第1の政治というのは最初の病院議員懇談会に出したときに入っていたのかというのが1点と、
13:17 もう一点は、小選挙区で自民公明の候補に対抗できる体制を確立する必要がある。これはいわゆる大きな塊論を切れば、立憲民主党と国民民主党が再び合併するというのも、含んだ意味なのか、そういったもう一点、その抵抗抵抗じゃない対抗提案型野党ですね、提案型野党ということに関して、何か意見があって、修文されて特に提案型野党については、
13:48 おおむねどういった結論なんでしょうか?まず計画が第1は、多分私の記憶では入っていたようにスポーツが入っている。思います。であります。が、2ページ目です。はい真ん中いわゆるそういう体制を作っていくため今後も最善のあり方を模索するということであります。最善のあり方を模索する何が最善かも含めてです。
14:45 今後それをなくしていくという、そういう大きな塊論も含めて考えるということまでは言及しております。はい。だから今後もということ、これに尽きるということであります。それから、例えばこれについては、文言としては文言としては、
15:11 あらかじめ今の政府与党との対立軸を改めて明確に今後はですね、当初の評価のページ入っていたかと思いますけれども、それをよりいう形で、今後民主党内の対立を明確にあるというもうあえて付け加えさせてました。これが
15:38 機能もあるから、それを加えたのではないかと思う。じゃあの対立軸では選挙対策の意味もあれば、国会対策の意味も含めてということでしょうか?これは様々なものが製造。含まれる。はい。ありがとうございます。これは必ずしも否定はしておりません。ただ、あの書いてある
16:39 改善のあり方をその中には調整の仕方調整の結果がどうなるか。こういうことになる。だからそも含めてですね、改善のあり方だから、ちょっと事情が違っており、現時点でということまで勉強はしていないしってそれを規定しているもの
17:22 他にどうですか。であれば、内容と私はですね、人心を一新すべきであるこういうご意見があったとこれこれにそういうことです。代表の方から代表の方からはそれについては、体制を強化する必要があると。これまでも記者会見などでも
18:13 あった。何かそういったこと何についてとか、当時で明示的には言っておらなかったと思いますが、次の臨時国会にはしっかりとした体制で戦えるようにと言っておられますか。他にあります。5ページののところで、現有勢力の
18:58 表面だけが今はそこの段階からあったのかどうかであれば、入った経緯これはね最初からあったかどうか私はあんまりない。ちょっとここ、ごめんなさい。私のちょっと記憶の外だなと思うその中で変わったから最初からだから、
19:22 いや今判断いるか、いないか。同じ場所に最初からあったかどうかちょっとわからないちょっと質問を変えます。ところで、ところなんです。これは統一して書かれていることなんですが、その現有維持ができるかできないかっていう
19:47 技術いくのか、はい。意味がちょっとわからなかった。法定の拡大は当然の構成の拡大の当然の目標である。だがしかし、厳しい環境の中なので、現有勢力の至上命題である。これにつきそれも含めて、今後、兵庫県教育方針の策定、そういったことに
20:20 これが目標であるかどうか。いうことは現段階でだから、統制の拡大は、これと他にありますか。共同福祉の関係で東京會舘これ同じ調査の結果を踏まえたという当該調査は継続しておりますので、途中経過も踏まえたという
21:03 のが正式正しい言い方かなという今日ですねそんなに課長さん今日は当初その予定だったんですが、最終的に一井の事項ことがあったものですから、それで今日は形式的に次をさせて継続してその事項を確認して確認が取れた段階で、
21:36 あとされることにそう。そういうことが終わった段階で最初に処分処分に値するものなのかどうかも含めそこは現時点では特段方針が決まっているわけではありません。よろしいでしょうか?それでは終了します。どうもありがとう。

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泉健太代表の続投を支持、岡田克也常任顧問がBSフジで断言、泉代表にあす午後3時半からの大幅な人事刷新を求め、自らの去就は一切言及せず

2022年08月09日 20時48分57秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]立憲民主党の泉健太代表と岡田克也常任顧問、先月、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の岡田克也常任顧問は、きょう令和4年2022年8月9日(火)のBSフジ番組に出演し「私は、泉健太代表は続投を宣言されてますし、まだ代表になってから半年ですから、泉さんが続投」し「それをみんなに支えていくってことが大事だと思います」と語りました。


[写真]常任幹事会メンバーである菅直人最高顧問と岡田克也常任顧問、ことし3月、宮崎信行撮影。

 岡田さんは、反町キャスターが夏休みで代打の松山キャスターから「参院選議席を増やせなかった」との上品な表現で質問したのに「増やせなかったのではなくて、完敗だ」と気色ばみました。そのうえで「今総括をしているところで、おそらく明日の常任幹事会でまとまる」との見通しを示しました。泉執行部は先月中旬から「8月10日」の日程感を党内外に示していたので、想定の範囲内となりそう。

 岡田さんは「総括が終わったら、新しい布陣を代表が中心になって作り上げていかないといけない」とし「国政選挙に連敗してますから、しっかりここは国民の皆さんの信頼を取り戻すために、全員野球で頑張らなきゃいけない」とし、「代表の判断で例えば執行部も含めて人身刷新を図るということもありうる」と語りました。

 あす午後3時の常幹が終わり次第、泉代表は人事を行うべきだとの考えを示しました。その場合は、既にその意向を示している、小川淳也・政調会長、西村ちなみ幹事長、馬淵澄夫国対委員長の交代の是非も含めたらかなり大幅な人事になることも予想されます。

 岡田さんは自身の去就には語りませんでしたが、菅直人最高顧問・岡田克也常任顧問は続投するとみられます。焦点は枝野幸男さんが現在「立憲民主党憲法調査会参与」の肩書しか持たないながらも選挙では「党本部選対預かり」として応援演説行脚をしたことから、その処遇が注目されます。

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マスコミフルオープンにすると発表、「立憲民主党第1回旧統一教会霊感商法追及本部」の月曜日午前10時からの有田芳生さんからのヒアリング

2022年07月22日 22時39分20秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]立憲民主党などのヒアリングで役所の資料をもらって読む宮崎信行、5年前の2017年11月に衆議院第一議員会館で、「やまと新聞」撮影・提供。

 立憲民主党は週明け月曜日の午前10時からの「第1回旧統一教会被害対策本部」の有田芳生参議院議員(同日2022年7月25日まで現職)のヒアリングを、マスコミフルオープンで実施すると発表しました。マスコミフルオープンとは同党本部役員室報道担当が要件を満たしているとする媒体・記者が全編を撮影・録音・取材したり、出席議員の机上に配布される資料をもらえたりするコードのことです。

 この形式では、地上波テレビ1者以上が全編撮影しますが、公開媒体は限られます。今回は、大手インターネットメディアの配信が入るかもしれません。当「ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記」オーナー兼記者の宮崎信行は、月曜午前中は2週に1回程度違った立場での来客対応アワーにしているため、現地取材は見送ります。

 タイトルは「統一教会等による消費者被害についてヒアリング」。第1回の所要時間は未定。まず霊感商法の被害を把握して、その後に、自民党との関係にも迫っていくものとみられます。

 「ブーメラン安全保障」について同党の泉健太代表はきょう22日、篠原孝、小宮山泰子両議員らが年次総会に祝電を送ったことがあるものの、その後に統一教会だと気づいて年次総会に祝電を送るのはやめていたことが判明したと発表しました。また、後藤祐一役員室長は「リスト入り」がまったく誤った情報に基づいていると断定。下条みつ議員は落選中で確認できない。松木けんこう、中川正春議員は指摘されるまで統一教会系の団体だと認識していなかったとのことで、松木、中川両議員は上京後に説明を求められそうです。

 また「偽メール事件安全保障」として、コロナ対策本部は泉本部長ですが、統一教会対策本部は西村ちなみ幹事長が本部長をつとめて、出席議員が返り血をおそれずに質疑応答できるように配慮しました。

●旧統一教会から資金を提供された安積明子ジャーナリストが3番目に質問

 ところで、きのう西村幹事長が衆議院の国会対策委員会室での緊急ぶら下がり記者会見を催した際に、3人目でフリーランスの政治ジャーナリスト安積明子さんが質問を求めて「統一教会以外でも消費者被害がある」と指摘。幹事長は「霊感商法を対象にする」と統一教会に絞った本部にすると答えました。安積記者は、3年前の参院選直前である、2019年6月13日に「世界日報の読者でつくる世日クラブ」で講演しています。統一教会から資金提供を受けた政治ジャーナリストが、3番目に質問していることからも、妨害はひっしですが、世論は徹底解明路線を支持しそうな風向きです。安積氏はマルチ商法の「日本アムウェイ」からの便宜を提供されているとの指摘もあります。

 なお全く別の話ですが、同党は週明け月曜日午後3時に「拡大両院議員懇談会」を開くことを急きょ決めました。参議院選挙での敗北を受けて、県連ごとに衆参両院議員や前候補者らから結果や資金をめぐって不満がでそうです。

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立憲民主党は泉健太代表が主導してあすにも新型コロナ第7波要望を決定、金曜日中の官邸申し入れも

2022年07月14日 18時20分44秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]泉健太立憲民主党代表、神奈川県内で、今月、宮崎信行撮影。

 立憲民主党の泉健太代表は、あす令和4年2022年7月15日(金)に参院選で勝った岸田文雄内閣が新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、「第7波」入りを認定する見通しとなったことから、「第7波対策に関する要望」を党としてまとめることを決めました。

 あす午後1時から政府から説明を聞き、そのまま、要望書の案を出席議員間で詰めたい考え。最短で、あす金曜日の夕方中に官邸・内閣府高官に提出することもありそうです。

 泉代表は第7波への対応で、組織力で他の野党に抜きん出るとともに、党内での進退論を牽制し、なし崩し的に、続投を既定路線にするねらいありそうです。

 蛇足ですが、私の「東京在勤・千葉在住」のサービス業の友人も濃厚接触者認定されたが、PCR検査の民間病院予約がなかなか入らないということのようです。岸田政権の良い政策で、濃厚接触で休業しても、経済的なひっ迫はありませんが、なかなか経済は上向かないようです。政治ジャーナリストを含んでマスコミも廃業者が続出。高学歴40代の活路はあるか。あってほしいと心の中で祈っています。

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立憲民主党、当面は常任幹事会、両院議員総会、両院議員懇談会を開催せず

2022年07月12日 21時33分18秒 | 立憲構成員である読者を想定した2021-22選挙・組織情報
[写真]国会議事堂上空の青い空と白い雲と赤い信号、某年8月、宮崎信行撮影=アプリで色を強調しました。

 立憲民主党は当面、常任幹事会、両院議員総会、両院議員懇談会を開かない方針を決めました。

 第26回参議院議員通常選挙で、大阪府を除く46都道府県での全国比例の得票率で野党第一党を維持したことから、体制に大きな変化がなく、第209回臨時国会に向かいます。

 以上です。