決められない政治、不安定な政治になるのは当然です。
財団法人・明るい選挙推進協会がまとめた「第45回衆議院議員総選挙の実態-調査結果の概要ー」の78ページによると、3年3ヶ月前の総選挙(政権交代選挙)のさいに、人からの推薦・すすめ・勧誘、いわば「口コミ」を受けたかどうか、複数回答で聞いたところ、「家族から」すすめられた人はわずか9・1%でした。一番多い、「友人・知人・親戚から」は15・5%。以下、「後援会から」は6・7%、「職場の推薦」は5・9%、「近所」3・8%、「仕事関係の団体(同業組合など)」3・8%、「労働組合関係」3・8%、「選挙熱心な人の勧誘」が3・3%、「他の団体(宗教団体・文化団体など)」が3・1%、「町内会・自治会・区会など」が3・0%、「上役や有力者」が1・1%になっています。
家族からすすめられたーーつまり、家族と選挙の投票行動を話したということになるでしょう。これが、10人に1人しかいないのです。これでは、その都度投票で、極端な選挙結果が出て、政治が不安定になるのは当然です。
調査では「役に立った口コミ先」もたずねていて、この設問は、先ほどの選択肢の中で「家族」が12・4%でトップ。「すすめられた人」の中で「役に立った人」の割合(役立ち指数?)を出してみると1・36倍。投票行動を決める上で、1つの言葉の働きかけが、1・36倍の確信、勇気になった、といえるでしょう。この役立ち指数が1倍を超えるのは、他には「町内会・自治会・区会」の1・03倍だけです。
では、家族で選挙の話をしない9割はどうかということで、「選挙情報媒体の接触度と有用度」を複数回答で見ると、テレビの報道が75・1%になります。しかし、役立ち指数はわずか0・64倍でした。
これでいうと、日本では、テレビが家族という人が多いようです。ちなみに心理学では、「テレビを突然消すとこわい」と感じるのは、、死を連想するからだそうです。3年3ヶ月前の私たちは、家族で選挙の話をし、お互いの責任を共有したうえで投票した人がわずか1割にとどまったことで、マニフェストになかった東日本大震災・原子力発電所災害という新しい政策課題に対して、世論が雪崩を起こしたのではないでしょうか。そもそも、内閣不信任案など毎年提出されてきたのに、国会内外を巻き込んだ大混乱になってしまいました。それでいて、命の危機を肌で感じるようになって、「絆」が流行語になるなど滑稽のひと言。
衆議院議員選挙の小選挙区の投票先、比例代表の投票先、最高裁判所裁判官国民審査の投票先、さらに1割の有権者にとっては知事選挙も含めて、第46回衆院選では家族で話し合って、党と人を仕分けて、選挙区投票先(立候補者名)、比例代表投票先(政党名)、最高裁判所裁判官国民審査の投票先の情報を共有し、責任を分担し、向こう4年間にしなやかに対応できる意思表示をしてほしいと思います。
国家を構成する単位。まずは家族です。
TV、ネットでは新閣僚内定者など人事情報がドンドン出てきますが、民主党は与党ですから、ぜひ既存メディアでご覧ください。
私は第172特別国会召集日の前に、このブログに帰ってきて、どうしても書いておきたいことがあります。
1つは、大島理森さん(青森3区)、福田康夫さん(群馬4区)、森喜朗さん(石川2区)の自民党ベテラン3人が小選挙区で当選したことについて。
この3人の選挙区は、投票直前の情勢では「民主党リード」と出ていたと思います。そして、私の知る限り、群馬4区と石川2区では、投票当日の午前中の出口調査でも、「民主党リード」と出た調査があったはずです。
その後、その情報が後援会員に流れ、後援会員が自発的に電話をかけて、逆転したようです。今から振り返ると、期日前投票のリードも大きかったのでしょうが、開票作業では、期日前投票箱は当日投票箱と混ぜてしまいますので、真相は分かりません。いずれにしろ3人は投票日午後になってから、自発的に電話で呼び掛けてくださる後援会を持っていた。ぜひ、民主党新人議員には、こういった後援会を作り上げていって欲しいのです。いつかは逆風の選挙が来るのですから。
もう1つは、候補者の演説の後に、地方議員さんがもっと具体的に「投票に行ってください!」と聴衆に働きかけるべきではなかったか、ということです。
次の選挙最終盤の映像では、幹事長だった岡田克也さんが自ら、お願いしています。
「家族を、周りの人を、5人、10人、20人声をかけてください」と働きかけています。私が撮ったこの映像には「涙が出ました」とのコメントもいただきました。
ただ、岡田さんは全国を回って、地方議員さんがすべき基本動作である投票の働きかけができていない、と感じたから、幹事長自ら言ったのだと、私は察します。というのは、私も演説会を回って、候補者の演説の後、「あれ、このまま終わっちゃうの・・・」と感じたことがあったからです。
民主党の地方議員さんもだいぶ増えてきましたが、まだキャリアの短い人が多いです。
地方議員さんは候補者の演説の後に、
「ぜひ、きょうでも、あすでも期日前投票に行ってください。期日前投票に行ったら、ご近所さんに『期日前投票に行ってきたよ。私は民主党の○○○○さんに投票したよ。下の名前は難しいから平仮名で書いてきたよ。思ったよりカンタンだから、ヤマちゃんも行きなよ』というようにドンドン話題にしてください。1人でも2人でもお声掛けください!よろしくお願いします!」
という、具体的な投票の依頼をもっとすべきだと思います。「わざわざ演説会場に来てくださった方に向かって『投票に行け』、などというのは図々しいし、いやらしい」と言うのなら、何のための選挙戦なんだい?と思います。
候補者の演説の後には、必ず地方議員さんが①投票してください②できれば期日前投票してください③家族、友人、知人にも声をかけてください--と頭を下げるべきです。
私がかつて見た自民党の選挙では、参院選なら衆院議員が、衆院選なら地方議員がそういう風にやっていました。自分の選挙の時は、仲間がやり返してくれるでしょう。
これは第45回衆院選で回っていて感じたことですので、しっかり記録しておきたいと思い、書きました。
明日は第172特別国会召集日で、朝が早いので、もう寝ます。
<表の見方>
ブロック名の右は小選挙区と比例区の議席合計。名前の前の数字は選挙区。カッコ内は議席獲得党派。[ ]は自公系(改革、自民系、無所属を含む)、〈〉は民・社・国系(大地・日本・野党系、無所属を含む)、( )はその他(共産・みんなを含む)。
<北海道> 自公系:4 非自公:16
今回 05年
1 横路孝弘 〈民〉〈民〉
2 三井辨雄 〈民〉〈民〉
3 荒井聰 〈民〉[自]
4 鉢呂吉雄 〈民〉〈民〉
5 小林千代美〈民〉[自]
6 佐々木隆博〈民〉〈民〉
7 伊東良孝 [自]〈民〉
8 逢坂誠二 〈民〉〈民〉
9 鳩山由紀夫〈民〉〈民〉
10 小平忠正 〈民〉〈民〉
11 石川知裕 〈民〉[自]
12 松木謙公 〈民〉[自]
■比例区(定数8)
[自]武部勤
[自]町村信孝
〈民〉仲野博子
〈民〉山崎摩耶
〈民〉山岡達丸
〈民〉工藤仁美
[公]稲津久
〈大〉鈴木宗男
<東北> 自公系:10 非自公:29
【青森】 今回 05年
1 横山北斗〈民〉[自]
2 江渡聡徳[自][自]
3 大島理森[自][自]
4 木村太郎[自][自]
【岩手】
1 階猛 〈民〉〈民〉
2 畑浩治 〈民〉[自]
3 黄川田徹〈民〉〈民〉
4 小沢一郎〈民〉〈民〉
【福島】
1 石原洋三郎〈民〉[自]
2 太田和美 〈民〉[自]
3 玄葉光一郎〈民〉〈民〉
4 渡部恒三 〈民〉〈民〉
5 吉田泉 〈民〉[自]
【宮城】
1 郡和子 〈民〉[自]
2 斎藤恭紀 〈民〉[自]
3 橋本清仁 〈民〉[自]
4 石山敬貴 〈民〉[自]
5 安住淳 〈民〉〈民〉
6 小野寺五典[自][自]
【秋田】
1 寺田学 〈民〉〈民〉
2 川口博 〈無〉 無
3 京野公子〈民〉[自]
【山形】
1 鹿野道彦〈民〉[自]
2 近藤洋介〈民〉[自]
3 加藤紘一[自][自]
■比例区(定数14)
[自]吉野正芳
[自]秋葉賢也
[自]遠藤利明
[自]金田勝年
〈民〉田名部匡代
〈民〉津島恭一
〈民〉中野渡詔子
〈民〉和嶋未希
〈民〉高松和夫
〈民〉菊池長右エ門
〈民〉山口和之
[公]井上義久
(共)高橋千鶴子
〈社〉吉泉秀男
<南関東> 自公系:13 非自公:43
【神奈川】 今回 05年
1 中林美恵子〈民〉[自]
2 菅義偉 [自][自]
3 岡本英子 〈民〉[自]
4 長島一由 〈民〉[自]
5 田中慶秋 〈民〉[自]
6 池田元久 〈民〉[自]
7 首藤信彦 〈民〉[自]
8 江田憲司 (み) 無
9 笠浩史 〈民〉[自]
10 城島光力 〈民〉[自]
11 小泉進次郎[自][自]
12 中塚一宏 〈民〉[自]
13 橘秀徳 〈民〉[自]
14 本村賢太郎〈民〉[自]
15 河野太郎 [自][自]
16 後藤祐一 〈民〉[自]
17 神山洋介 〈民〉[自]
18 樋高剛 〈民〉[自]
【千葉】
1 田嶋要 〈民〉[自]
2 黒田雄 〈民〉[自]
3 岡島一正 〈民〉[自]
4 野田佳彦 〈民〉〈民〉
5 村越祐民 〈民〉[自]
6 生方幸夫 〈民〉[自]
7 内山晃 〈民〉[自]
8 松崎公昭 〈民〉[自]
9 奥野総一郎〈民〉[自]
10 谷田川元 〈民〉[自]
11 森英介 [自][自]
12 浜田靖一 [自][自]
13 若井康彦 〈民〉[自]
【山梨】
1 小沢鋭仁〈民〉〈民〉
2 坂口岳洋〈民〉 無
3 後藤斎 〈民〉 無
■比例区(定数22)
[自]甘利明
[自]松本純
[自]斎藤健
[自]田中和徳
[自]松野博一
[自]林幹雄
〈民〉三村和也
〈民〉金子健一
〈民〉中後淳
〈民〉勝又恒一郎
〈民〉横粂勝仁
〈民〉山崎誠
〈民〉藤井裕久
〈民〉水野智彦
〈民〉石田三示
〈民〉斎藤勁
〈民〉相原しの
[公]富田茂之
[公]古屋範子
(共)志位和夫
〈社〉阿部知子
(み)浅尾慶一郎
<東京> 自公系:11 非自公:31
今回 05年
1 海江田万里〈民〉[自]
2 中山義活 〈民〉[自]
3 松原仁 〈民〉[自]
4 藤田憲彦 〈民〉[自]
5 手塚仁雄 〈民〉[自]
6 小宮山洋子〈民〉[自]
7 長妻昭 〈民〉[自]
8 石原伸晃 [自][自]
9 木内孝胤 〈民〉[自]
10 江端貴子 〈民〉[自]
11 下村博文 [自][自]
12 青木愛 〈民〉[公]
13 平山泰朗 〈民〉[自]
14 木村剛司 〈民〉[自]
15 東祥三 〈民〉[自]
16 初鹿明博 〈民〉[自]
17 平沢勝栄 [自][自]
18 菅直人 〈民〉〈民〉
19 末松義規 〈民〉[自]
20 加藤公一 〈民〉[自]
21 長島昭久 〈民〉[自]
22 山花郁夫 〈民〉[自]
23 櫛渕万里 〈民〉[自]
24 阿久津幸彦〈民〉[自]
25 井上信治 [自][自]
■比例区(定数17)
[自]鴨下一郎
[自]平将明
[自]与謝野馨
[自]小池百合子
[自]菅原一秀
〈民〉早川久美子
〈民〉竹田光明
〈民〉石毛えい子
〈民〉小林興起
〈民〉吉田公一
〈民〉川島智太郎
〈民〉中津川博郷
〈民〉渡辺浩一郎
[公]高木陽介
[公]高木美智代
(共)笠井亮
(み)柿沢未途
<北関東> 自公系:12 非自公:40
【埼玉】 今回 05年
1 武正公一 〈民〉〈民〉
2 石田勝之 〈民〉[自]
3 細川律夫 〈民〉[自]
4 神風英男 〈民〉[自]
5 枝野幸男 〈民〉〈民〉
6 大島敦 〈民〉〈民〉
7 小宮山泰子〈民〉[自]
8 小野塚勝俊〈民〉[自]
9 五十嵐文彦〈民〉[自]
10 松崎哲久 〈民〉[自]
11 小泉龍司 (無)[自]
12 本多平直 〈民〉[自]
13 森岡洋一郎〈民〉[自]
14 中野譲 〈民〉[自]
15 高山智司 〈民〉[自]
【茨城】
1 福島伸享 〈民〉[自]
2 石津政雄 〈民〉[自]
3 小泉俊明 〈民〉[自]
4 梶山弘志 [自][自]
5 大畠章宏 〈民〉〈民〉
6 大泉博子 〈民〉[自]
7 中村喜四郎(無) 無
【栃木】
1 石森久嗣〈民〉[自]
2 福田昭夫〈民〉[自]
3 渡辺喜美(み)[自]
4 山岡賢次〈民〉[自]
5 茂木敏充[自][自]
【群馬】
1 宮崎岳志〈民〉[自]
2 石関貴史〈民〉[自]
3 柿沼正明〈民〉[自]
4 福田康夫[自][自]
5 小渕優子[自][自]
■比例区(定数20)
[自]佐田玄一郎
[自]額賀福志郎
[自]永岡桂子
[自]新藤義孝
[自]佐藤勉
[自]柴山昌彦
〈民〉高野守
〈民〉富岡芳忠
〈民〉三宅雪子
〈民〉柳田和己
〈民〉川口浩
〈民〉石井章
〈民〉野木実
〈民〉中島政希
〈民〉桑原功
〈民〉玉木朝子
[公]石井啓一
[公]遠藤乙彦
(共)塩川鉄也
(み)山内康一
<北陸信越> 自公系:11 非自公:20
【新潟】 今回 05年
1 西村智奈美〈民〉〈民〉
2 鷲尾英一郎〈民〉[自]
3 黒岩宇洋 〈民〉[自]
4 菊田真紀子〈民〉〈民〉
5 田中真紀子〈民〉 無
6 筒井信隆 〈民〉〈民〉
【長野】
1 篠原孝 〈民〉[自]
2 下条みつ〈民〉〈民〉
3 羽田孜 〈民〉〈民〉
4 矢崎公二〈民〉[自]
5 加藤学 〈民〉[自]
【富山】
1 村井宗明〈民〉[自]
2 宮腰光寛[自][自]
3 橘慶一郎[自]〈国〉
【石川】
1 奥田建 〈民〉[自]
2 森喜朗 [自][自]
3 近藤和也〈民〉[自]
【福井】
1 稲田朋美[自][自]
2 山本拓 [自][自]
3 高木毅 [自][自]
■比例区(定数11)
[自]長島忠美
[自]北村茂男
[自]馳浩
[自]長勢甚遠
〈民〉糸川正晃
〈民〉田中美絵子
〈民〉松宮勲
〈民〉笹木竜三
〈民〉沓掛哲男
〈民〉若泉征三
[公]漆原良夫
<東海> 自公系:11 非自公:43
【愛知】 今回 05年
1 佐藤夕子 〈民〉〈民〉
2 古川元久 〈民〉〈民〉
3 近藤昭一 〈民〉〈民〉
4 牧義夫 〈民〉〈民〉
5 赤松広隆 〈民〉[自]
6 石田芳弘 〈民〉[自]
7 山尾志桜里〈民〉[自]
8 伴野豊 〈民〉[自]
9 岡本充功 〈民〉[自]
10 杉本和巳 〈民〉[自]
11 古本伸一郎〈民〉〈民〉
12 中根康浩 〈民〉[自]
13 大西健介 〈民〉[自]
14 鈴木克昌 〈民〉〈民〉
15 森本和義 〈民〉[自]
【岐阜】
1 柴橋正直 〈民〉 無
2 棚橋泰文 [自][自]
3 園田康博 〈民〉[自]
4 金子一義 [自][自]
5 阿知波吉信〈民〉 無
【三重】
1 中井洽 〈民〉[自]
2 中川正春 〈民〉〈民〉
3 岡田克也 〈民〉〈民〉
4 森本哲生 〈民〉[自]
5 三ツ矢憲生[自][自]
【静岡】
1 牧野聖修〈民〉[自]
2 津川祥吾〈民〉[自]
3 小山展弘〈民〉[自]
4 田村謙治〈民〉[自]
5 細野豪志〈民〉〈民〉
6 渡辺周 〈民〉〈民〉
7 城内実 (無)[自]
8 斉藤進 〈民〉[自]
■比例区(定数21)
[自]田村憲久
[自]塩谷立
[自]野田聖子
[自]古屋圭司
[自]大村秀章
[自]川崎二郎
〈民〉藤田大助
〈民〉今井雅人
〈民〉橋本勉
〈民〉斉木武志
〈民〉笠原多見子
〈民〉金森正
〈民〉山田良司
〈民〉吉田統彦
〈民〉三輪信昭
〈民〉小林正枝
〈民〉大山昌宏
〈民〉磯谷香代子
[公]坂口力
[公]大口善徳
(共)佐々木憲昭
<近畿> 自公系:19 非自公:58
【大阪】 今回 05年
1 熊田篤嗣 〈民〉[自]
2 萩原仁 〈民〉[自]
3 中島正純 〈民〉[公]
4 吉田治 〈民〉[自]
5 稲見哲男 〈民〉[公]
6 村上史好 〈民〉[公]
7 藤村修 〈民〉[自]
8 中野寛成 〈民〉[自]
9 大谷信盛 〈民〉[自]
10 辻元清美 〈社〉[自]
11 平野博文 〈民〉〈民〉
12 樽床伸二 〈民〉[自]
13 西野あきら[自][自]
14 長尾敬 〈民〉[自]
15 大谷啓 〈民〉[自]
16 森山浩行 〈民〉[公]
17 辻恵 〈民〉[自]
18 中川治 〈民〉[自]
19 長安豊 〈民〉〈民〉
【京都】
1 平智之 〈民〉[自]
2 前原誠司〈民〉〈民〉
3 泉健太 〈民〉〈民〉
4 北神圭朗〈民〉[自]
5 谷垣禎一[自][自]
6 山井和則〈民〉〈民〉
【兵庫】
1 井戸正枝 〈民〉[自]
2 向山好一 〈民〉[公]
3 土肥隆一 〈民〉[自]
4 高橋昭一 〈民〉[自]
5 梶原康弘 〈民〉[自]
6 市村浩一郎〈民〉[自]
7 石井登志郎〈民〉[自]
8 田中康夫 〈日〉[公]
9 西村康稔 [自][自]
10 岡田康裕 〈民〉[自]
11 松本剛明 〈民〉[自]
12 山口壮 〈民〉[自]
【滋賀】
1 川端達夫 〈民〉[自]
2 田島一成 〈民〉〈民〉
3 三日月大造〈民〉〈民〉
4 奥村展三 〈民〉[自]
【奈良】
1 馬淵澄夫 〈民〉〈民〉
2 滝実 〈民〉[自]
3 吉川政重 〈民〉[自]
4 田野瀬良太郎[自][自]
【和歌山】
1 岸本周平〈民〉[自]
2 阪口直人〈民〉[自]
3 二階俊博〈自〉[自]
■比例区(定数29)
[自]近藤三津枝
[自]柳本卓治
[自]高市早苗
[自]竹本直一
[自]石田真敏
[自]伊吹文明
[自]谷公一
[自]松浪健太
[自]谷畑孝
〈民〉大西孝典
〈民〉小原舞
〈民〉玉置公良
〈民〉室井秀子
〈民〉熊谷貞俊
〈民〉浜本宏
〈民〉渡辺義彦
〈民〉河上満栄
〈民〉松岡広隆
〈民〉豊田潤多郎
〈民〉樋口俊一
[公]池坊保子
[公]西博義
[公]佐藤茂樹
[公]竹内譲
[公]赤松正雄
(共)穀田恵二
(共)吉井英勝
(共)宮本岳志
〈社〉服部良一
<中国> 自公系:15 非自公:16
【鳥取】 今回 05年
1 石破茂 [自][自]
2 赤沢亮正[自][自]
【島根】
1 細田博之[自][自]
2 竹下亘 [自][自]
【岡山】
1 逢沢一郎[自][自]
2 津村啓介〈民〉〈民〉
3 平沼赳夫(無) 無
4 柚木道義〈民〉〈民〉
5 加藤勝信[自][自]
【広島】
1 岸田文雄[自][自]
2 松本大輔〈民〉[自]
3 橋本博明〈民〉[自]
4 空本誠喜〈民〉[自]
5 三谷光男〈民〉[自]
6 亀井静香〈国〉〈国〉
7 和田隆志〈民〉[自]
【山口】
1 高村正彦[自][自]
2 平岡秀夫〈民〉[自]
3 河村建夫[自][自]
4 安倍晋三[自][自]
■比例区(定数11)
[自]阿部俊子
[自]村田吉隆
[自]河井克行
[自]中川秀直
〈民〉湯原俊二
〈民〉高井崇志
〈民〉菅川洋
〈民〉花咲宏基
〈民〉高邑勉
〈民〉小室寿明
[公]斉藤鉄夫
<四国> 自公系:11 非自公:8
【徳島】 今回 05年
1 仙谷由人 〈民〉〈民〉
2 高井美穂 〈民〉 無
3 後藤田正純[自][自]
【香川】
1 小川淳也 〈民〉[自]
2 玉木雄一郎〈民〉[自]
3 大野功統 [自][自]
【愛媛】
1 塩崎恭久 [自][自]
2 村上誠一郎[自][自]
3 白石洋一 〈民〉[自]
4 山本公一 [自][自]
【高知】
1 福井照 [自][自]
2 中谷元 [自][自]
3 山本有二[自][自]
■比例区(定数6)
[自]山口俊一
[自]平井卓也
〈民〉仁木博文
〈民〉永江孝子
〈民〉高橋英行
[公]石田祝稔
<九州> 自公系:23 非自公:36
【福岡】 今回 05年
1 松本龍 〈民〉〈民〉
2 稲富修二 〈民〉[自]
3 藤田一枝 〈民〉[自]
4 古賀敬章 〈民〉[自]
5 楠田大蔵 〈民〉[自]
6 鳩山邦夫 [自][自]
7 古賀誠 [自][自]
8 麻生太郎 [自][自]
9 緒方林太郎〈民〉[自]
10 城井崇 〈民〉[自]
11 武田良太 [自] 無
【長崎】
1 高木義明 〈民〉〈民〉
2 福田衣里子〈民〉[自]
3 山田正彦 〈民〉[自]
4 宮島大典 〈民〉[自]
【熊本】
1 松野頼久 〈民〉〈民〉
2 福嶋健一郎〈民〉[自]
3 坂本哲志 [自][自]
4 園田博之 [自][自]
5 金子恭之 [自][自]
【佐賀】
1 原口一博〈民〉[自]
2 大串博志〈民〉 無
3 保利耕輔[自] 無
【大分】
1 吉良州司〈民〉〈民〉
2 重野安正〈社〉[自]
3 横光克彦〈民〉[自]
【宮崎】
1 川村秀三郎(無)[自]
2 江藤拓 [自] 無
3 古川禎久 [自] 無
【鹿児島】
1 川内博史〈民〉[自]
2 徳田毅 [自] 無
3 松下忠洋〈国〉[自]
4 小里泰弘[自][自]
5 森山裕 [自] 無
【沖縄】
1 下地幹郎 〈国〉 無
2 照屋寛徳 〈社〉〈社〉
3 玉城デニー〈民〉[自]
4 瑞慶覧長敏〈民〉[自]
■比例区(定数21)
[自]野田毅
[自]山本幸三
[自]谷川弥一
[自]衛藤征士郎
[自]北村誠吾
[自]岩屋毅
[自]今村雅弘
〈民〉皆吉稲生
〈民〉後藤英友
〈民〉古賀一成
〈民〉野田国義
〈民〉打越明司
〈民〉道休誠一郎
〈民〉網屋信介
〈民〉山本剛正
〈民〉川越孝洋
[公]神崎武法
[公]東順治
[公]江田康幸
(共)赤嶺政賢
〈社〉中島隆利
東京(国会)と地元(選挙区)以外にもしがらみのない情報網をつくってください。
議員会館に部屋を持つようになると、衆議院事務局員、官僚、新聞記者、議員仲間がたくさん訪れていろいろな情報を得ることができるようになります。
党の部門会議、今後は名称が変わるかもしれませんが、朝の部門会議に出席すると、政策調査会事務局が作った新聞スクラップ集と、役所が用意した様々な資料類がもらえ、官僚の説明や、先輩たちの鋭い質問、意見を吸収できます。
ただ、チーム民主は結束が強すぎて、時として集団で道を誤ることがあります。代表・国対委員長らが辞任し、渦中の代議士が議員辞職のうえ、ついには自殺してしまったのは、ついこないだのことです。
ですから、しがらみのない第三者をみつけて、ケータイやメールで意見交換をできるような関係を築いて欲しいのです。
例えば、没交渉だった東京在勤の同窓生と会ってみるのもいいでしょう。様々な分野に行っているし、利害関係がありません。
異業種交流会もいいと思います。経済関係の部署で書いている日経時代の同期は異業種交流会によく参加しているそうです。高校の同窓生から「日経の○○さんって知ってる?」と電話があってビックリしました。彼はベンチャー企業を経営していますが、そういう出会いがあるようです。
独身議員だったら、銀座などで毎日開かれているお見合いパーティーに行ったらどうでしょうか。会費制ですが、飲み放題食べ放題で数千円です。ちなみにこのブログに時折出てきた「総務エリート官僚」さんとは、学生時代に“合コン”で知り合いました。といっても同性なのですが、そこで名刺を交換したことから、今でも仲良くしています。今はメールがありますから、数秒話しただけでも、その後、ご縁が続くことはあります。
それと、朝、新聞を読んでいない議員が多い。その理由は、①議員宿舎、議員会館、地元事務所、地元自宅…と新聞を読む場所が分散している②忙しい③自民党に比べるとお金がない--のが理由でしょう。
党の政調事務局がくれるスクラップ集や、議員会館の学生インターンに作ってもらう議員が多い「常任委員会関係&党全体&地元関係&選挙関係」をミックスしたスクラップ集を読むのも良いですが、やはり何が1面になっているかということを気にして欲しい。自分の担当の常任委員会に没頭せず、日本全体の世論を常に気にする習慣を持って欲しい。
そして、与党(政権党)になると、自分のことが書かれる場合が増えるので、そのチェックも必要になります。思っていることと違って書かれていれば、まずはその記者にていねいに説明する。抗議すると、自分のことを全く書いてくれなくなるかもしれません。あるいは、自分の説明が、新聞記者や有権者に伝わりづらいのかもしれない。常任委員会や部門会議に没頭しすぎて、世の中全体の関心とずれていることに気付いていないのかもしれない。
“猿回し”と揶揄された昨秋の政権党の総裁選に3人の東京都選出議員が立候補しましたが、国替え経験のある1人をのぞく2議員は、「地方がこんなに疲弊していて驚いた」と発言しました。東京都選出議員は国と地元がともに東京。しがらみのない情報網を作っていなかった証拠だと思います。
記者仲間でも、政治部で10年近くエース級にいる記者は、自治体幹部、NPO代表、ベンチャー企業社長といった、政治部とは直接関係ない人と連絡を取り合っています。
まあ、独身議員は、お見合いパーティー、数千円の会費で飲み放題食べ放題、異性からはチヤホヤされますし、同性でも「あのーぜひ名刺をください」と言われるでしょうから、ストレス解消にもイチバン良いのではないでしょうか。民主党の先輩には「合コン議員」と呼ばれる人がいます。具体名も複数知っていますが、私はお見合いパーティーをおすすめします。
8月1日現在の日本の人口は1億2759万人ですから、人口の82%が有権者ということになり、少子高齢化を感じさせます。
投票率70%は7300万人となります。これが一つの目安となりそうです。
東京は曇り空で、過ごしやすい朝です。
選挙日和です。
起きたら8時15分ほどでした、もう1時間以上前から投票が始まっていたのですね。
有権者の8%ほどは前回の郵政選挙を(有権者としては)知らない20~24歳です。社会はどんどん入れ替わりますから、現役世代がしっかり政治家をチェックする必要があるし、マニフェストという契約書をときどきチェックすることが必要です。
十分やりおえた実感があります。
昨年2月、10日間手伝った最年少町長の開票日は、落ち着かなくて、腕を組んで、事務所前の駐車場をひたすらぐるぐる歩いておりました。
候補者は朝から、事務所に出てきて支援者と話したり、弟とスーパー銭湯に行ってさっぱりしたり、開票直前も事務所で談笑していました。なんで僕が落ち着かなくて、候補者はあんなに落ち着いているのか、すこし腹が立ちました。しかしそれは、彼が本戦だけで5日間、前哨戦を入れると、約2ヶ月半、町会議員選挙初出馬から6年半、政治活動全体では10年間、やるべきことをやった、これで負けたら悔いがないというところまでやったからです。
僕は今回それと同じような落ち着きを感じています。
国政選挙当日は映画館に行って、頭と心をクールダウンさせるのを習わしとしてきましたが、きょうは行かなくても大丈夫そうです。夜が遅くなりますので、昼寝をしっかり摂ります。
ご家族にお年寄りがいらっしゃる場合などは、きょうが投票日だと忘れている人もいるでしょうから、お声掛けやお付き添いをお願いします。
写真=写りの関係で2枚の写真を貼り合わせてあります。
朝日新聞編集委員は28日夜、CS「朝日ニュースター」の番組「ニュースの深層」に出演し、朝日新聞が実施している期日前投票所での出口調査で、自民党支持者のうち、公明党に投票した、と答えた人が7%にとどまっているという調査結果を紹介しました。
朝日新聞編集委員は具体的な選挙区の当落を左右する情報は明らかにできないとしたうえで、個別選挙区の当落を左右しない情報ということで、これだけパネルを使って、さわりを紹介しました。
「支持なし層(無党派層)」でも、5%は公明党に投票しており、自民支持層の7%とほとんど変わりありません。
小選挙区の自民党公認候補は、「比例は公明へ」と呼び掛けているとされてきましたが、それはうわべだけの話で、現場ではまったく働きかけをしていない可能性があります。
【追記 2009-8-29 10:30】
公明党幹部が29日付朝日新聞に出した広告では、「連立与党統一候補者」という大きな文字が書かれていました。
私自身も勘違いしておりましたが、以下のコメント欄で教えていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/8e3ea262ff5e7d83147e28b61f9ab64b#comment-list
投票所の終了時刻は「午後8時まで」ですが、県都でも「午後7時まで」に繰り上げているところがありますから、投票所入場整理券を確認したり、期日前投票に行ったりしてください。入場券をなくした人は身分証明書を持っていけば大丈夫だと主増す。
ちなみに8月30日ですが、午後7時55分の開票特番開始までは総選挙がらみの情報はTV、ラジオ、新聞ネット版にはほとんど出てきません。なお大勢はかなり早い時間に判明する可能性もありますので、午後8時にはTVの前に座った方がいいと思いますよ。
私は投票日には、映画館に行って頭と体をクールダウンしてから、開票特番を見ることがよくあります。映画館に行くという理由で期日前投票をしてもいいんですよ、私は「レジャー」という項目に○をしました。
今回の選挙は各政党がマニフェストを示して、支持を訴えました。このうち、政権政党になった党のマニフェストは向こう4年間、ないしは次の衆議院解散まで、私たち国民一人一人と政権の契約書になります。
日本は間接民主制(間接デモクラシー)ですから、投票が終われば、私たちは自分の仕事に戻らなければ行けません。が、契約がしっかり守られているかはチェックが必要です。
ぜひ小選挙区と比例区、それぞれの投票先の個人・政党名を記入して保存しておくことをおすすめします。日記を付けている人はそれに書けばいいし、手帳やスケジュール帳に書いておいたり、パソコンの文書ファイルに「2009年衆院選は○○と○○党に投票」というタイトルでつくっておくといいのではないでしょうか。
さて、電話作戦は名簿が集まりにくい時勢や資金難などの理由から縮小した陣営が多かったようです。「電話も来ない」、「選挙ハガキも来ない」、ということでこの選挙戦に参加したいのに、参加できなかった、なんだか疎外感があるなあ、社会と自分が隔絶しているのかなあと感じている方。多いと思います。TV局も広告収入の減少から経費・出張費を節減したので、選挙に関する報道時間が少ない傾向がありました。
選挙戦に何とか参加したい、という方はぜひ、選挙事務所を訪ねて、「頑張ってください」とヒトコト言って、受付にある芳名録に、自分の名前と住所と電話番号を書いてくればいいと思います。あるいは、マニフェストをまだもらっていない人は、マニフェストやビラがもらえると思います。
今回の選挙戦で、この広告を見た方はいらっしゃるでしょうか。公示日の日本農業新聞になった民主党の広告です。
「一戸、一戸。政権交代は、農家を元気にしていきます。」
ご存じのように、民主党マニフェスト2009では、12頁の4つめの約束に「農業の戸別所得補償制度を創設。」という大見出しを掲げています。
戸別所得補償は、2007年参院選を大勝に導いた目玉公約です。
マニフェスト2009では、
「地域を再生させる政策」として、
・地域主権
・ガソリン税などの暫定税率の撤廃
・高速道路の段階的無料化
とミックスさせて、
「戸別所得補償制度の創設により、農業を再生し、食料自給率を向上させます」
「畜産・酪農業、漁業に対する所得補償と林業に対する直接支払いの導入を進めます」
と打ち出しています。
この広告で目を引くのは、「一戸、一戸。」というように、農業を家族の単位で考えていることです。農業者戸別所得補償制度の発案者である篠原孝前ネクスト農相(長野1区公認候補)は、「(都市部へ)出て行った人が戻ってきてくれることが基本になる」とし、農村の再生を図っていく考えを示しています。
小沢一郎さんはコメの販売農家です。小沢さんはときどき、いますぐ減反(生産調整)を止めるような発言をすることがありますが、そこはご心配なく、ていねいに所得補償に移行していくことになるだろうと思います。
マニフェスト4頁の工程表によると、来年度は調査・モデル事業・制度設計をし、2011年度から年間総額1兆円の戸別所得補償が始まります。
それにしても、民主党マニフェストのFTAの記述に対する自民党の攻撃は、コメだけを前提にしていたように感じられます。農業をコメだけでしか語れない自民党農政にあすはありません。
政権交代は日本農業の夜明け。今、都会でタクシー運転手をしている農家の長男も、帰郷できる日はもうすぐです。
一戸、一戸、
一歩、一歩、日本農業を立て直していきましょう。
◎ねらいは農協はずしの「農民分権」だった!篠原孝さん 長野1区
【前原“退場勧告”メール】農水部門会議幹部「農業者戸別補償への批判は看過できない」
民主党幹事長、町村発言大歓迎「減反見直しで自民党農政の誤り認めろ」
衆院農水委、農業者戸別所得補償法案を否決、廃案
民主党バスに乗る人が一生食べ物に困らないようお願いしました
偽りの豊饒
【食料】専業農家の2007年平均収入が「前年比2割減」という深刻な事態
【衆院農水委】農業者戸別所得補償法案で与野党質問
【国会傍聴記】民主党の「農業者戸別所得補償法」参院可決 衆院で「品目横断」と激突へ
東海道本線の国府津(こうづ)という駅のすぐ近くの海に来てみました。夏休みももうすぐ終わりですね。7月21日解散~8月30日投票~8月31日未明開票確定へという夏休みのような日程。
さてこの写真の奥手はちょうど東京湾・相模湾から見て真東になります。ことしからちょうど150年前、この海を渡って、日本にデモクラシーがやってきました。
それから150年、歴史的な夏を迎えようとしています。
私たちの議会制デモクラシーは若くて幼くて未熟だけど、日本は私たちの国ですから、私たちのペースで歩んでいけばいいのです。
私にとって、議会制デモクラシーとは二大政党制です。どれだけ異論があろうが、私にとって議会制デモクラシーはすなわち二大政党制であり、二大政党制とはすなわちデモクラシーである。もちろん自治体は別です。
政権交代ある政治の必要性には日本中の多くの方々が感じ取ってくださっているという確かな手ごたえを感じます。しかし、まだまだ二大政党制デモクラシーの定着には十数年はかかりそうです。
もうひとつ、私が確かな手ごたえを感じているのは、多くのみなさんが「政治は自分の手で変えられる」と感じておられることです。今までは政治と距離を置く事なかれ主義が経済的な成功につながると信じている人が多かったですが、政治に物を言わないことは経済的な滅亡につながることに感づかれた方が多いようです。
私もブログで決して楽観的なことを書かないように、必死に必死に引き締めるわけですが、その引き締めが必要だということも含めて、多くの有権者(主権者)が政治に参加するようになっています。
とはいえ、政権交代ブームなど起きていませんし、鳩山代表の言う「歴史的な夏」「革命的な政権交代」はおきません。そこまで余裕がないし、多くの方が4年前までの自分の有権者としての判断ミスが心につっかえている。
失ったものはあまりに大きすぎます。
とはいえ、太平洋、私たち人間はすべてもともとは海にいましたが、太平洋は次々と波に乗ってミネラルをこの岸に運んでくれています。
海の幸と山の幸を大事にし、自然と共生し、お天道様と一緒におきて、一緒に眠る生活にかえれば、日本は必ずよみがえります。
夏休みの終わりは政権交代の夏。政権交代の夏は日本の夜明け。日本の夜明けはデモクラシーの夜明け。
二大政党制の完成を考えると、まだまだ遠き道程ですが、私はいま確かな手ごたえをもって、落ち着いて、審判の日を迎えることができそうです。
さあ、あと3日間。政権交代へ半歩だけ踏み出している人の背中を押しましょう。私たちは公務員の家来ではない。輝いていた日本へもう一度、歩き出しましょう。
ぜひ自民党さんにも良きライバルとして切磋琢磨、政策論争に明け暮れ、悔いのない選挙を作り上げていただきたく存じます。
さて静岡3区を出発し、東に向かいます。
隊長は公示前にトカラ列島全島を回りましたが、けさの報道などによると保岡元法相が「肉薄」しているようです。私も鹿児島に行きたかったのですが、航空運賃があまりに高くて断念した経緯があります。
政権交代に絶対不可欠な川内隊長に力を!
http://www.youtube.com/watch?v=WxZ3_A9s7KU
2009衆院選かごしま:1区 自民・民主、前職せめぎ合い /鹿児島 - 毎日jp(毎日新聞)
◇離島でも激戦の渦
衆院選(18日公示、30日投開票)で、自民の保岡興治氏(70)と民主の川内博史氏(47)の前職対決が軸となる鹿児島1区。激戦の渦は、人口数十人の島々にまで及んでいる。各島の集落には競うように両党の広報板(ポスター)が張られ、「国政ではかつてない激しさ」(島民)。川内氏が昨秋以降、2度も三島村、十島村(トカラ列島)の各島を巡り、保岡陣営が警戒を強めるなどせめぎ合いが続く。【福岡静哉】
三島村と十島村の有権者は計846人(6月2日現在)。1区全体の有権者に占める割合は、わずか0・25%だ。
川内氏は11、12日、チャーターしたヘリで三島、十島両村の有人島10島をすべて回り、街頭演説やポスター張りなどで支持を呼び掛けた。解散が予想された昨秋以降、2度目の「遠征」だった。
川内陣営幹部は、離島巡りの狙いを「川上作戦」と解説する。小沢一郎代表代行の持論で、川下(の都市部)でなく、川上(の農山村など)から支持呼びかけをせよという運動論。07年の参院選で、民主が「1人区」を制した原動力とされ、自民党支持基盤の切り崩しが狙いの一つだ。
保岡陣営も「(両村は)今回は接戦になりそうだ」と危機感を抱く。
「これほど頻繁にトカラ(列島)に入る衆院議員は初めてだ」。ある自民県議は川内氏の動きに舌を巻く。保岡氏も昨秋、島々を巡った。川内氏の動きを警戒しつつも、「投票日まで残りわずかで、本人が入る予定はない」(陣営幹部)と言う。代わって、事務所スタッフや支持者らが負けじとポスター張りなどに励む。
伝統的に保守層が強いとされる両村。96、00、03年は保岡氏が川内氏を400~500票上回り、得票率7~8割を誇る金城湯池だった。だが、05年の「郵政選挙」。両氏は156票差まで縮まった。ある島の郵便局長は「前回から川内さんを支援している」という。
中之島の女性(68)は「島にこれほど多くのポスターが張られたことは、かつてない」と驚く。悪石島の民宿経営の男性(44)は「選挙戦が盛り上がり、島民の意識も高まって来ている。自民でも民主でも、離島のために尽くしてくれる人を選びたい」と話した。
「ある経済官庁の幹部は
減額補正案は来年度予算との一体編成が、合理的で、常識的だ」とみる。
これは断固許せない発言です。日本の一般会計は単年度主義ですから、翌年に繰り越すことができません。使えなかった部分(未執行分)は不用額として残ります。
「ある経済官庁の幹部」は、減額補正を来年度に持ち越すことで、今年度分の本予算プラス14兆円補正の執行を確実にしたいのでしょう。とくに今回は事業執行だけでなく、基金の造成という早い者勝ちの予算執行がありますから。
「ある経済官庁の幹部」の発言は、10兆円、国民1人あたり10万円の税金無駄遣いにつながりかねないとんでもない発言です。14兆円補正の予算獲得額が多い、農林水産省や厚生労働省幹部の発言でしょうか?
民主党は速やかに第2次補正(歳入・歳出とも減額)を編成しなければいけません。政策筋によると、すでに民主党と財務省主計局は2次補正の準備に取り掛かっているもようです。