[写真]自民党・秋葉賢也衆議院議員、仙台市・宮城野区で、4年前2019年7月4日、宮崎信行撮影。
仙台市宮城野区・泉区など宮城2区で比例復活している、自民党の秋葉賢也衆議院議員(7期)は仙台市議選投票日のきょう令和5年2023年7月30日(日)朝8時10分に公職選挙法に違反する疑いがあるインターネット投稿をしました。
ツイッターから今月改称した会員制SNS投稿サイト「X(エックス)」に、次のように投稿。筆者が公選法違反を指摘したところ、削除されました。
秋葉賢也さんの「X」投稿。
「どうせ変わらない、誰がやっても期待できない。そんなネガティブな言葉に埋没することなく、皆さんの怒りや嘆きを、自民党の候補者に託して下さい」とし、自民党の仙台市議選公認22名と推薦2名への「ご支援をお願いします」とのバナーを投稿しました。
公選法142条の3は「選挙運動のために使用する文書図画(ぶんしょいとが)であってウェブサイト等を利用する方法により選挙の期日の前日までに頒布されたものは」「選挙の当日においても」「通信端末機器の映像面に表示させることができる状態に置いたままにすることができる」などと定めており、当日には投稿できません。秋葉さんは、仙台市内の自民党支部の代表者や政治団体の代表ですので、本人が立候補していなくても、地位・立場から公選法の規制対象で、選挙運動の終期の解釈などからも違法です。
秋葉さんは昨年8月10日、比例復活ながら復興大臣として初入閣しましたが、夫婦とそのその親族だけで会計を管理したり、子がタスキをして影武者をしたりした、政治資金規正法・公選法の答弁揺れなどで事実上更迭されました。
秋葉さんは第25回参院選で自民党宮城県連会長として陣頭指揮しましたが、全国の1人区で唯一立憲民主党公認新人に初当選(石垣のりこさん)をゆるす失態をおかしました。安倍晋三総裁・首相(当時、故人)は初日に秋葉さんの選挙区に入り「この会場には秋葉後援会の人もいると思うが、秋葉さんが県連会長だ」とねじをまきましたが、かないませんでした。昨秋の第26回参院選では逆に自民党公認候補がダブルスコアで勝利。直後に、初入閣しました。筆者は2019年夏以降、「自民改選単独過半数でも、自公過半数でもなく、32ある1人区で32勝0敗をめざす、安倍晋三・菅義偉両氏の殲滅思想は武士道や横綱相撲ではない」と批判してきましたが、昨夏の参院選で安倍さんは1人区の岡山・奈良をつけまわされ、射殺されました。
このような経緯から、松下政経塾・県議からの叩き上げで夫婦で金銭管理をする秋葉さんに、やや同情的な面もありましたが、今朝の行動をみると、単に政治センスに欠けているだけかもしれません。先月も、「公明党選挙協力解消か」「首相解散を決断か」との2つの情報が流れていた金曜日に、自民党現職が一斉に地元に帰ったのに、秋葉さんは議員会館で仕事をしていたようで、ちょっと政治センスが謎な人だと、私は感じていました。
仙台市議選は5つある選挙区に維新が1人ずつ新人を擁立。公明党は「定数1減と思え」と機関紙に書きました。立憲民主党も公認で14人擁立しており、激戦となって投票日を迎えていました。
仙台市宮城野区・泉区など宮城2区で比例復活している、自民党の秋葉賢也衆議院議員(7期)は仙台市議選投票日のきょう令和5年2023年7月30日(日)朝8時10分に公職選挙法に違反する疑いがあるインターネット投稿をしました。
ツイッターから今月改称した会員制SNS投稿サイト「X(エックス)」に、次のように投稿。筆者が公選法違反を指摘したところ、削除されました。
秋葉賢也さんの「X」投稿。
「どうせ変わらない、誰がやっても期待できない。そんなネガティブな言葉に埋没することなく、皆さんの怒りや嘆きを、自民党の候補者に託して下さい」とし、自民党の仙台市議選公認22名と推薦2名への「ご支援をお願いします」とのバナーを投稿しました。
公選法142条の3は「選挙運動のために使用する文書図画(ぶんしょいとが)であってウェブサイト等を利用する方法により選挙の期日の前日までに頒布されたものは」「選挙の当日においても」「通信端末機器の映像面に表示させることができる状態に置いたままにすることができる」などと定めており、当日には投稿できません。秋葉さんは、仙台市内の自民党支部の代表者や政治団体の代表ですので、本人が立候補していなくても、地位・立場から公選法の規制対象で、選挙運動の終期の解釈などからも違法です。
秋葉さんは昨年8月10日、比例復活ながら復興大臣として初入閣しましたが、夫婦とそのその親族だけで会計を管理したり、子がタスキをして影武者をしたりした、政治資金規正法・公選法の答弁揺れなどで事実上更迭されました。
秋葉さんは第25回参院選で自民党宮城県連会長として陣頭指揮しましたが、全国の1人区で唯一立憲民主党公認新人に初当選(石垣のりこさん)をゆるす失態をおかしました。安倍晋三総裁・首相(当時、故人)は初日に秋葉さんの選挙区に入り「この会場には秋葉後援会の人もいると思うが、秋葉さんが県連会長だ」とねじをまきましたが、かないませんでした。昨秋の第26回参院選では逆に自民党公認候補がダブルスコアで勝利。直後に、初入閣しました。筆者は2019年夏以降、「自民改選単独過半数でも、自公過半数でもなく、32ある1人区で32勝0敗をめざす、安倍晋三・菅義偉両氏の殲滅思想は武士道や横綱相撲ではない」と批判してきましたが、昨夏の参院選で安倍さんは1人区の岡山・奈良をつけまわされ、射殺されました。
このような経緯から、松下政経塾・県議からの叩き上げで夫婦で金銭管理をする秋葉さんに、やや同情的な面もありましたが、今朝の行動をみると、単に政治センスに欠けているだけかもしれません。先月も、「公明党選挙協力解消か」「首相解散を決断か」との2つの情報が流れていた金曜日に、自民党現職が一斉に地元に帰ったのに、秋葉さんは議員会館で仕事をしていたようで、ちょっと政治センスが謎な人だと、私は感じていました。
仙台市議選は5つある選挙区に維新が1人ずつ新人を擁立。公明党は「定数1減と思え」と機関紙に書きました。立憲民主党も公認で14人擁立しており、激戦となって投票日を迎えていました。
以上です。