「国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)」によると、およそ2週間前の2024年5月8日10時41分から「大規模太陽フレア」が連続発生し、11日午前1時半以降「太陽コロナガス」が地球に来ています。GPSシステムの乱れや天候不順につながっています。来年2025年にかけて活動が活発化されるとみられます。2020年3月以降の「コロナ禍」は、マクロ経済では見ようによっては、新しく生産された物(財)の取引に左右されない経済循環や民生ができた21世紀を感じさせましたが、「フレア禍」は、ささいなきっかけで日ごろのイライラが爆発する日本政治につながるような気もします。
裏金で、私の政権交代ある二大政党政治が大事だという主張が、言語化できないという生涯の苦しみも、解消されつつありますが、真珠湾攻撃に突っ込んだ「昭和16年の夏以降」のような極端な世論の変化は望みません。
【衆議院国土交通委員会 きょう令和6年2024年5月22日(水)】
別に他のメディアと違おうとしているわけではありませんが、きょうは「目に見える政治」が多い国土交通委員会から取り上げます。
次の選挙では、政党「れいわ新選組」は、比例11ブロックのうち、5つ以上のブロックで6議席以上取って倍増するのではないか、との統計の積み上げをがあります。
れいわ新選組のたがや亮さんは、同党が比例南関東ブロックで4・08%をとった1枠で当選しましたが、次の選挙は「3増3減」で同ブロックの定数が1増えて23になります。同党の政策を正面から馬鹿にする風潮がみられますが、山本太郎参議院議員らが今後も一定の影響力を持ち続けることは確実です。
たがや亮さんはきょうの審議で、財政制度等審議会(財政審、財審)の十倉雅和会長・増田寛也委員らの取りまとめを批判しました。たがやさんは「この内容にびっくりしました。人口減少などを理由に、社会資本整備費に関して、どちらかというと予算を圧縮すべきという内容が示唆されていました」「いくら財政を健全化しようとも、我が国の重要な産業である建設業を衰退に追いやるような財政運営は愚の骨頂ではないかと思います」と述べました。斉藤鉄夫国交大臣(広島3区)は「建設現場で社会資本の整備の現場で働く方々の処遇を改善し、将来が見通せる、この業界に入っていこう、とこういう将来が見通せるということも非常に大事」「将来見通しのつく予算、そのための予算の確保と機能が非常に大事だ」と語り、人材面での将来の安定性をベンチマークにすべきだとの考えを強調しました。
たがやさんは重ねて「財務省さんは、この5年間、予算頑張って増やしてると、令和5年度も2.2兆円予備費積むと、補正予算組むと言って2000億円ふやしたと豪語してるんですけども、ほぼ横ばい」「能登半島地震を考えると今後の大災害対策や日本の公共インフラを支える建設業界が衰退しないよう、平時には無駄とされがちだが、災害などの有事に有事の際には役に立つ」「財務省は昨日の財政審の答申を受けて今後、公共事業費を増やしていく方針なのか」とし、寺岡主計局次長(元スガ首相秘書官)に問いました。寺岡さんは「整備水準が既に相当程度に達している」としつつ「毎年の予算編成過程において検討し、国土交通省を含む関係省庁とも十分な調整をしながら、我が国の社会資本整備に必要な予算を計上してまいりたいと考えてございます」と答弁。たがやさんは「財務省の典型的な答弁へ綺麗に巧妙に結論をけむに巻き、まとめているけど、結局明確にしないお見事です。改めて議論したいと思います」と切って捨てました。
「建設業法など改正案」(213閣法51号)を可決すべきだと決めました。
「公共事業品確法改正案」(213衆法 号)が5年ぶりに起草され、可決すべきだと決めました。
議員立法の審議では、「日本維新の会国会議員団幹事長代理」の2期生、三木圭恵さんも憲法審同様に積極的にアピールしました。次回選挙でおよそ3分の1で現れる小選挙区の最大の構図「自公の現職、立憲と維新の前回小選挙区では通っていない候補、そして参政の4候補」の「自立維・実質3つ巴構図」となる兵庫7区選出。おおよそ「近畿で20の小選挙区、それ以外の80小選挙区」がこの構図になるイメージ。兵庫7区は維新パワーが兵庫県初勝利した前回でも比例復活です。兵庫7区は自民現職(山田賢司さん)の評判が悪いのですが、小学校低学年でも名前を言えるほど日常活動は厚いようです。空間軸では三木さんの兵庫7区のあたりが全国維新の議席を占うことになりそう。時間軸では、維新が自民支持層を削って、立憲が漁夫の利を得るような、会期末に向けた政策連携(政治改革・憲法)となるかどうか。「安定の自公政権か混乱の立憲共産党か」という実力者がいたら、その人は既に時代遅れだと、私は主張します。
国土交通は綱渡りの日程となっており、きょうの審議では斉藤鉄夫大臣のマイクが落ちてしまい、長坂康正委員長が「速記を止めてください」と発言し、大臣があわてる場面もありました。2024年問題では「物流」の方の法案で、「2024年になってから出すのは遅い」と野党から指摘されましたが、きょうの読売新聞などの報道では、公正取引委員会が「建設」の2024年問題で下請法改正案を来年の通常国会に出したい意向だとされており、かなり霞が関の機能も昔に比べてグランドデザインが落ちてきた印象です。因果関係では、官僚に同情的にもなりますが、霞が関の劣化が政権交代の死角となりそうです。
【参・予算委】
集中審議は2時間半という短時間コースで、国内外の諸課題でした。リクルート事件の「政治とカネ」と違い、裏金は「決定的な悪人面」がいないから、広げるのが難しいようです。「カスハラ」は東京都で条例化の段階となっており、国民民主党のUAゼンセン組織内の田村まみさんは、政治とカネより先にカスハラについて首相に問いました。
【衆・政治改革特別委】
まず、「インターネット公開の立憲案」(208衆法49号)が撤回されました。
続いて、議員立法の趣旨説明がされました。
パー券公開基準下げ・政治家の毎年の確認書などの「自民党案」(213衆法13号)、政党助成法減額措置を新設する「立・国・有の案」(213衆法14号)、企業・団体献金廃止の「立憲単独のもともとの改正案」(208衆法48号)パーティー廃止の「立憲単独の追加改正案」(213衆法15号)が趣旨説明されました。鈴木啓馨、落合貴之、本庄知史、青柳仁士各議員が読み上げました。あす、あさって質疑。
ここで、本音を書きますが、毎年定例5会場でおよそ0・6億円超を売り上げる岡田克也さんがパーティー廃止法の成立を望んでいるとは思えないです。私は企業会計の経費・黒字にかかる国の法人税の計算の仕方も分かりますが、0・6億円全部を社長の個人献金に振り替えてもらうなんてとうてい無理です。
【参・本会議】
「再資源化事業高度化法」(213閣法60号)と「都市緑地法を改正する法律」(213閣法18号)が可決し、成立しました。これで、今国会の政府提出法案の62%超が成立したことになり、この時期ではハイペースです。
【衆・経済産業委】
公正取引委員会執筆で自見はなこ大臣が答弁した「スマホのアプリの競争の規制法案」(213閣法60号)を可決すべきだと決めました。
【衆・地こデジ特別委】
「日本版DBS法案」(213閣法61号)は、この間、とくだん世論の賛否の風もなく、全会一致で可決すべきだと決まりました。
【衆・内閣委】
「海洋再生可能エネルギー発電の設備の整備にかかる海域の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」(213閣法53号)が松村・海洋政策担当相から趣旨説明されました。
【衆・北朝鮮拉致問題特別委】
横田拓也さん、西岡力さん、荒木一博さんらの参考人質疑を28日に開くことを決めました。
【参・外交・安全保障に関する調査会】
開かれました。
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