【西安にて更新】(写真は宮崎信行)
いよいよ第15回大長城計画・交流協議機構大訪中団最後の書き込みです。
僕がむかうパソコンの右側のTVでは、NHKニュースおはよう日本が放送中。おはぽんで、今週末が国会会期末だと聞いて、目が覚めました。左側の窓の向こうの西安のまちはまだ真っ暗ですから。
8年ぶりの海外旅行を終えて、まず伝えたいこと。
円がずいぶん安くなりました。日本の国力はかなり衰退しました。これをまず伝えたい。
次にダジャレのような本気の話。
胡錦涛思想のスローガン「和偕社会」という看板はよく見ましたが、その看板を見て、街と人をみると、「若い社会」だあ、と。日本語と中国語がともに漢字を使っていることから、たまに起こる現象だが、「和偕社会は若い社会」というのはかなり正鵠を得ていると自画自賛。とりあえず私はキーワードとしてインプットしますから、お読み頂いている方もよろしければ、使ってください、ダジャレですけどね。
ダジャレと言えば胡錦涛さんの「胡」ってペルシャですよね。今のイラン・イラクです。中国の国家元首が「ペルシャ」という苗字だと初めて気付きました。「シルクロードの起点」である西安に来たからです。それだけでも西安に来て良かった。
空海が持ち帰ったのは高野山だけでなく、日本全体の文化に生きているということでしょう。
まあ、段取りなど、いろいろと文句もありますよ、450人の旅行団ですから。3日目には「これじゃあ政権はムリだよ」と思いましたが、5日間を終えて、若いなりにも力のある政党に育ってきたと思います。15年前、自民党の全国学生交流会(学生部)から、新生党学生塾を石川知裕衆院議員らと立ち上げた頃の手作り感がいまでも残っている。
若いけど、主権者である私たちが育てていかなければならない政党だと思います。7月初当選組の参院議員も火の玉となって闘って欲しいです。あんまり党内での出世のために派閥争いに力を注いでちゃ、ダメだぜ、所詮野党なんだからさ、今は。派閥ごっこは政権取ってからにしなさい。
そこのところが未熟だけど、可能性のある未熟さが民主党の若手たち。
ここまで失墜した日本の(相対的な)国力衰退をとどめて欲しい。
三蔵法師と孫悟空が印度へ旅立ったこの地から、150人の西安組は日本へと旅立ちます。
久しぶりに英語を話すことができてストレス発散できました。今度はいつものように一人旅で海外に行くことにしましょう。私自体も人生において収穫の多い大きな旅になりました。
「おはぽん」が6時52分だって。首藤アナ、松尾アナが天気を伝えています。私も朝食会場に行かなければ。
訪中記はこのエントリで終わりです。ありがとうございました。
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【関連エントリ】
12月7日【北京から更新】胡錦涛さんを生で見たよ!
【12月8日夜 西安にて】
早朝に北京のホテルを出発し、高速道路で万里の長城へ。
万里の長城はテレビで見るイメージに近かったです。
売り子や売店などで中国の貧しい現実も見ました。
北京空港から国内線で西安へ。
イメージがない西安の方が、むしろ「中国」のイメージに近かったです。
空間軸をこえてきたのに、時間軸をこえてきたみたい。
昭和の下町に近い光景もバスから見ました。
西安には「鈑金」という看板で埋め尽くされた地区を車窓から見ました。バスの中で複雑な感情になりました。
そう言えば、ほんの10年前まで僕の街は「鈑金」「板金」という看板で埋め尽くされていたなあ・・・と。今はめっきり減りました。
これになんとも言えない気持ちがしたんです。
北京ではかなり久しぶりに宇佐美登・前衆院議員に会えたのですが、宇佐美さんは大田区の町工場のせがれ、私は北区の機械販売業者のせがれです。(機械屋に「息子」という言葉はありません、「せがれ」です!)
宇佐美さんがこの光景を見たら、感情を共有できたかもしれないと感じました。
私事が長くなりました。閑話休題。
旅程は3日目。
小沢代表は朝、帰路につきました。
国会議員は「日中交流協議機構」の会議をみっちり3時間。
3つの分科会に分かれていて、外交安保、経済、文化で討論。
私たち一般団員は、万里の長城見学。6000キロあるわけですから、「チラ見」に行ったという感じかな。
中国国内線で西安へ。
西安組は菅さんが率います。きょうは移動以外は国会議員団とは別行動でしたので、よく分かりません。
かなりぎょうぎゅう詰めの日程ですので、またの機会に書けたら書きます。
追伸
胡錦涛さんとの記念撮影の写真をもらいました。
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【西安から更新 午前8時半(こちら時刻午前7時半)】
(写真=宮崎信行写す)
昨日の北京市郊外の万里の長城の写真です。
高地で空気がすんでいるので、良い感じに取れました。
イメージ通りという感じでしょうか。
これが6000キロ続いているというんですから。
「想像を絶する」という認識で打ち止めにするのが、中国を理解するうえで一番大事なことのように感じます。
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【関連エントリ】
12月7日【北京から更新】胡錦涛さんを生で見たよ!
写真は若手国会議員たち(7日、釣魚台国賓館=宮崎信行撮影)
【北京にて 午前6時半(日本時刻午前7時半)】
お早うございます。
北京はシンシンと寒い(冷たい)。まだ真っ暗です。
さて、きょうから訪中団は2手に分かれます。
私は西安に行きますので、もうすぐこのパソコンも荷造りします。
万里の長城を訪れた後、中国国内線で北京空港から西安に向かいます。
もう一手は北京にもう一泊し、日本に帰ります。
万里の長城の後、午後には中国人民解放軍施設などを視察するようです。
小沢代表は今日、帰国します。
そのほかにも国会議員は北京からあす(日曜日)中に帰国する人が多いようです。
その前に、きょう午前は「交流協議機構」の分科会があり、みっちり協議があります。「文化」「安保」「エネルギー」について話し合うそうです。逐語訳だということですから、3時間はあっという間かも知れません。
万里の長城の寒さが心配です。そろそろ用意します。
次の更新ですが、西安のホテルの通信事情が許せば、西安になります。
場合によっては、10日以降、東京から、ということもあるかもしれません。
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【北京にて 2007-12-07 午後10時半(日本時刻午後11時半)】
とても有意義で楽しい一日でした。
釣魚台国賓館(迎賓館)から宿泊先に戻ったばかりの、酔っぱらい運転ならぬ、酔っぱらい執筆なので、とりあえず通信社が配信しない速報写真から。
民主党(DPJ)代表代行の菅直人・交流協議機構長が踊りました。
この宴席で私は植松恵美子参院議員(香川選挙区)のご兄弟2人と同席して、ビックリ。3兄弟の力で「香川県の8割以上のお宅に、後援会や党支部の機関紙を配って歩いた」とうかがってまたビックリ。
7月の初当選の縁の下には兄弟の尽力があったそうです。
で、次男の方は先日のエントリでご紹介した小川淳也衆院議員(香川1区)と小学校・中学校の同級生で、選対に詰めていたと聞いてまたまたビックリ。
日本と中国のいろいろなお話をうかがって、いやあ、世界は広いなあと思った一日でした。
で、喜納昌吉参院議員が奏でる沖縄ソング「ハイサイおじさん」にあわせて踊り出した菅さんが壇上に。写真右端のオレンジ色のジャケットを羽織った女性が植松さんです。
釣魚台国賓館での菅さんと植松さんらの「ハイサイ踊り」。
まあ、このくらいの度胸がなきゃ政権はとれないわな。
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【関連エントリ】
12月7日【北京から更新】胡錦涛さんを生で見たよ!
(写真は記念撮影の前に胡錦涛国家主席と握手をかわす平山幸司参院議員ら=China Daily)
【北京7日夜=下町の太陽】
午前中は国会議員団は「交流協議機構」の会議。
一般団員は班別観光。
私は工業団地の日系工場などを見ました。
ホテルでの1時間弱の着替えを終え、昨日に続き人民大会堂(国会)へ。
1階のホール(?)で議員団、一般団員、民主党職員に加え、全青連など中国共産党幹部などが整列。
胡錦涛さん、小沢さんを待ちかまえます。
(China Daily)
一瞬の静寂のあと、割れんばかりの拍手の中、胡錦涛さん、小沢さん、羽田さん、菅さんらが入場してきました。
胡は小沢さんが付き添う中、1列目の国会議員、2列目の国会議員や一般団員と3列目から手を伸ばした一般団員、ひとりひとり握手してまわりました。(およそ5分間)。
私と18歳の時からの友人、石川知裕衆院議員も直接、声をかけてもらいました。15年経って政治家になる夢を叶え、P5(国連常任理事国)の国家元首と直に握手している石川君の姿を垣間見られたのは万感の思いです。
私は5列目でしたので、2・5メートルほどの距離で胡錦涛さんを見ました。
「13億人中国のナンバーワン」と考えると、イメージが増幅してしまいます。
そういう場合、実際に会うと小柄なイメージを受けることが多いのですが、胡錦涛さんはイメージ通りそのままでした。
柔和な笑顔。体躯はアジア人平均よりやや大きめ。理知的な顔立ち。フサフサとした柔らかそうなヘアスタイル。物腰ていねいな所作。
先日の共産党大会で、共青団や太子党の若手を抜擢し、今後5年間の胡体制を盤石なものにしましたが、直に見る胡さんは権力者にありがちな顔の左右の違いなどもないですし、強引さより、怜悧な判断力でトップになった人ではないか、と感じました。
◇
写真撮影の後、胡さん、小沢さんが会談。団員ではありませんが急きょ北京入りした田中眞紀子元外相が同席したそうです。
なお、訪中団には初日から国民新党の自見庄三郎元郵政大臣(参院で統一会派)が副団長として参加しています。
◇
私たちはバス10台以上に分乗し、釣魚台国賓館に先に向かいました。
◇
こちらで確認した限りでは、「NHKニュースウォッチ9」で報道されたようですね。
たぶんこの写真撮影の映像を不思議に思った方は多いでしょう。
我々は北京時刻の3時過ぎから整列を始めました。
これは男女・年代に分けた一列をつくり、左右からそれぞれひな壇に入っていきました。
ですから、議員後援者グループはほとんどがバラバラに映っているはずです。
そして4時ごろ、日本側国会議員団が入場、着席。
さらに中国共産党幹部が入場し、日本国会議員が互い違いに座る形になり準備完了。
午後4時20分前後、上の写真のような形で胡錦涛さん、小沢さんが入場し、胡錦涛さんの握手が終わった後、大きなストロボを使い2回撮影しました。
日本側報道陣のカメラ(スティール、ムービーとも)は斜めに構えていました。おそらく正面からでは全体が入らないからでしょう。
1時間ほどの待ち時間でしたが、中国側のみなさんの対応がスムーズでしたので、混乱はありませんでした。
私たちはその後、11台ほどのバスに戻り、釣魚台国賓館に向かいました。
なお、今回の訪中で、空港到着以来、中国公安当局が格別のご配慮をしてくださっていることを申し添えます。天安門と天安門広場の間の道路もノンストップで通させて頂きました。もちろんご協力頂いた人民の方にも感謝します。
釣魚台国賓館では午後6時(日本の午後7時)過ぎ、マイクロ・クレジットの寧夏回族自治区人民政府への供与の記念行事がありました。引き続き、「答礼宴」。中国共産党中央対外連絡部(中連部)の王家瑞部長らからあいさつがありました。
あす午前中は万里の長城に行きます。運動靴、持ってきました。かなり寒いそうです。
残念ながら、時間がなくて、北京のまちを散策していないんです。
団員も「また来たいね」と言っています。
私も近いうちに改めて北京を訪れたいと思っています。
【追記2007-12-14】
写真をChina Dailyに差し替えました。
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(写真は高山智司公式ブログ=寧夏回族自治区の郊外のようす)
【北京7日=下町の太陽】
北京滞在2日目。きょう12月7日午後6時(日本時刻7時)、日本の新しい援助のかたちがスタートします。
まずは写真を見てください。衆院議員の高山智司さんが訪れた中国北部の写真です。実地視察した高山さんによると、緯度が高く水がほとんどないので、耕作ができず、羊などの牧畜業が主要。若い人は子どもを連れて北京に出稼ぎに行っており、高齢化も深刻だといいます。
ここは寧夏回族自治区というところです。“ネイカカイゾクジチク”って知ってました? 私は知らないどころか字も分かりませんでした。
民主党(DPJ)が中国の国民に小口融資枠(マイクロ・クレジット)を供与することになり、釣魚台国賓館(迎賓館)で記念行事をきょう夕方実施。
日本政府は、相手国政府に対して、具体的事案に関する政府開発援助(ODA)、円借款で援助をしてきました。
民主党(DPJ)は自立支援基金というファンドを設けました。私ども一般団員も1万円ずつ出し、合計1000万円。
この「1000万円基金」を中国共産党中央対外連絡部(中連部)を通じて、寧夏回族自治区人民政府に渡します。
寧夏についてですが、「中国でも貧しいところ」という認識で良いのではないでしょうか。中国は頭で理解するには、あまりにも広すぎますからね。
で、このファンドを「おタネ銭」にするわけです。
羊を飼って生活する貧しい人にお金(money)を貸してくれる金融機関などありません。
そこで、人民政府(省政府)に“銀行窓口”になってもらいます。
貧しい人に無担保で融資枠(credit)を設けます。そして人民元で融資(金額は調整中)します。しかも無利子です。
寧夏は平均年収3万円。視察した高山代議士によると、省都の銀川市には少しお金持ちもいるようですが、マンション1室が40万円で売り出されていたそうです。つまり、日本の感覚で考えるな!ということですよ。「円換算」「ドル換算」で理解する方がムリってもんです。
寧夏の貧しさは深刻で、羊が草を食べて、砂漠化がどんどん進んでいる。だからといって、農業もできないし、羊を増やすにも種羊を飼うお金もない。無担保で融資を受ければ、才覚があれば、羊を増やせる。いや才覚なんてなくたってよほどだらしない人でない限りは無利子ですから返せます。
融資額・融資期間に関しては調整中の部分がありますが、年に1回以上、中連部から民主党(DPJ)に定期報告が入ります。
「マイクロ・クレジット」を政党が供与するというのはおそらく世界初でしょう。
公職選挙法の寄付行為に抵触しないよう、「自立支援基金」という権利能力なき社団を設置。この基金をそのまま中国に渡します。
政府開発援助(ODA)、円借款とはまったく違った援助外交です。
ODAや円借款は政府を窓口に特定の事業に融資しますが、マイクロ・クレジットは政府を窓口に人民に融資するわけです。
マイクロ・クレジット供与を企画した高山さんら若手議員たちは、中連部の報告などを活用しながら他国にも適用できるよう政策を練っていく考え。「政権マニフェストにも盛り込みたい」(高山さん)と意気軒昂です。
マイクロ・クレジットはバングラデシュのムハマド・ユヌスさんがグラミン銀行をつくり、1口5ドルの融資枠を供与したのが始まりです。ユヌス総裁の活動は米国クリントン政権の支持も受け、2006年にはノーベル平和賞を受けました。
これに先立ち、高村外相は1日、中国の楊外相に2007年度分の円借款6件、463億円の供与に署名し、円借款の新規供与はこれで打ち切ることを確認しました。
中国は「先富政治」(豊かになれる人から豊かになる)で、かなり豊かになりました。
2012年までにはGDPで日本を抜き、アジア一の経済大国になります。これからは貧富の格差をなくし、貧しい人も豊かになれる社会づくりが必要です。胡錦涛国家主席の提唱する「和偕社会」もそういう意味でしょう。
その呼び水がマイクロ・クレジットであり、21世紀の援助であり、多くのアジアの仲間たちにとって最も必要とされる援助のかたちだと私は考えます。
塩池県高沙窩鎮余荘子村の住居(高山智司公式ブログ)
○マイクロ・クレジットの融資相手に女性が多い理由とは?
ところで、ユヌス総裁にしろ、米国やフランスなどの篤志家の活動でも、マイクロ・クレジットの融資先は女性が多い傾向があります。
なぜだと思いますか?
理由のひとつは融資を管理するという仕事は女性に向いているという面もあります。
最大の理由はユヌスさんが「ムハマド・ユヌス自伝」(猪熊弘子翻訳、早川書房刊)のなかで明かしています。
例えば、6人家族でその日、5人分の食糧しかないとします。
足りない1人分をどうするか?
母が自分の分を我慢し、子どもたちに食べさせるのです。だから女性にこそ、「マイクロ・クレジット」が必要なのです。
それがアジアの現実です。
「豊かな国の貧しい政治」はそろそろ止めにしませんか?
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最後にサイクロン直撃により甚大な被害をうけたバングラデシュ国民の皆様に哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げます。
とりあえず北京到着のご報告。
とにかく広い。そしてきょうは風が強くて寒いです。
広いから、風がどこまでも吹く。だから寒い。
この後、すぐにホテルを出て、歓迎宴に向かいます。成田、関空、中部から5つの便に分かれて北京入りしましたが、国会議員もエコノミークラスの人が多かったし、「天壇公園」では元総理の羽田さんを含めて、国会議員と一般団員も交わっての観光でした。和気あいあいとしていますが、慌ただしい。
スーツに着替えて、行ってきます。
【追記 2007-12-06 北京時刻23時50分】
成田から2便、関西から2便、中部から1便の合計5便で北京入り。
羽田さんら多くの国会議員は成田から。小沢さんは愛媛から関西経由で北京入り。エコノミークラスに乗る国会議員も多く、民主党らしい雰囲気でした。
北京空港では駐車場でバス10台に分乗。全便到着を待って、「公安」と書かれた警察車両を先導に、市中心部に向かいました。
世界遺産・天壇公園では、ここで初めて落ち合う議員と後援者が手を取り合ったり、写真を撮ったり。
バスの号車ごとに旅行代理店や受入団体の方の先導で、広い広い公園内を見学。つかの間の観光を楽しむ若手議員のほか、羽田さんも歩いて散策していました。
大変、和やかな雰囲気でした。
ホテルにチェックインすると、数十分で出発。
人民大会堂での、「共青団中央 中華全国青年連合会」の歓迎宴。
金属探知器(金探)を使った安全チェックを経て、入りました。全人代(全国人民代表大会)が開かれる建物です。
人民大会堂での菅直人・交流協議機構長のあいさつによると、45議員・436人とのことです。
小沢さん、羽田さん、菅さんのスリーショットです。
鳩山幹事長は東京でお留守番。
もうこの宴、あいさつ、乾杯が終わると、食事もそこそこに、議員、団員問わず、名刺交換、写真撮影の雨嵐。
民主党(DPJ)の勢い、すごいかも。
さすがに疲れた顔の議員も多かったけど、活気ある。
それでいて、和やかでした。
女性議員も増えたので、大変華やかでした。
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さて、6時前後に自宅を出ますので、そろそろパソコンを荷造りします。
小沢さんは昨日、愛媛で地方行脚だったようですね。
小沢団長一行との合流は北京ということになりそうです。
訪中の時期についてですが、私がこの大長城計画訪中団に申し込んだのは、9月25日です。逆に言えば、「日中国交正常化35周年」は今月まで。
安倍総理の居座りと投げだしによる2ヶ月の政治空白からすれば、批判はあたらないでしょう。
北京到着後、バスから五輪会場などを見学します。
ホテルですぐに着替えて、中華全国青年連合会の歓迎宴に参加しますので、次のエントリは遅くなるかもしれません。
東京はこの時期らしい寒さです。北京との気温差がないので、いいかな。
では、いってきま~す!
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(写真は中国共産党の有力組織「共青団」幹部の訪問を受けた小沢さん)
【東京にて】
下町の太陽はあす(5日)から中国に行きます。
民主党代表の小沢一郎さんが団長を務める訪中団に一般団員として参加します。
ツアーの正式名は
「日中国交正常化35周年を記念して(日中)交流協議機構 大長城計画訪中団」。
「長城計画」とは小沢さんが長年続けているプログラムです。
日中国交正常化は田中角栄内閣の最大の功績です。小沢さんは田中さんの政治上の息子に当たりますから、中国共産党からも特別な待遇を受けています。中国では「井戸を掘った人を忘れない」ことが大事だとされていますから。
草の根の日中文化交流ミッションで、今回が20周年で第15回。
4年に3回のペースでやっているわけです。
「交流協議機構」とは民主党(DPJ)と中国共産党との2-party-talksの場です。ことし1月に発足、日本議員団の中国派遣は今回が初めて。
「機構長」には、民主党(DPJ)の菅直人代表代行が就任しました。
訪中団はAコースが北京で3泊4日で9日(日)に帰国します。
Bコースは北京から西安(古都、シルクロードの起点)に飛び、10日(月)に帰国します。
国会議員は臨時国会延長のため、慌ただしい日程の人が多いようです。
下町の太陽は4泊5日、中国を楽しもうと思います。
日経新聞記者時代は忙しいし拘束がきついので、海外旅行をしている時間などありませんでした。
GWに「2泊4日」とかいう旅行代理店企画の弾丸ツアーに参加するのが関の山。バブル崩壊で経費節減が叫ばれていた時期なので、海外出張もありませんでした。
5日間とはいえ、じっくり腰を落ち着けて旅するのは、大学生以来、10年ぶりです。ただ、この旅行高いんですよ。下町の太陽は西安に行って、しかも個人参加ですから、シングルルーム料金追加で30万円!北京だけでも20万円。それでも民間人参加が400人らしいので、中国なり民主党なりの勢いを感じます。
北京と西安の空気を吸って、しっかり元を取りますよ。香港特別行政区、ポルトガル領マカオ(現在のマカオ特別行政区)に行ったことはありますが、簡体字が使われている街に行くのは初めてです。
小沢さんの訪中は王毅前大使の招待(invitation)を受けています。私も団員として一応そのご相伴に預かるわけで、人民大会堂や釣魚台国賓館(迎賓館)に入れる予定です。
実を言うと、下町の太陽は15年前、学生文化交流使節団の一因として、2週間台湾全島をめぐったことがあります。これは事実上、中国国民党(KMT)の招待でした。出発前に担当者から「この旅行で親台派にならなくてもいいですが、知台派になってください」と言われたのを鮮明に覚えています。下町の太陽は恥ずかしながら、「辛亥革命」も知らない大学1年生だったんですが、いろいろと学ぶことができました。台湾の友人もできました。「親台派」かどうかは別として「知台派」です。
国民党と共産党の双方からご招待をいただいた経験のある33歳の日本人というのは、珍しいと思います。言ってみれば、私の中での「国共合作」です。
この二つの体験を、これからの長い書き手としての人生で、みなさまに還元して参る所存です。
恩師に電話したところ、フランスの報道機関から「小沢・胡錦涛会談の真の狙いは何だと分析されますか?」と取材を受けたそうです。が、そんなに難しいことじゃないんですよ。
外交とは人です。日韓関係が良くなったのも、「ヨン様」で観光客が1・5倍になったから。
初めての北京。8年ぶりの海外旅行にワクワクしてきました。なお、下町の太陽は北京からもブログを更新する予定です。
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田中角栄首相による日中国交正常化35周年と来年の日中平和友好条約締結30周年を契機に、日中の友好関係を確認しました。
崔大使は「民主党はいま、日本の政治で極めて大きな役割を果たしている。民主党の方々はこれまでも、中日関係の発展に努力してこられたが、この重要な時期に引続きご協力をお願いしたい。この面においても、小沢代表から是非お知恵をお借りしたい」と述べました。
小沢代表は、民主党と中国共産党による「日中交流協議機構」の合意に基づき、12月に1000人規模の訪中団を派遣することを確認したうえ、「直接交流する非常にいい機会なので、できるだけたくさんの国民とともに伺いたい。今から楽しみにしている」と意気込みを語った。
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[予告]
下町の太陽は12月の1000人訪中団に民間人として参加し、北京での現地ルポをお届けする予定です。一般団員としての雰囲気をお伝えします。小沢・胡錦涛会談の記事では分からない、訪中団の雰囲気をお伝えしようと考えています。