[写真]冬の夜の国会議事堂、6年前の2016年12月、宮崎信行撮影。
週明け月曜日に、第208回通常国会スタート。「1月17日」が召集日になるのは史上初めて。
【参議院議院運営委員会 きょう令和4年2022年1月14日(金)】
参・議運がインターネット中継され、立憲の吉川沙織(吉川さおり)さんと維新の東徹さんの2人が質問しました。議題は、「参議院・弾劾裁判所などの予算案」。事務総長は「参院選で前年比4億円増」と趣旨説明。吉川さんは「庶務関係小委員会の議事録が作成されていない」と指摘し、岡村事務総長は「第1回国会では作成していた。その後、速記者が足らず、常任委員長懇談会で了解をいただき、その後作成しないのが慣例となった」と答弁しました。東さんは身を切る改革で、第26回参院選の改選定数3増による、歳費自主返納法はどうなると質問。事務総長は「計算すると月15・2万円になる」としました。
東さんは続けて、「参議院インターネット審議中継は1国会と1年後までしか公開されない。ところが、衆議院インターネット審議中継はずっと過去に遡って見られる」と問いました。事務総長は「平成11年(1999年)6月の議運委で公開が決まったが、平成21年(2009年)の議運で1国会と1年に決まった」と述べ、議運委で議論してほしいとしました。東さんは福岡資麿委員長に協議するようお願いしました。
この後、意見(討論)として共産党が「委員長手当の廃止と、文通費のうち在京議員の滞在費分を減らすべきだ」として反対。維新は「一部反対だ」としました。採決され、維共が反対し、自公立などが賛成して、参議院令和4年度予算案がおおむね賛同されました。
【衆議院議院運営委員会理事会 同日】
来週月曜日に召集され、当初予算案審議のための政府4演説からいきなりスタート。代表質問では、立憲民主党は小川淳也政調会長が水曜日に立つ予定で、火曜日に「青空対話集会」を開く新機軸を打ち出すことになりそう。オミクロン対策で、参考人質疑でのオンライン併用を検討することになり、実現する可能性が濃厚。
【与党 今週】
自公連立初期から定例化していた、水曜日の「ホテルオークラ」での朝食会「2幹2国」が、茂木敏充・石井啓一・高木毅・佐藤茂樹の体制では開かれていないとし、公明党が再開を求めているようです。岸田文雄さんは政府与野党コロナ協議会でも、後藤茂之政調会長代理(現厚労相)に泉健太・逢坂誠二両政調会長との対応を投げていましたが、連立与党内の「2幹2国」廃止論者かどうかは不明。与野党だけでなく、連立2与党内での政党間協議の不足がどうつながるかは参院選の結果次第ということになりそうです。
【立憲民主党 同日】
午後4時半から、第1回「立憲民主党衆参国対・政調合同ヒアリング」を第4控室で開催。国土交通省、総務省、内閣府、経済産業省の官僚を並べて聞く形式。「見え方」「見せ方」が今後の焦点となりそうです。【追記16:45】ツイキャスで配信する者がいると思ったのですが配信がないようですので、いずれ直接様子を見に行くかもしれません。【追記終わり】
週明け月曜日に、第208回通常国会スタート。「1月17日」が召集日になるのは史上初めて。
【参議院議院運営委員会 きょう令和4年2022年1月14日(金)】
参・議運がインターネット中継され、立憲の吉川沙織(吉川さおり)さんと維新の東徹さんの2人が質問しました。議題は、「参議院・弾劾裁判所などの予算案」。事務総長は「参院選で前年比4億円増」と趣旨説明。吉川さんは「庶務関係小委員会の議事録が作成されていない」と指摘し、岡村事務総長は「第1回国会では作成していた。その後、速記者が足らず、常任委員長懇談会で了解をいただき、その後作成しないのが慣例となった」と答弁しました。東さんは身を切る改革で、第26回参院選の改選定数3増による、歳費自主返納法はどうなると質問。事務総長は「計算すると月15・2万円になる」としました。
東さんは続けて、「参議院インターネット審議中継は1国会と1年後までしか公開されない。ところが、衆議院インターネット審議中継はずっと過去に遡って見られる」と問いました。事務総長は「平成11年(1999年)6月の議運委で公開が決まったが、平成21年(2009年)の議運で1国会と1年に決まった」と述べ、議運委で議論してほしいとしました。東さんは福岡資麿委員長に協議するようお願いしました。
この後、意見(討論)として共産党が「委員長手当の廃止と、文通費のうち在京議員の滞在費分を減らすべきだ」として反対。維新は「一部反対だ」としました。採決され、維共が反対し、自公立などが賛成して、参議院令和4年度予算案がおおむね賛同されました。
【衆議院議院運営委員会理事会 同日】
来週月曜日に召集され、当初予算案審議のための政府4演説からいきなりスタート。代表質問では、立憲民主党は小川淳也政調会長が水曜日に立つ予定で、火曜日に「青空対話集会」を開く新機軸を打ち出すことになりそう。オミクロン対策で、参考人質疑でのオンライン併用を検討することになり、実現する可能性が濃厚。
【与党 今週】
自公連立初期から定例化していた、水曜日の「ホテルオークラ」での朝食会「2幹2国」が、茂木敏充・石井啓一・高木毅・佐藤茂樹の体制では開かれていないとし、公明党が再開を求めているようです。岸田文雄さんは政府与野党コロナ協議会でも、後藤茂之政調会長代理(現厚労相)に泉健太・逢坂誠二両政調会長との対応を投げていましたが、連立与党内の「2幹2国」廃止論者かどうかは不明。与野党だけでなく、連立2与党内での政党間協議の不足がどうつながるかは参院選の結果次第ということになりそうです。
【立憲民主党 同日】
午後4時半から、第1回「立憲民主党衆参国対・政調合同ヒアリング」を第4控室で開催。国土交通省、総務省、内閣府、経済産業省の官僚を並べて聞く形式。「見え方」「見せ方」が今後の焦点となりそうです。【追記16:45】ツイキャスで配信する者がいると思ったのですが配信がないようですので、いずれ直接様子を見に行くかもしれません。【追記終わり】
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