ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

それから

2019年08月09日 20時47分35秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]礒崎陽輔さん、きょねん2018年10月のおそらく19日、参議院議院運営委員長室で、宮崎信行撮影。

 先月の第25回参議院議員通常選挙では、2014年7月1日の解釈改憲「国の存立を全うし切れ目のない安全保障法制のための憲法解釈の再整理」を主導した総理補佐官だった、磯崎陽輔さんが落選しました。

 安倍晋三衆議院議員らによる安倍自民党内閣は続投したわけですから、磯崎さんの落選で溜飲を下げることはありませんが、天の戒めだと考えます。

 1972年の田中角栄内閣の法制局がとりまとめた政府統一見解「集団的自衛権は、憲法13条幸福追求の権利により日本国は持っているが、行使しない」を、羊頭狗肉に破壊した、7月1日の閣議決定。

 私はどうしても許せなかっただけに、自由民権運動の経緯などから反権力的な大分県で、磯崎さんが落選したことは、自分の主張に関して、ある一定の自信を持てました。

 同時に、国際法の大家で戦犯亡くなった、大沼・元東大教授の娘でもある、大沼みずほ参議院議員も山形県で落選しました。


[写真]大沼みずほさん、2013年8月2日、国会正門前で、宮崎信行撮影。

 大沼みずほさんは、平成27年2015年8月25日(火)の参議院平和安全法制特別委員会で、

 「もしこの法案が戦争法案であるなら、世界こぞって反対すると思うんです。日本と第二次世界大戦で争った、戦った国々は猛烈に反対するはずです。でも、米国以外でもこのように多くの国々が賛意を示し、中国や韓国も公式には反対しておりません」

 と語りました。これは相当な詭弁だと思います。仮に安倍晋三首相の言う通り、抑止力が高まるんだったら、中国が反対しないことの方がおかしいはずです。おそらくこのあたりで、自民党・公明党支持者も何かおかしいと感づいた人もいるでしょうが、あまり大きな声になりませんでした。

 「国会は税金の使い道を話し合うところ」。先の参院選でも聞いたフレーズです。しかし、設備投資拡大、高齢者や子育て世代、新卒を含めた雇用の拡大において、国・自治体の歳出よりも、日本銀行の量的金融緩和の方が効果絶大なのは、この6年間で明らかになりました。

 量的緩和については、アメリカが緩和を止めるにあたって、日本に「バトンリレー」を求めたとの説が有力です。黒田東彦総裁1期目の5年間つとめた副総裁は、アメリカから直接圧力を受けたことはないと国会で答弁しており、たしかにそうでしょう。

 しかし、量的金融緩和と「有事と平時の切れ目のない」集団的自衛権体制において、アメリカからの圧力は日本政府の決定を凌駕します。参議院や、各県議会などの複雑な選挙制度、経済的余裕の無さに基づく野党の宣伝不足の前に、私は、日本の議会制民主主義は、グローバルマネー資本主義に根こそぎ倒されたと考えています。



◎第2次安倍自公内閣、集団的自衛権の行使可能な憲法解釈を閣議決定 自衛隊法改正案など提出へ【追記有】

2014年07月01日 20時57分56秒 | 第187臨時国会2014年地方創生国会

(このエントリーの初投稿日時は、2014年7月1日午前9時で、閣議決定後の夜に仕立て直し)

国立国会図書館のデータベースに週刊金曜日6月13日号にこのブログの筆者である私、宮崎信行が書いた「民主党の岡田克也元外相が激白 外相時代、米国に集団的自衛権を求められたことは一度もない」が登録されました

 朱に交われば公明党。

 自民党と公明党が連立する第2次安倍晋三内閣は2014年7月1日(火)、集団的自衛権の行使解禁をNSC国家安全保障会議の(4大臣会合より重要な)9大臣会合で決定。続いて、臨時閣議で決定しました。

 NSCおよび閣議決定文のタイトルは、「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」

 アドレスは、http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0701kaiken.html

 なお、この記事エントリーの末尾にも全文つけておきます。 


 交戦中に、同盟国アメリカの艦船を日本の自衛隊が援護したり、アメリカに向かう弾道ミサイルを日本が迎撃できるとする内容になるようです。

 これらは、すべて自衛隊法改正法案や周辺事態法改正法案などに書き込んで、国会に提出する必要があり、成立し、施行するとしても、早くても2016年夏前後になる見通し。

 ただ、法案執筆のプログラムとなるので、歴史的転換点になります。

【追記 2014年7月2日(水)午前6時】

 閣議決定文には、「自衛権発動の新3要件」が書き込まれました。

「我が国に対する武力攻撃が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使する」ことが憲法上できるとなりました。

 まず、この文章は自公協議のために分かりにくくなっています。自衛権発動はおそらく改正法案でも「国会の承認」が必要となるでしょう。この場合、私たち日本国民の有権者が、国会を通して、自衛官に「命を懸けて行ってもらう」ことになりますが、分かりにくいと、国民の少なくとも過半数のコンセンサスを得るプロセスが不透明になります。

【追記おわり】

 日本国憲法第9条には「国の交戦権はこれを認めない」との規定があります。自民党憲法改正草案でもこれは削除することになっています。

しかし、憲法を改正しないと、朝鮮半島から出てすぐのところで、中国や北朝鮮、あるいは国に準じるテロ組織から攻撃された場合、交戦できないと考えられます。アメリカに向かう弾道ミサイル、北朝鮮のテポドンだとしても、法律を動かすためには、「アメリカに向かっている」と情報を確定する必要があり、仮にノドンで、日本列島に落ちてくればこれは、個別的自衛権での対応になります。ホルムズ海峡で機雷除去中に攻撃を受けても「交戦」できません。グレーゾーン事態とされる尖閣諸島沖のわが国領海内を中国艦船がうろうろしていても、武力で領海外に出せば国際問題になります。停戦後の国連平和維持活動PKOについても、かけつけ警護ができても1993年になくなった国連ボランティア・中田厚仁さんは守れないし、独立前ならば警察権を使えず、独立宣言後でも停戦が崩れて交戦状態になったら慌てて帰らなければなりません。

 日米安全保障条約第3条の「締約国は(略)武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる」。きょうは自衛隊が創設60周年、還暦だそうですが、「自衛隊の練度を挙げ、装備を備え、育て、防衛力を涵養する」私の観点から、第3条が気になります。

 まあいずれにせよ、法案が国会に出てくるのは、秋の臨時国会以降。施行は2016年夏前後以降。出てきてから、十分に吟味すべきでしょう。

ところで、日本を独立させ、自衛隊を発足させた、吉田茂が国会で「集団的自衛権」という言葉を使ったことがあるか、調べてみました。 第7回通常国会の衆議院予算委員会で1度だけ使ったことがあります。このときの衆議院は吉田率いる民主自由党が270議席を持ち、最大野党の民主党はわずか70議席。そして、民主党は連立派20人が分離して政権に参加しました。このため、芦田均内閣などで与党を経験しながら、下野した当選2回生、31歳に出番が回ってきたようで、その質問に吉田茂は答えています。次のやりとりです。

 「総理大臣は外交の堪能者でありまして、私はしろうとでありますから、総理大臣の御意見をお教え願いたいと思うのでありますが、日本に自衛権がありと総理大臣は演説でおつしやいました。われわれも同感であります。あなたが御存じのように、国際連合憲章によると、51条に集団的自衛権ということが認められている。これは第二次世界大戦後初めて認められた言葉であります。かくのごとき集団的自衛権というものを総理大臣はお認めになりますか」

「当局者としては、集団的自衛権の実際的な形を見た上でなければお答えができません」

 「国際連合に表明されているような、つまり連合憲章51条が示しているような集団的自衛権を認めるか、こういう意味であります」

 「これは現にこういう自衛権を認めるか認めないかと言つて、連合国政府から交渉を受けたときには、政府としては見解を発表しますが、お話のような問題に対しては、すなわち仮設の問題に対してはお答えいたしません」

 「仮設の問題とおつしやいますけれども、私は外交界の先輩に対して、国際法上の解釈を教えていただきたいと申し上げているのであります。先ほども申したように、国際連合憲章51条には集団的自衛権というものがちやんと書いてある。われわれも独立国になれば当然こういう問題の渦中に入る。従つて講和條約に専心してもつぱら御研究なさつている総理大臣のことでございますから、私は当然御研究もあるだろうし、御見解もあるだろうと思います。この集団的自衛権という問題は、日本の独立後私はおそらく一番重大な問題になつて来る問題だろう。そういうところから私はお尋ねしているのであります」

 この「集団的自衛権は、日本の独立後一番重大な問題になってくるだろう」と質疑した野党・民主党の2期生は、中曽根康弘衆議院議員です。彼はこの32年後に総理大臣になります。国会議事録でも、中曽根さんが次に「集団的自衛権」というキーワードを残すのは、首相になる32年後までブランクがあきます。

 議事録は、1950年昭和25年2月3日(金)第7回国会衆議院予算委員会、本予算審議、第7号

 そして吉田茂が語った「実際的な形」は、ベトナム戦争として現実化しました。アメリカ大統領、ジョン・ケネディによる、「ベトナムが社会主義化(赤化)すると、ドミノ倒しののようにアジア各国が赤化するという」ドミノ理論。しかし、西洋文明と違い、東洋文明とくにアジアは、統一的な宗教基盤もなく、文化も民族もモザイクであり、ベトナムが赤化しても、タイ王国が社会主義化するとはとうてい思えません。もちろん日本国、日本列島も。

 この我々アジアの民族、国民事情のパラダイムを間違えたドミノ理論は、やがて、ベトナム民主主義共和国(ベトナム社会主義共和国に改称)のホーチミン国家主席により、「インドシナ支配をしたフランス人と同じ瞳同じ肌をもつ兄弟のアメリカ人が、傀儡国家「南ベトナム共和国(1975年、地上から消滅)」を使ってベトナム全土を侵略しようとしている」として「資本主義を守る戦争」から「ベトナム民族解放および南北ベトナム統一戦争」へと画期的パラダイムチェンジをしました。さらに、南ベトナム共和国内で活動する民族解放組織について、アメリカは「北ベトナム・ホーチミンに指導された国に殉じる組織」との決定的情報をつかめず情報戦で敗北。かつてベトナム王国が衛星国支配した隣国に兵站補給路(ホーチミンルート)があることに、(おそらく)半年前後気づかず『孫子の兵法」にも失敗。アメリカ軍兵士は、「What for? 何のために?」という自問自答の中で、狂っていきました。

 このような戦争に日本が参加することになる。例えば、爆弾テロで夫を失い、子どもとともに組織に衣食住を提供され生活しながら洗脳教育と爆弾テロ訓練を受けてきた、女性の自爆テロ犯を鉄砲で殺さなければならないことになります。自衛官は、その自爆テロ女性の最期の表情を一生脳裏から離れないまま生き続けなければならず、酒でなぐさめても、忘れらず、狂って自殺するでしょう。

 集団的自衛権の行使には反対です。

 たびたび引用されるところですが、吉田茂が防衛大学校第1回卒業式で語ったとされる言葉。実際には卒業記念の冊子に寄せた言葉だそうですが、どうしても引用したくなります。至言です。

 「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい。しっかり頼むよ」

 
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「参議院選挙が非常に分かりづらい制度であることは間違いない」党首が認める、枝野幸男立憲代表「抜本的な改革」必要も「まずは参議院で」

2019年07月31日 20時11分28秒 | 第25回参院選(2019年7月)
[写真]枝野幸男・立憲民主党代表、2019年7月15日、東京・新宿で、筆者・宮崎信行撮影。

 参議院の選挙制度が複雑で分かりにくいことを、党首みずから認めました。

 参議院選挙で、自民党に次ぐ当選者を出した、立憲民主党の枝野幸男代表は、

 「たしかに有権者の方から見て、非常に分かりづらい制度なのは間違いない」と認め「抜本的な改革が必要だ」と語りました。

 枝野さんは、月例の記者会見を、きょう2019年7月31日国会内で開き、こう語りました。

 枝野さんは一例として、「衆議院の比例は政党名を書くのに、参議院の比例は、個人票を集めないと当選しないということを、かなり政治に関心のある人でも認識していないことがある」としました。

 参議院の比例代表は、非拘束名簿式といって、政党の名簿に載った候補者名を書いても、その政党の名前を書いても有効となります。どちらも有効な一票です。

 しかし、政党が獲得した議席のなかでの当選者は、その政党内で得票が高かった順に当選します。特定の一人を応援する人にとっては、その人の名前を書いてもらうよう働きかけないと当選にとどきません。

 枝野さんは「かといってどういう制度がいいかは軽々に言えない」としました。

 そのうえで、枝野さんは「参議院で議論してほしい」としました。

 参院選の投票率は51・7%と低く、3年前から投票できるようになった「18歳・19歳」の投票率も極めて低かったようです。

 私は合区、特定枠を生み出した参議院での選挙制度改革には絶望しており、参院選と県会議員選挙はもはや瀬戸際を越えて崖から落ちたと考えています。

 その一方、希望の光明もありました。

 れいわ新選組(代表・山本太郎前参議院議員)が2議席、NHKから国民を守る党(N国、代表・立花孝志参議院議員)が1議席をとり、ともに初挑戦でいきなり政党要件を満たしました。

 初めてできた「特定枠」を活用したれいわ。国会議員に比べて著しく仕事量が少ない、地方議員が、その議員報酬(期末手当などや議会から支給される出張旅費など含む)が国会議員の歳費(期末手当・文書通信交通滞在費)に比べて不当に高額であることを、うまく軍資金と運動員確保につなげたN国。

 こうした複雑な制度をよく勉強した、れいわとN国の合計3議員が当選しました。期待しています。
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【参院選】大島九州男に投票しなければならない3つないし4つの理由 2枚目の白い紙 2019年7月21日投票

2019年07月18日 22時21分49秒 | 第25回参院選(2019年7月)
【追記2019年7月22日】

 落選しました。とても残念でなりません。

【追記終わり】

 2019年7月21日(日)の午前7時から午後8時までの、参議院議員選挙。2枚目の白い紙は、大島九州男さんに投票しなければなりません(断定)。

 なぜでしょう?

 大島さんは過去12年間に177回国会質問に立っています。このページに書く記事は、ことしである「平成31年」の3月13日の予算委員会。議事録は下の通りです↓


●二大政党は徳分を積んでから。

 首相は2月から「あの悪夢のような民主党政権」と発言していましたが、今月7月の参院選演説では「あの民主党政権」と原稿を直しました。二大政党をめざす大島さんの次の発言は3月のものです。

[国会会議録データベースから引用はじめ]

○大島九州男君 (略)

 私、高校、大学の先輩に自民党と民主党の違いを聞いたことがあるんですね。どういうことを言われたかというと、自民党はたくさんの御先祖様がいらっしゃって、その御先祖の徳分で自民党は成っていると、民主党はできたばっかりの政党だから徳をいただけないと、だから陰徳を積んで徳分が並んだときに初めて二大政党になるんだぞという、そういうことを言っていましてね、私、ふと思ったんですよ、なるほどなと。(略)

○内閣総理大臣(安倍晋三君) まさに徳を重ねることの重要性については大島委員のおっしゃるとおりだろうと、こう思います。先ほど大島先生が、たまには相手を評価しろと、こういうことでございますが、それはそのとおりなんだろうと、こう思っております。(略)

[国会会議録データベースから引用おわり]

 政策ではなく、徳を積むことが政権交代ある二大政党制の始まりになるのです。それを大島さんは指摘して、安倍さんも認めました。

●高校授業料無償化は大島九州男の功績。

 野党に挑発的な安倍さんも、大島さんの指摘で、徳分の大事さを意識したようです。大島さんをほめる場面がありました。

[国会会議録データベースから引用はじめ]

○大島九州男君 (略)高校無償化、あの当時、二〇〇七年、私が当選したときに、公立高校だけの無償化だったんですよ。でも、公立高校だけ無償化というのは、私学が入っていないのはおかしいでしょうという話の議論の中から、それが私学の就学支援金という形で広がりました。そして、それが今ずっと続いてきて、その流れから高等教育、そしてまた幼児教育というふうに広がっていっているわけですよね。民主党政権は何か非常に評判が悪いという話をされますけれども、いや、この点においては、総理、非常に私はすばらしいなと。(略)結局、最初の一歩、まずそういう最初の一歩があって、それからいろんな形で進んでいくということからすると、総理、是非、民主党政権もいいところがあったんだという、ちょっとそういうコメントいただけませんかね。

○内閣総理大臣(安倍晋三君) 大島委員が、高校のお子さんたち、高校に通わせている御家庭の負担を軽減する上において大変な御尽力をいただいたということは私も承知をしております、民主党政権時代にですね。(略)その上で課題を我々が解決をしていったということでございます。

[国会会議録データベースから引用おわり]

 安倍さんに褒められました。

●アフリカに毛布を送る平和外交の当事者はだれ。

 安倍晋三首相は、安倍晋太郎外相に似たメガネをかけだして話題になりました。安倍さんは晋太郎外相の政務秘書官として、イランに行ったことがあります。ことし、首相としてイランを訪問。40年以上ぶりに、安倍さんや日本首相がイランを訪れました。私は、安倍さんは今も晋太郎外相の追憶を追いかけているように感じます。

[国会会議録データーベースから引用はじめ]

○大島九州男君 今総理がおっしゃるように、個別的自衛権で対処ができると。私、総理に前も質問させていただいたことがあるんですけど、日本を守る防衛力は武力以外に何がありますかと(略)私、アフリカに毛布を送る運動という、こういう武力によらない平和づくりと。これ、総理、御記憶にあられると思いますけれども、お父さんの安倍晋太郎先生が当時中心となってやられたとき、総理はその当時は秘書官か何かであったんじゃないでしょうか。この運動、もう三十五年近くずっと続いているんですよね。これは、北は北海道から南は沖縄まで、多くの国民の皆さんがこの運動をずっと続けていらっしゃる。こういった日本の国際貢献が日本を守る防衛力になるんじゃないのかというのが私の持論でもあるんですけど、総理、どのようにお考えでしょうか。
 
内閣総理大臣(安倍晋三君) 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい中(略)、平和外交を一層力強く展開をしていく必要があるだろうと思っております。

 今委員からアフリカに毛布を送る運動への言及がございましたが、この毛布を送る運動につきましては、これは随分、安倍晋太郎外務大臣当時、私も秘書官をしておりましたが、当時、エチオピア、ソマリアが非常に危機的な状況にあったわけでございますが、当時は、夜、アフリカの場合は温度差が激しく、夜になると子供たちがまさに寒さに凍えながら命を失うという状況がある中においてこの毛布を送るという運動を展開をしたわけでございますが、外務省、また立正佼成会の皆様にも御協力をいただいたところでございますが、多くの毛布を送ることができました。

 アフリカとの関係におきましては、この八月末に横浜でTICADⅦを開催する予定でありまして、民間企業や市民社会等の幅広い参加を得て、一層積極的な平和外交を展開をしていきたいと、こう考えているところでございます。
 我が国を防衛するということにおきましては、能力と意図があるわけでありまして、軍事力の能力をどんどん上げていく、しかし、能力が上がっていくだけでは差し迫った危機にはならないわけでありますが、日本を攻める、侵攻するという意図が結び付いたときに初めてこれはまさに差し迫った脅威になるわけでございます。そういう意図を持たないようにさせる上においては外交というのは極めて重要であろうと。ただ、同時に、意図を持たせないために我が国の防衛力を強化し、抑止力を確かなものとしていく必要もあるだろうと、このように考えております。

[国会会議録データベースから引用終わり]

 自民党単独政権時代の安倍晋太郎外相の政務秘書官として、立正佼成会の協力に謝意を示した格好です。
 
 創価学会を支持母体とする公明党と連立政権を組んできた、安倍首相が、「立正佼成会」という言葉を国会で使ったのは初めてでした。

 2015年平和安全法制のときは、立正佼成会のみなさんも国会前行動に参加しました。イラン・ホルムズ海峡の緊張が高まっています。平和安全法制の重要影響事態などで、自衛隊がホルムズ海峡に送られる懸念が高まっています。とても次の政権交代まで待ってられない現状です。

 ホルムズ海峡に若者を送るのが創価学会。
 アフリカに毛布を送るのが立正佼成会。

 その答えは明らかです。

 徳分、教育、平和・・・

 大島九州男が「良識の府」にふさわしい政治家であることは明らかです。

 二枚目の白い紙には、「大島九州男」と書いてください。

 ※余談 タイトルに「4つの理由」と書きました。大島さんは苦戦しています。理由は一つです。国民民主党だからです。2議席ないし4議席の争い。このうち、自動車総連と電力総連が1位争い、3位がUAゼンセン、そして大島、電機連合、JAMが4位を争っているとされます。党が堅調で大島さんの個人票が増えたとき、脱原発をことあるごとに妨害する電力総連の影響力が変わるチャンスになります。ピンチはチャンスで、野党の議席が少しでも増えることをのぞんでいますが、ことここにいたっては、電力総連よりも大島九州男で、脱原発に力を、と感じます。これが3つないし4つの理由です。
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【立憲】テレビCMを打てない金欠立憲民主党の枝野幸男代表にスタジオアルタ前でおきたごくささいな奇跡 20190715 宮崎信行撮影

2019年07月18日 03時12分27秒 | 第25回参院選(2019年7月)

【立憲】テレビCMを打てない金欠立憲民主党の枝野幸男代表にスタジオアルタ前でおきたごくささいな奇跡 20190715 宮崎信行撮影

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【おしどりマコ】記者会見オープン化の仲間が情報公開を求めて立候補!!!!

2019年07月15日 13時28分00秒 | 第25回参院選(2019年7月)
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【動画】自衛隊派遣か?安倍晋三首相に「ホルムズ海峡一人で行ってね」と言ってみた、その驚きの反応とは? 宮崎信行 20190704

2019年07月10日 12時28分32秒 | 第25回参院選(2019年7月)

 さきほどのお昼のNHKニュースによると、アメリカの4軍制服組トップ、統合参謀本部議長が、ホルムズ海峡への「有志国連合」の結成を主張したようです。数週間以内に、参加国を募集するとの見通しが報道されています。

 そこで、先週4日、安倍晋三首相(自民党総裁)に対して、私が、「安倍さん、ホルムズ海峡一人で行ってね」と声をかけた動画を公開します。

 最後の「おつかれさまです」は大声を出さないと本人に聞こえないと思ったからですが、ややテンションが高いかもしれません。その辺の反省と動画の手ぶれから、公開が6日間遅れとなりましたが、やはり言いたいことは言いたいのでね。まあ、政治ジャーナリストではなく、政治活動家ではないか、との批判は甘んじて受けます。

自衛隊派遣か?安倍晋三首相に「ホルムズ海峡一人で行ってね」と言ってみた、その驚きの反応とは? 宮崎信行 20190704

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【第25回参院選】枝野代表・安倍首相の街頭演説を見てきました、立憲・自民とも演説会で一定の動員、ネトウヨらしき集団が宮城選挙区であらわる

2019年07月04日 21時53分42秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]第25回参院選公示日に演説する、枝野幸男・立憲代表(左、東京都新宿区)、安倍晋三・自民党総裁(右、宮城県仙台市)、ともに宮崎信行撮影。

 枝野幸男・立憲民主党代表と、安倍晋三・自民党総裁(首相)は、きょう令和元年2019年7月4日(木)の第25回参議院議員通常選挙公示にあたり、街頭演説をしました。投開票は21日。

 枝野さんは、JR・京成・小田急などの「新宿駅」東南口、安倍さんはJR・新幹線・地下鉄などの宮城県仙台市の「仙台駅東口」。

 枝野さんは多様性に言及し、「(比例代表で現職の)川田龍平さんのもとで、みんながそれぞれの当事者の声を、現場の声を、あげたら日本の政治は変わります。ぜひみなさんの力を貸してください」と語りました。


[写真]演説する枝野さん(壇上)や、左から川田龍平さん、山岸一生さん、石川大我さん、佐藤かおりさん、斉藤りえさん、奥村まさよしさん、市井紗耶香さんら各候補、2019年7月4日、東京・新宿駅で宮崎信行撮影。

 安倍さんは来年の五輪の聖火は、宮城県内の航空自衛隊松島基地に到着することをあかし、「平和安全法制を実現させて日米は助け合う同盟関係となった」とし「憲法9条を改正して、憲法に自衛隊をしっかり明記して、こういう憲法論争を終わらせる。自衛隊のみなさんがしっかりと誇りを持って仕事ができるようにしていきたい」と話しました。それ以外は、6年半のアベノミクスの実績を数字をあげて強調。演説では、実質賃金や原発にはふれませんでしたが、おおむね実績の9割以上をオーソドックスにあげた主張でした。


[写真]演説する安倍首相(中央)、2019年7月4日、宮城県仙台市「仙台駅東口前」、宮崎信行撮影。


●立憲、自民とも動員。

 立憲民主党が「結党の原点」という扱いをしている、2017年10月14日(土)の「#東京大作戦1014」で私が撮影した、同じ、新宿駅東南口での画像を見ても、平日で雨だったにもかかわらず当時よりも3分の1以上の動員ができていると分析できます。


[写真]2年前の衆院選で新宿駅東南口で演説する枝野代表、宮崎信行撮影の動画からスクリーンショット。

 安倍自民党も、宮城県内3か所そのうち仙台駅前2カ所にもかかわらず、多くの聴衆が集まっていました。秋葉賢也・衆議院議員の後援会の人も多かったようです。首相が演説でふれたように、若い聴衆もみられました。

●おそろしい「野党殲滅思想」。

 首相は宮城県内で3回以上の演説を実施。与党として迎えた2013年は宮城選挙区でみんなの党の和田政宗さんが「民主党の岡崎トミ子・元国家公安委員長は韓国との関係が深い」とSNSなどで宣伝。一定の効果があり、1位が自民党の愛知治郎さん、2位が和田政宗さん。岡崎さんは3位で落選しました。2016年から1人区になり現職対決で野党候補が勝利。そして、2019年は愛知さんが選挙区、和田さんが比例代表とともに自民党公認で出馬します。これに、野党候補の石垣のりこさんとNHKから国民を守る党の候補者の合計3人が出馬しました。

 いわば、32ある1人区で、安倍首相が、福島県、宮城県などの接戦区に入ることは、過半数をとりたいわけではなく、野党を殲滅するために県連を締め付けるというおそろしい思想がみてとれます。

 あくまでも、演説会の一部の切り取り。



 テレビ局カメラの延長線上に、テレ朝、TBS、NHKを名指しして、偏向報道により、自民党の議席が減っているという趣旨の主張をするグループがいました。



 安倍首相は到着後、各所に手を振りましたが、このグループには、両腕をあげて複数回手を振りました。

 仮に「ネトウヨ」ということにしてしまうと、安倍さんはネトウヨが自分の味方であり、その主張に関係なく、手を振ってとりこもうという考え方をもっていると考えられます。

 自分を支持するものはすべて取り込み、敵である野党は党本部・県連の手で殲滅してしまう。こういう考え方のもとでの国政選挙5連勝をなしとげたとおもわれます。

 与党期の民主党や、現在の共産党批判は、自民党コアメンバーとみられる街頭演説参加者でもあまり反応はありませんでした。私は安倍さんの思想には、アングロサクソン型の二大政党激突思想ではなく、あり得ない二項対立、例えば、関ヶ原の合戦の「徳川家康対石田三成」、戊辰・西南戦争の「官軍対賊軍」という、そういう、ありえない二項対立を受け入れてしまう国民性への洞察があると感じとりました。

 安倍さんにしろ、すべての有権者にしろ、野党の芽を残すようにしてほしいところです。

●論戦深まらない見通し。

 テレビ討論も少ないでしょうし、党首らが街頭で演説をすることが中心となり、各党の政策論争は深まらないとみられます。安倍首相は与党としての経済の実績を強調。子ども子育てに関連して消費税にも言及しており、影響が開票まで見えないかもしれません。枝野代表は多様性と当事者に言及することで、政策論争をさけ、参議院全国比例の積み増しを優先しているようです。

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【参院選】第25回参院選きょう公示令和元年7月21日(日)開票へ、創価学会員が東京選挙区で切り崩し「れいわ新選組」、立憲の多様性比例候補は5ないし6名が「代表に大名行列」、自民の組織比例最多立候補

2019年07月04日 05時52分17秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]参議院第一委員会室、パノラマ撮影、宮崎信行がおととし2017年5月撮影。

第25回参議院議員通常選挙は、きょう、憲法第7条にもとづき、公示され、令和元年2019年7月21日(日)の午前7時から午後8時まで投票。開票されます。

 改選定数124に370名以上が立候補。「自公の総定数過半数」はかたいとみられます。第4次安倍晋三内閣は続投の公算。調査では、3年前の第24回参院選と比べて11ポイント程度、関心が薄れているとの分析もあります。

●東京選挙区は、公明党代表を、れいわ新選組の創価学会員が切り崩し。

連立与党党首の山口那津男・公明党代表が参議院議員任期切れをむかえ東京選挙区に立候補。6年前に初当選し「集団的自衛権国会」で気を吐き多くの指示を集める山本太郎さんが自ら設立した「れいわ新選組」で全国比例代表転出をきのう発表。東京選挙区の後継者として創価学会員の野原善正さん。事前の調査では、改選定数6のうち、山口さんが3位、山本さんが5位で当選するのではないか、とみられていました。仮に現職の山本さんの8掛けの得票を新人・野原さんがした場合は当選ラインに浮上。今回選挙の最大の台風の目となりそうです。かつて公明党を除籍された候補者が無所属で兵庫、広島などの選挙区で強行出馬した場合「8000票」など他政党の現職ではあり得ない数字で惨敗。今回の切り崩しはききそうです。この政治劇は、リベラル界最大の選挙上手として半世紀の実績をつみあげてきた「斎藤まさし氏」がシナリオを書いてきました。それ以外の東京選挙区の立候補者はホームページで確認できます。

●立憲「多様性」全国比例候補者は代表演説に5名ないし6名が大名行列。

 立憲民主党は選挙区の公認・推薦候補と比例代表で躍進する見通し。このうち、比例代表では、聴覚障害者・LGBT当事者・子育て女性タレントなど多様性を象徴する候補者を擁立。全国的な組織をもたないため、枝野幸男代表の演説に、5名ないし6名の比例代表候補者が「大名行列」する格好で選挙戦をたたかいます。一方の議席微減が予想される自民党の比例代表は過去最多の立候補者となります。日本列島はどんどん暑くなりますが、全国の「ハコ」の集会を「顔を真っ白にして」回る組織内候補者と、街頭演説で顔を真っ黒にして名を売る候補者の両方から一定の当選者・落選者がでそうです。参議院では2007年に一度女性議員の割合が2割を超えましたが、一世代前の、平成元年の「おたかさん・マドンナブーム」同様に女性が多く当選することもありそうです。

●6年前は海江田民主党が17議席と袋叩きにされ日本人の陰湿さ示す。

 改選となる議員、6年前。2013年の第23回参院選では、すでに下野直後の民主党が17議席と二番底の袋叩きにあいました。日本人の陰湿な国民性を歴史として公文書に刻みました。その後、2013年秋にさっそく特定秘密保護法が制定され、2014年4月異次元の金融緩和、2014年7月解釈改憲、2015年労働者派遣法改悪・平和安全法制強行採決。この6年間で日本の民主主義、法治主義、資本主義の底が抜けました。その一方、父母の片方のルーツを日本(及び先の大戦中の外地)以外に持つ多くのスポーツ選手が世界トップに。社会のグローバル化、多様化は進みました。

●いわゆるビッグマック指数は3・6ドル。

 公示時点での円ドルは107円前後、日経平均株価は21638円前後、長期金利はマイナス0・15%前後となっています。マクドナルドホームページによると、「ビッグマック」は単品で390円。小さい字で消費税(現行税率8%3か月後に10%引き上げ見通し)込みだと明記されています。ドル換算で「3・6ドル」となります。アメリカでは「5・58ドル」のようです。私ももう10年海外に行っていないので実感はありませんが、日本の物価は国際的にとても安い水準、非常に物価が安く給料が安い国となります。国力の衰退と金融緩和の影響とみられます。

●当ブログでは「比例代表」と表記。

 政党や地方議員らは「選挙区」「比例区」と表記することが多くなります。筆者・宮崎信行は法律で使われている用語である「選挙区」「比例代表」をつかい、分かりやすくするため「選挙区」「全国比例」などと表記します。

●原稿執筆、出演依頼なし。

 なお、公示時点で私に原稿執筆依頼、番組出演依頼がありません。レガシーメディアの部数減の影響とみられます。

(C)2019年、宮崎信行。

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立憲民主党(系)1人区でも3分の1前後で当選の公算、複数区でも当選ラインに、自民党調査

2019年06月30日 22時10分39秒 | 第25回参院選(2019年7月)
 立憲民主党の公認・推薦候補者が、第25回参院選で躍進することが確実な公算となりました。

 筆者・宮崎信行が入手した、自民党の6月22日(土)23日(日)の世論調査。

●東北6県は、すべて2%以内の大接戦、野党全勝も。
 
 東北6県は前回からすべて1人区となりましたが、うち5選挙区で自民党が調査をうちました。その結果、複数の野党系男性候補予定者が、自民党現職に対して1~2%先行。女性候補予定者3人も自民党現職3人(男性1人女性2人)に2%未満に迫っています。

●甲信越では新人8ポイントリードも。
 甲信越では、直前に擁立が決まった女性新人候補予定者が自民党の副大臣経験のある現職を、8・1ポイントリードで独走。自民党が調査していない選挙区でも、立憲民主党と国民民主党が優勢との下馬評。

●三重・滋賀・大分は1勝2敗の前哨戦

 「三重・滋賀・大分」という野党系の勝手なブロックを、筆者・宮崎信行がつくってみました、地元の方のご機嫌をそこねたらあやまります。「三重・滋賀・大分」では女性新人候補予定者が、自民党の現職(通称・プリンス)に前哨戦で僅差で勝利。それ以外では、4・5ポイント劣勢も。「いわゆる行ってこいで3%」ですが、野党の組織が老若男女なので、逆転の兆しがあります。

●2・3・5・6人区は立憲1議席以上の公算

 複数区のうち、2・3・5・6人区の半数以上で立憲は1議席を確保する前哨戦。千葉3人区ではトップ当選の気配も。自民・立憲両党とも複数候補擁立区での共倒れは無さそう。

●「枝野・福山ドクトリン」で試される、北海道・東京の国民民主党。

 国民民主党は選挙区での議席獲得のめどがつきましたが、東京選挙区や、立憲と国民が1人ずつ立てた北海道選挙区3人区。もちろん、筆者・宮崎としては両者全勝してほしいですが、5倍以上の差ががついているところもあります。議席だけでなく、国民候補予定者の複数区での得票数も注目。参院選後は、参議院内での会派問題や、第49回衆院選での公認問題が、他党との合併をしない「枝野・福山ドクトリン」の勢いが増す予兆がある前哨戦となりました。

●東京選挙区では共産現職が公明党代表をリード。

 このほか、東京選挙区では、共産党の現職吉良よし子さんが、公明党の現職で連立党首の山口那津男さんを0・9ポイントリード。共公とも公認1人です。6年前は山口代表さんが新人・吉良さんを1・7ポイント差でかわしています。創価学会がこちらのメンツを優先するのか、兵庫選挙区5000人動員を優先するのか。注目はされますが、公明党の全勝は極めて有力。

●組織の疲弊が明らかになるか。

 「6月中に、宮崎さんが野党優勢のようなことを書いたからゆるんじゃったよ」と7月21日の翌日に言われそうな書きぶりでした。私もちょっと、年だし、疲れてきたんでね(苦笑)。ただ、第19回統一地方選では、自民・公明の組織員が疲れ果てながら選挙運動をしていたので、立憲パートナーズらの力を積み増せば、議席は確実に増える成功体験をつかめそうです。

 あと、1人区は直前に候補予定者が決まってもすぐに浸透するものですね。

●比例代表も激戦か。

 比例代表でも激戦が予想されます。

 このエントリー記事の本文は以上です。
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立憲民主党の第25回参院選の比例区(50人)の公認候補は15人以上に、筆者は初めて国会内で三脚を使って取材

2019年05月07日 21時03分06秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]立憲民主党公認の、斉藤りえ候補予定者、2019年5月7日、国会内で、宮崎信行撮影。

●新聞のような候補者写真を撮影。

 いかにも新聞の候補者写真という写真をとれてうれしいです。私がつとめていた会社はこの写真は完全に共同通信に依存するよう上意下達されていましたので、初体験。

 

 こういう懸垂幕が後ろにあると、こういう写真がとれるようです。

 さて、私・宮崎信行としては、10年前の衆院選カテゴリーでは、実に505本以上の記事を書きました。その後、「選挙ネタ」にアクセス数が集まることは把握しながらも、燃える闘魂がなく、選挙記事は書いていませんでした。

●「斉藤りえ候補」の擁立発表で、立憲、比例(50)のうち15名以上の候補者擁立。

 2019年通常国会は、7年政権が続き、改正法案も完全に選挙モードに入っています。

 きょう、連休明け、令和元年2019年5月7日(火)は、斉藤りえ候補予定者の公認が立憲民主党から発表されました。立憲はいかんせん党本部機能が脆弱なので、全国比例に出る人は、いきなり、衆議院本会議場裏の第16控室で記者会見。ちょっと気の毒だったり、勘違いしたりしそうですが。福山哲郎幹事長は、「既にLGBT(性的少数者)当事者の候補を擁立しているが、今回は、子育て中で耳が不自由な、前東京都北区議の斉藤りえさんに障害当事者として出馬してもらうことになった」としました。斉藤さんは「4年前に、北区議になり、北区では議会活動で様々な配慮をしていただきました」とし、「民主主義国会の議会において障害当事者は一定数必要だ」と強調しました。「筆談ホステス」の異名もあります。


[写真]記者会見のようす、宮崎信行撮影。

 4年前に「日本を元気にする会」公認で北区議に当選しましたが、この政党は既に政党要件を失っています。今回、立憲民主党公認で出馬することについて、ベテランの立憲区議は「初めて知りました」と歓迎しました。この区議とは、自治体内で引っ越したことについて「どういうことかな」と話していましたが、今回の動きにつながったようです。

 これで立憲公認の比例候補者は15人。比例の定数は今回から50議席です。今回は全体の割合を俯瞰するのではなく、とにかく、議席を増やすためのたたかいとなりますから、まだまだ空中戦に強い候補者の公認の余地はあるんだろうと思います。

●令和元年、国会内で三脚を初めて使用。


[写真]カメラと三脚。

 平成9年から国会内の取材を断続的にしてきた宮崎信行ですが、令和元年、今回初めて、一眼レフカメラと三脚を持ち込みました。これはサブスクリプション(定額課金)サービスを活用して、きょう手元にあるものです。令和のジャーナリストは一人で全部できないといけません。レガシーメディアでは1社(NHK)を除き、ことしになってから世知辛い話ばかり、「話」というか空気が固い。今日も、カメラマンの人から「宮崎さん、どうしたの」と言われ、「次からはお願いしようかな」と気遣うと、「まあ、宮崎さんは新しいもの好きだから」と。亡父からの相続が終わり、こういう令和の新しい道具を取り入れながら、少しずつ新しいことをしていこうと考えています。

 だいぶ相続については、人に言えない悩みばかりで長年苦労しましたが、ようやく解放されつつあります。私も、精神障害者であり、連休の読書によると、双極性障害2型の遺伝率は80%と、身長・体重よりも高い率。でも、有病率は1%から3%とされ、日本全体で100万人以上ということになります。私は今も障害者年金を受給していますが、既にきょねん「寛解」という診断を受けました。



 帰りがけに、肩に三脚を担ぎ(映ってない)、クールビズ実質初日の私の写真を自撮りしたら、相続完了のストレスフリーと、選挙痩せで、引き締まりつつあります。今後、医療機関の指導も受けながら、もう30キロ痩せたら、新しい挑戦もしていこうと考えています。まずは、参院選ですね。

 この記事は雑多な内容が含まれており、この記事に登場した人物同士の関係はありません。このエントリー記事の本文は以上です。

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消費増税先送りの判断、7月1日発表(4日参院選公示)の日銀短観で決定を示唆、自民党メーンストリーム萩生田光一幹事長代行

2019年04月18日 12時50分21秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[画像]「DHCテレビ」のインターネット番組「虎ノ門ニュース」通信画面をスクリーンショット。

 自民党幹事長代行で、安倍晋三さんのもと、総裁特別補佐・内閣官房副長官を歴任したメーンストリーム、萩生田光一さんが、7月1日(月)発表の日銀短観で、消費増税を先送りする公算を示唆しました。

 これは、さきほど、2019年4月18日(木)の保守系インターネットニュース番組「【DHC】2019/4/18(木) 有本香×萩生田光一×居島一平【虎ノ門ニュース】」で語ったものです。この番組の出演者は先週の桜を見る会で、安倍首相との気の置けない交流で話題になりました。

 萩生田さんは、ネットウヨからも、消費増税に懸念が出ているという趣旨の質問に答えて、

 「私、今党の幹部なので、本心を言えと言われても、困る。ただし、そこは我が党のバランスの良さで、(番組の前半で触れた)さきほどの6月の数字をよく見て、本当にこの先、危ないぞ、というところが見えてきたら、崖に向かってみんなをつれていくわけにはいかないので、違う展開はある」

 と語りました。

 7月1日(月)に短観、短期経済観測調査が発表されますが、7月4日(木)に参議院選挙が公示されます。参院選公示直前に消費増税が先送り発表される公算が高まりました。

 私は長年、短観を目を皿のようにして読んできましたが、直近の3月短観では、素材産業(鉄鋼だけ除く)、生産用機械の経営者の景況感が暴落しました。内閣府の統計用語ならば景気先行指標とされる数字が軒並み落ちており、先行きは確実に落ちます。もちろん、不動産セクターなど景気に遅れる指標は堅調であり、すぐに街の商店がだめになるという趣旨の不況ではありません。但し、中国関連の輸出の儲けが一気に減り、こういう会社は財務基盤が盤石ですが、そこと取引がある中堅企業に意外な展開が起こりうる地合いとなっています。

 2014年には、内閣府のGDPを見て、消費増税先送りという「新しい判断」(安倍首相)をしました。今回は日銀短観で、消費よりも生産に目を向けた格好で、「言い訳」をつくることになりそうです。

 会期末が6月19日なので、7月1日発表の数字に目を向けさせて、衆参同日選を避けようという観測もあるのかもしれません。

【DHC】2019/4/18(木) 有本香×萩生田光一×居島一平【虎ノ門ニュース】

 このエントリー記事の本文は以上です。

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「若者の使い捨てが疑われる企業」渡辺美樹参議院議員(59)が政界引退表明、自民党本部への過労死若者ご遺族の抗議活動で政治活動封じられたまま6年

2019年02月13日 17時52分37秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]初登院する渡辺さん、6年前の2013年8月2日、宮崎信行撮影、後ろの秘書らしき男性2人は、交代しているかもしれませんから、念のため、加工させていただきました、ご了承ください。

 報道(ワタミ元会長、参院選不出馬表明 自民党の渡辺美樹氏)によると、自民党の渡辺美樹さんが、5か月後の2019年7月21日の「第25回参議院議員通常選挙」に出馬せず、政界を引退することを表明しました。

 59歳、全国比例1期。

 渡辺さんは一時経営者としてもてはやされ、経営難の学校法人の理事長もつとめましたが、経営する「ワタミ」チェーンが、新入社員の7割が3年以内に自主的に早期退社するであろうことを事前に予測して採用する、「若者の使い捨てが疑われる企業」、いわゆるブラック企業だと指摘しており、田中龍作ジャーナル2013年6月28日付記事で「「どうしてワタミを候補者にするんだ?」 過労死した社員の両親、自民党に抗議」と報じられたように、過労死した若者の遺族らが自民党本部に抗議活動をする事態となりました。当選しましたが、6年間、政治活動を封じられていました。

 多少ほとぼりが冷めたのか、昨秋の臨時国会からは、「参議院外交防衛委員長」をつとめています。

 今週10日(日)の自民党大会では、公認候補としてのお披露目に、渡辺さんが、吉田博美参議院幹事長とともに漏れており、公認の見通しが無いことが明確になっていました。

このエントリーの本文記事は以上です。

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第25回参院選は、2019年7月4日(木)公示21日(日)投開票、有権者2001年7月生まれまで、立候補は平成元年7月生まれまで

2018年12月04日 04時08分52秒 | 第25回参院選(2019年7月)

(初投稿は2018年12月4日)

[写真]7月の国会議事堂、3年前の2015年撮影。

 第25回参議院議員通常選挙は、

  2019年7月4日(木)公示、
 2019年7月21日(日)投開票

 となる見通しとなりました。けさの読売新聞が1面で報じました。

 新元号(投稿時点では不明)元年となります。

 選挙権を有する有権者は、2001年7月上旬生まれまで、被選挙権を有して立候補できるのは、平成元年7月下旬生まれまでとなります。夢と希望の選挙となります。

 新しい参議院議員の任期は、新元号7年2025年7月のおそらく28日までとなる見通し。

 改選定数は、3増の124となります。

 参議院全体の定数は2019年7月から2022年7月までの3年間は、245となり、過半数は123となります。

 第25回参院選は与党・自民党は単独過半数を失う見通しですが、連立与党・公明党と合わせると過半数は確保するとみられます。

 政府与党は、直前のG20大阪サミットで、「外交の安倍」をアピールして参院選に臨みますが、大きな政治課題の争点は現時点では見当たらず、景気に左右される地合いがあるとみられます。
 
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伊達忠一・参議院議長が政界引退を発表、来年7月28日(日)で任期切れ、北海道選挙区で出馬断念、異例の当選3回で清和会から議長に

2018年11月12日 15時28分28秒 | 第25回参院選(2019年7月)

 報道(伊達参院議長、来夏の不出馬表明 「後進に頑張ってもらう」)によりますと、伊達忠一参議院議長は、さきほど11月12日(月)、選挙区の北海道で後援会幹部会を開き、来年7月の第25回参院選に出馬せず、政界を引退することを明言しました。伊達さんの任期は来年の2019年(新元号元年)の7月28日(日)までで、選挙の期日にかかわらず、この日まで議員・議長をつとめることになります。

 伊達さんは当初、自民党北海道連の公募プロセスに乗っていましたが、道連から党本部への公認申請が不可能だと判断し、出馬断念、政界引退を発表したと思われます。

 伊達さんは、自民党本部の最大・総裁派閥の「清和会」所属で、参議院自民党では、「清風会」(=参議院清和会、会長・世耕弘成経済産業大臣)所属。3年前は、当選5回の溝手顕正会長(宏池会所属)の下で、当選3回で参議院自民党幹事長をつとめました。「溝手議長」が有力視されていましたが、年下の先輩である、清風会の世耕さん、橋本聖子さん、山本一太さんや、宏池会所属の林芳正さんらの水面下での工作もあったようで、参メーンストリームの清風会から議長が出ました。

 参議院自民党としては異例のことですが、伊達議長に対する不満の声は公然と語られていました。

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叩けば埃が出そうな内閣(但し、非世襲での叩き上げだからしかたない)で、参院選へ【追記有】

2018年10月02日 13時10分09秒 | 第25回参院選(2019年7月)

[写真]首相官邸の裏側(皇居から見て最奥、港区赤坂近く)、東京都千代田区永田町、おととし4月、宮崎信行撮影。

法相に石破派山下氏=文科・柴山、地方創生・片山氏―初入閣最多12人、改造内閣

【追記 同日23時半】官報特別号外で、新閣僚、新首相補佐官、補職辞令が載りました。副大臣は天皇陛下の御日程の関係からあさって。政務官も。【追記おわり】

 第4次安倍晋三第1次改造内閣は既に顔触れが出そろい、呼び込み。認証式、補職辞令、初閣議、官邸記者会見、省内記者会見となります。国会出席は3週間以上先になりそうです。

 滞貨一掃とまでは言いませんが、初入閣が12人で、そのうち11人は非世襲の叩き上げ。安倍首相、麻生財務相、河野外相、世耕経産相ら世襲議員が有力ポストで再任されますが、菅義偉官房長官、茂木敏充経済財政政策担当相も再任。

 政治改革を実現する若手議員の会のスターからは、岩屋毅さんや、原田義昭さんがついに初入閣。

 2012年初当選組からは山下貴司さんが法相で初入閣。最初の一人が山下さんであることは、かなり私のイメージに近かったのですが、前回同様に、石破派の中堅(例えば平さんら)を入れずに、若手を入れる、石破派分断工作の一環という格好でした。

 非世襲の初入閣の中で、山本順三さんは、2015年平和安全法制で改選組なのに本会議で代表質問し、特別委員をつとめました。その後、国土交通副大臣として再選し議院運営委員長になりました。まさに、「しっかりと手を汚した者」への論功行賞と言えそうですが、この閉会中に私が取材拒否をされたこともありますので、議運委員長の入閣による交代はうれしいところですが、やはり、平和安全法制の推進者は許せないとの思いで、見ていきたいところです。野党時に元気だった片山さつき参議院議員も入閣しますが、唯一の女性ということでたたかれるべきではありません。

 自民党人事では竹下総務会長にかえて、竹下派の加藤勝信総務会長。しかし、加藤さんの先代は安倍派四天王ですから、竹下派も干されました。あす以降総務が決まってから、互選で加藤会長になるのだと思いますが、党もマスコミも「就任」と言っています。

 その他の叩き上げ新入閣も、少し無理をしないと自民党では大臣になれないという面もありますから、半分前後だけ野党のターゲットになればいいのではないでしょうか。基本的にはこの枠組みで、臨時国会、通常国会、参議院議員通常選挙へとなだれ込みます。

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