flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

旧大浜警察署

2005-10-05 20:53:24 | STRUCTURE-構造物残影-

(愛知県碧南市錦町)
 大正13年(1924)碧海郡安城警察署大浜分署として築造された、RC二階建塔屋付の建物である。八角形塔屋が特徴であり、大浜漁港に近いところから汐見台と呼ばれた。当初、塔屋の中に半鐘があり、火の見櫓としても使われたという。昭和23年(1948)碧南警察署となり、昭和36年(1961)市内松本町に移転してからは、愛知県土木出張所、大浜公民館を経て現在は、碧南市民俗資料館保管庫として使われている。

 何処となくロボット的な風貌をしているのは、気のせいだろうか。


(関連記事:碧南市民図書館

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ガリバートンネル

2005-10-05 01:36:40 | まちの違和感
 実は私、案外大柄である…。
冬場の外見はプロフのところの画像そのものである…。
そんな私が、あっ!変わったトンネルだ。と思ってくぐってみるうち、ホントに小さくなって出てきたトンネルである。



…とはいっても、小さくカラダを折り畳んで出てきたのだが…。


(東海道線山田上橋梁)
コメント (6)
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構造物残影

2005-10-05 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-
 私は、視覚において一般的な感じ方とは違うのだろうと思っている。
活気ある光景と退廃した情景。
特に後者の捉え方は少数派であり、個性的であるのかも知れない。
日々、その情感を確かめようとしている。

…耐火構造物において、日本は維持保存という語が余り感じられないと言っても過言ではないだろう。
…まるで古代遺跡のよう…という程の風化様相を呈している構造物を多く見かける。
が、大半がせいぜい三~四十年程度の構築年齢なのである。
海外では百年経過している耐火構造物でも、維持保存をしっかり行っているため一目で経過年齢を判断するのは難しい程の修繕がなされている。
日本は気候風土環境もあろうが、壊してつくる といったバブル的な社会環境が一番の要因といえよう。

今日もまた、まさかの景観変化が起きている。
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