flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

幡豆 寺部城

2005-10-26 18:00:29 | 城郭・城下町
(愛知県幡豆町寺部 2005年5月31日)
 先回訪れてから14年の歳月が流れ、三河湾に面する城跡も整備が進んだ。
本丸、二の丸、三の丸、堀、土塁といった案内標示等が設けられ、整備範囲は狭いながらも、分かりやすくなっていた。
 寺部城は、永正十一年(1514)それまでの早川三郎に代わって今川氏臣小笠原定政が居城し、定正、広政、重広、信元と続いた。
永禄年間、徳川勢が寺部城を攻め込み、小笠原氏は家康の家臣となった。そして天正十八年(1590)小笠原信元のとき、家康の関東移封に伴って上総富津に移り、二千五百石の旗本となっている。

(関連記事:西幡豆
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西幡豆

2005-10-26 12:22:07 | 海道・みなと

(愛知県幡豆郡幡豆町 2005年5月31日)
 三河湾に面する幡豆(はず)の地に訪れるのは四度目。静かな漁村的雰囲気を持つ地である。南に面した地形から、温暖で原始からの人の居住には適していた。各時代の人々の痕跡は均等に見られるが、古墳が比較的多い。それは起伏の激しい地形によるものと思われるが、この地が人を祀ることに相応しいと選ばれた訳でもある。
 今回は前回と重なるが、歴史民俗資料館、町立図書館、小笠原氏の寺部城跡及び寺部廃寺跡と、寺部太山寺薬師如来の威光がかかり、石工らが削り取ることができなかったという、隣接する小野ヶ谷川床からそそり立つ「立岩」、そして須佐之男社等を巡った。

(幡豆町記事:寺部城 東幡豆 とうてい山古墳 証文岩と水路 愛宕山 三州園ホテル 三ヶ根山 三ヶ根茶屋 比島観音 東幡豆駅 彦田神社 かんぽの宿三ヶ根

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師勝西春

2005-10-26 01:02:47 | 漂い紀行

(愛知県西春日井郡師勝町・西春町)
 犬山線西春駅を降りる。駅の西口は西春町、東口は師勝町と鉄道線を境に分かれている。古くから駅前を中心地としていた西春は今、再開発のため建物の建替えが進み、情緒が失われつつあった。師勝は中心地が東方少し離れたところにあるため、未整備であった師勝側の駅前は整備が進められていた。共に十五年振りに訪れた。そして師勝町歴史民俗資料館に訪れ、以前の町の資料館から、“昭和の生活”資料館に変化を遂げていた。 

(関連記事:西春中之郷 高塚古墳

コメント (4)
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