flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

失うもの多し

2006-01-23 17:01:11 | kourei-ki-日記-
 金を得ることの極地に達したために、行き詰まる会社。
これは某IT会社に限ったことではなく、営利を最優先した会社全てに言えることである。
IT業界はメディアを主に使って業務をしているため、真っ先に標的になるのであろう。

世の中、本当に無茶な金稼ぎはやめないか
金がために、「人」も信頼も失うぞ。
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妻籠宿

2006-01-23 00:00:43 | 街道・宿場町
 三留野から、やがて妻籠宿の端に着く。
博物館となっている、国指定文化財の脇本陣跡の建物に入る。
囲炉裏が焚かれており、普段は飲食禁止の場所ながら、焼き餅、山菜の漬物、お茶の接待を受けた。
格子の窓から差し込む柔らかな日と囲炉裏の煙の光景は、この季節この時間ならではのものということであった。
蔵本であったこの家の主人を中心とした習わし、島崎藤村の初恋相手の家であったこと、宮家用の部屋、密談用の隠し部屋等の説明を受け、山間の歴史を知った。

 続いて町並みを西進、火災に遭わず江戸時代の家屋を多く残す地区、「寺下」へ向かう。
地区の始まりにスケッチする人がいた。
雪国町屋建築の続く町並みに、突如、洋風永久建築がそびえる…発電所である。雪解けの豊富な水量を利用した発電、この辺りには多数存在する。
バスに乗ろうと思いきや、今日は朝昼晩一本ずつしかなく、蘭(あららぎ)川沿いを下って歩くこととした。
磨耗した巨大な岩がごろごろしており、水の豊富さを改めて感じながら、南木曽の地をあとにした。
         
(関連記事:馬籠宿 桃介橋 読書の木のたてもの
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