flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

飛鳥水落遺跡

2008-08-06 00:00:57 | いにしえの人びと
(奈良県高市郡明日香村飛鳥 国指定史跡)
 飛鳥寺から奈良国立文化財研究所飛鳥資料館へと向かい、閉館間際であったが入館させていただいた。飛鳥資料館は、主に飛鳥地域の国史跡で出土した遺物等を研究及び展示保管し、模型やレプリカを作製して紹介している。そこで展示されている回廊の出土した山田寺へ向かおうと思い立ったが、日没間近で時間が無く、また次回とした。

 続いて水落遺跡に向かった。遺跡は飛鳥川のほとりにあり、貼石のある土檀と掘立柱遺構、溝状遺構、木樋、銅管等が検出されたことから、日本書紀にある斉明天皇六年(660)中大兄皇子(天智天皇)が築造した漏刻台(水時計)であろうとみられている。
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