- あれっ?どこかで見たようなタイトル名では? それはそれとして私が初めて企画・立案した野外講座である。普段何気なく見ている大通公園に設置されている野外彫刻を、詳しい方にガイドしていただいて、より深く野外彫刻を知り、親しもうと企画した講座だったが、はたしてねらいは達成されたのか?
※ ガイドの説明を聞きながら大通公園を巡る参加者たちです。
9月26日(月)午後、「めだかの学校」の野外教室が実施された。
実施にあたって企画・立案を担当せよ、と代表から指示されて、私としては初めて「めだかの学校」の企画・立案を担当することになった。
野外彫刻のガイドをお願いしたのは「札幌資料館ボランティア」の方々で、3名の方が協力してくれることになった。
そして私は行事名を「大通公園の野外彫刻に親しもう!」と名付けて参加者を募るリーフレットを作成した。
リーフレットには、次のような案内文を付けて募集した。
※ 公園内にある作品の一つ、峯孝作「牧童」です。
秋も深まった一日、大通公園に遊びませんか?
公園内にはたくさんの彫刻作品があることは知られていますが、みなさんはそれらについてどれくらいの知識をお持ちですか?
大通公園には数え方にもよりますが20数体の野外彫刻作品が建っていると聞いています。
彫刻作品に詳しい方のお話を聞きながら、大通公園を散歩しませんか?
募集の結果、参加を希望する方43名が集まった。
※ こちらは坂胆道作の「石川啄木像」です。
さて、当日だが企画・立案者としては大きな失敗と評価しなければならないことがあった。それは、当日の大通公園は「オータムフェスタ」の開催中だったことだ。多くの観光客が行き交い、出店した店の人たちが呼び込みをする中での見学会は落ち着いた雰囲気でのものとは到底なりえなかった。
ただ、担当として苦しいのは、「めだかの学校」の年間計画の中で日程が固定化されていて、私自身がどうこうできる問題ではなかったのだが…。次年度以降への反省点である。
※ 大通6丁目広場に建つ峯孝作「奉仕の道」です。周りの花壇の花がきれいでした。
それでも、そうした観光客には目もくれず、参加者の方々はガイドの説明に耳を傾けてくれていたようだった。
秋の気候としては、少し暑いくらいの気温だったが、途中落伍者もなく見学を終えることができたことは何よりだった。
私自身は、一受講者としてガイドの説明に耳を傾けたのだが、過去に同種の見学会に参加していたこともあり、やや説明が易しすぎたかな?という感想であるが、参加者のみなさんおおむね満足されていたように私からは見えた。
※ 大通公園の花壇の一つにビールの原料のホップがたわわに実っていました。
初めての企画・立案、そして運営を担当だったが、参加者が満足していたように見えたものの、反省すべき点も多く、今後に生かしていかねばならないと思った。