“れきけん”…、すなわち「歴史的建造物」を指すそうだが、私は札幌市内の主たる歴史的建造物はすでにチェック済みと思っていたが甘かった。まだまだ訪れていないところがけっこうあることが判明した。さっそくチェックしていないところを訪ねてみた。
「めだかの学校」の代表から、来年度の野外学習の企画を提出してほしいとの要請を受け、先日三つほどの企画を提出した。
さらに新たな企画はないものか、と考えたときに「札幌市内の歴史的建造物巡り」をするという案が私の中で浮かんできた。
参考書として少し古い資料になるのだが、札幌市が発行する「れきけん×ぽろたび」という冊子が手元にあった。冊子の意味は「札幌市内の歴史的建造物を訪ねることで、札幌市内を旅しよう!」というような意味だろうか?
その冊子をめくると、訪れたことのある建造物もたくさんあるのだが、まだ訪れていない建造物けっこうあることが判明した。企画するにあたっては、自らの目で確かめたうえでなければ責任ある企画にはならないと考え、本日(9月15日)さっそく未訪問の建造物を訪ねてみた。
【旧藪商事会社ビル(三誠ビル)】 中央区南1西13 大正13(1924)年建造
最初から躓いた。マップを覗きながら近づいたはずなのだが、なかなかビルが見つからない。というのも、ビルは都心近くにあり、私も外観だけは見た記憶があったのだが、周辺をウロウロしても見つからない。「あるいは解体したのか?」と一瞬思った。
疑問を感じつつも、近くの駐車場の管理人に尋ねてみると、「直ぐ近くにあるビルだ」と指さして教えてくれた。
私が見つけられなかったのも無理はない。茶色系の外壁と思っていたビルは、グレー系に塗り替えられていたのだ。
※ ビルの入り口には創業者(?)の銅像が…。そして入居者一覧が…。
※ レトロ感漂う廊下です。
ビルは三階建てであるが、飲食店や法律事務所、あるいは一般の会社事務所などが入る雑居ビルであった。
それぞれの店や事務所などには入れないが、廊下は見ることができた。廊下にはレトロ感が漂っていたが、現在も立派に現役で機能していることを感じることができた。壁を塗り替えてしまったのはちょっと残念?
※ ガイドブックに載っていた壁の色です。これではちょっと探せませんよねぇ…。
【永井邸】 中央区南2西12 昭和6(1931)年建造
三誠ビルからほど近い都心の一等地(?)周りを鉄筋のビルに囲まれた中に、凛とした木造の建物が建っていた。北海道帝国大学医学部教授の永井一夫氏の邸宅として建てられたものだそうだ。現在の手入れが行き届いていて住宅として使用されているため、敷地外から外観のみを観覧することができた。
【Studio SKIPPER】 中央区南11西13
続いて、昭和9年建造の「日本福音ルーテル札幌教会」(明日レポします)に向かっている時だった。派手なピンクの壁をしているが、よく見るとかなり歴史を感ずる建物が目に入った。冊子の中に入っている建造物ではないが、一応チェックすることにした。
壁には店名の「SKIPPER」とともに業種の案内が出ていたが、それによると「Interior Design & Produbt Antisue Parts Remake Furniture Import Fabric」と描かれていた。どうやら古いヨーロッパ調の家具やインテリア品を輸入・販売したり、修繕したりする業種のようだ。(英語オンリーの案内でなくとも良いのでは、とも思うのだが…)
冊子に掲載されている建造物は札幌市の「都市景観重要建築物」に指定されている建物のようである。「SKIPPER」のように壁を派手に塗り替えたりすると、その対象にはならないということかもしれない。
それにしても、かなりの年数が経った建物と見たのだが、果たして???
さて、私の「札幌市内の歴史的建造物巡り」の企画はどのように結実するのだろうか?
私にもまだ見通しは立っていない…。
「めだかの学校」の代表から、来年度の野外学習の企画を提出してほしいとの要請を受け、先日三つほどの企画を提出した。
さらに新たな企画はないものか、と考えたときに「札幌市内の歴史的建造物巡り」をするという案が私の中で浮かんできた。
参考書として少し古い資料になるのだが、札幌市が発行する「れきけん×ぽろたび」という冊子が手元にあった。冊子の意味は「札幌市内の歴史的建造物を訪ねることで、札幌市内を旅しよう!」というような意味だろうか?
その冊子をめくると、訪れたことのある建造物もたくさんあるのだが、まだ訪れていない建造物けっこうあることが判明した。企画するにあたっては、自らの目で確かめたうえでなければ責任ある企画にはならないと考え、本日(9月15日)さっそく未訪問の建造物を訪ねてみた。
【旧藪商事会社ビル(三誠ビル)】 中央区南1西13 大正13(1924)年建造
最初から躓いた。マップを覗きながら近づいたはずなのだが、なかなかビルが見つからない。というのも、ビルは都心近くにあり、私も外観だけは見た記憶があったのだが、周辺をウロウロしても見つからない。「あるいは解体したのか?」と一瞬思った。
疑問を感じつつも、近くの駐車場の管理人に尋ねてみると、「直ぐ近くにあるビルだ」と指さして教えてくれた。
私が見つけられなかったのも無理はない。茶色系の外壁と思っていたビルは、グレー系に塗り替えられていたのだ。
※ ビルの入り口には創業者(?)の銅像が…。そして入居者一覧が…。
※ レトロ感漂う廊下です。
ビルは三階建てであるが、飲食店や法律事務所、あるいは一般の会社事務所などが入る雑居ビルであった。
それぞれの店や事務所などには入れないが、廊下は見ることができた。廊下にはレトロ感が漂っていたが、現在も立派に現役で機能していることを感じることができた。壁を塗り替えてしまったのはちょっと残念?
※ ガイドブックに載っていた壁の色です。これではちょっと探せませんよねぇ…。
【永井邸】 中央区南2西12 昭和6(1931)年建造
三誠ビルからほど近い都心の一等地(?)周りを鉄筋のビルに囲まれた中に、凛とした木造の建物が建っていた。北海道帝国大学医学部教授の永井一夫氏の邸宅として建てられたものだそうだ。現在の手入れが行き届いていて住宅として使用されているため、敷地外から外観のみを観覧することができた。
【Studio SKIPPER】 中央区南11西13
続いて、昭和9年建造の「日本福音ルーテル札幌教会」(明日レポします)に向かっている時だった。派手なピンクの壁をしているが、よく見るとかなり歴史を感ずる建物が目に入った。冊子の中に入っている建造物ではないが、一応チェックすることにした。
壁には店名の「SKIPPER」とともに業種の案内が出ていたが、それによると「Interior Design & Produbt Antisue Parts Remake Furniture Import Fabric」と描かれていた。どうやら古いヨーロッパ調の家具やインテリア品を輸入・販売したり、修繕したりする業種のようだ。(英語オンリーの案内でなくとも良いのでは、とも思うのだが…)
冊子に掲載されている建造物は札幌市の「都市景観重要建築物」に指定されている建物のようである。「SKIPPER」のように壁を派手に塗り替えたりすると、その対象にはならないということかもしれない。
それにしても、かなりの年数が経った建物と見たのだが、果たして???
さて、私の「札幌市内の歴史的建造物巡り」の企画はどのように結実するのだろうか?
私にもまだ見通しは立っていない…。