二つの緑道共に「あれっ?」という間に歩き終えてしまうほど短い緑道だった。そこで二つまとめてレポすることにした。それにしても短すぎるのでは?という感が拭えなかった…。
エルム緑道
「エルム緑道」は7つある緑道の中では唯一市街地の中にできた緑道といえる。スタート地点となった「エルムの森公園」は北26条西12丁目に位置し、札幌市の中心街からもそれほど遠くない住宅街である。
外出自粛が解除された公園ではたくさんの親子連れが久しぶりの戸外で楽しんでいたように見えた。
さて「エルム緑道」は公園の一隅にあるパークゴルフ場の脇をスタート地点としていた。そのスタート地点には「K435遺跡」と記された表示板があり、一帯から遺跡が発掘されたことを知らせていた。
※ エルムの森公園の一角にパークゴルフ場がありましたが、この日は封鎖されていました。
※ エルム緑道の一方の始発点です。
緑道はちょうど「札幌聾学校」の敷地を取り囲むように造られていた。片方に札幌聾学校の敷地を視界に入れながら心地よい林の中を進んだ。さあて、このような光景がどれくらい続くのだろう、と思いながら進んでいると「エルム緑道」と書かれた園名板が見えると、その先は道路となっていて緑道の終点を示していた。長さ200m前後ではないだろうか?「あっ!」という間に緑道の終点を迎えてしまった。
※ 緑道のフェンス越しに札幌聾学校の敷地を望むことができました。
※ 緑道ではこのようなバーコラが目立ちます。緑道の必須アイテム?
※ もう一方の始発点にはこのような園名板が立っていました。
《エルム緑道訪問日 ‘20/05/28》
里塚緑が丘緑道
「里塚緑が丘緑道」のある清田区里塚緑が丘地区は私がまったく足を踏み入れたことのない地域だった。道央道の札幌南ICと北広島ICの中間くらいで、かつ道央道の外側(市の中心から離れる)に位置するところにあった。私にとっては全く不案内なところで、車のナビがなければ到達するのにかなり苦労するのではと思われた。
ナビに導かれ、緑道のスタート地点となる「里塚緑が丘公園」に無事に着いた。周りは住宅地として開発間もないのか、新興住宅が軒並みに立ち並んでいた。
※ 里塚緑が丘公園の広々とした芝生の上では多くの市民が楽しんでいました。
この日は気温が上がったこともあって公園にはたくさんの人たちが様々な形で楽しんでいたが、やはり外出自粛が解除された歓びに溢れているようだった。こうしたことが第三波の感染拡大に繋がらなければいいのだが…。
※ 「里塚緑が丘緑道」入り口には立派な園名表示が立てられていました。
「里塚緑が丘緑道」はその公園と繋がるように続いていた。しかし、ここの緑道も短かった。持参したマップで現在地を確かめようとしながら歩いていると、なんだか終点に到達したようだったのだ。「私はマップ上のスタート地点を間違ったのではないか?」と思い、周辺の様子とマップを照らし合わせてみたのだが、どうも間違いではなく、その時点で緑道の全てを歩き切ったようだったのだ。その距離、やはり200m程度ではなかったろうか?写真を撮る間もなく、緑道歩きを終えることになってしまった。
※ 緑道の様子は、この一枚を撮るのが精一杯でした。すぐに終点に到達しました。
※ 終点です。道路側から緑道に入るところです。
う~ん。昨日から私の緑道に対するイメージがかなり瓦解し始めている感じがする。
実は今日は、この「里塚緑が丘緑道」を訪れる前に「北郷緑道」を訪れた。こちらはある意味私がイメージする緑道に近かった。その「北郷緑道」については明日レポすることにしたい。
《里塚緑が丘緑道訪問日 ‘20/05/29》