田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

独りぽっちの花・水・木(ハナミズキ)ウォーキング

2020-05-25 15:58:00 | 札幌ウォーク & Other Walk

 一昔前、札幌健康スポーツ財団が主催する東札幌~北広島間(19.8キロ)のサイクリングロードを歩く「花・水・木ウォーキング大会」という催しがあった。洒落たネーミングも気に入って私は2度ほど参加したことがある。(正確には「札幌歩こう会」が主催したものにも参加しているので計3回)それを思い出し、昨日(24日)独りぽっちの「花・水・木ウォーキング」を試みた。

  

 タイトルに“独りぽっち”と冠したが、私が野外で活動するときは基本的にいつも一人で活動している。なのに今回敢えて“独りぽっち”と冠したのは、これまでは私が活動する野外も人影が少なかった。しかし、この日の東札幌~北広島間のサイクリングロードは、散歩をする人、ウォーキングに励む人、サイクリングに興ずる人が大勢行き交った。その多くは、家族であり、仲間であり、カップルだった。その中を独り往くとき、私の中で“独りぽっち”という言葉が浮かんできたのだった。

 さて、この日歩いた東札幌~北広島間のサイクリングロードは、正式には「札幌恵庭自転車道線」というのだそうだ。つまり、将来は恵庭まで通ずるサイクリングロードのようだ。道中は通過する区あるいは市によってそれぞれ愛称が付けられている。白石区は「白石こころーど」、厚別区は「陽だまりロード」、北広島市は「エルフィンロード」というように…。

   

 ※ 「白石こころーど」は写真のようにアンダーバスのところに標語で表示されていました。

   

   ※ 厚別区の「陽だまりロード」の表示です。

   

   ※ ちょうど薄日が差してきて、文字どおり陽だまりの中を往きました。

   

※ 北広島市の「エルフィンロード」とは、妖精という意味で、そのイメージ表示がありました。

 私のこの日の目的は単純だった。その目的は、現在の体力を知ることだった。ひたすら、歩け歩けである。はたして20キロを元気に歩き通せるかと…。

 結果は、元気だったかどうかは判断の分かれるところであるが、ともかく無事に歩き通せたことは何よりだった。ただ、今日現在疲労が抜けないことが…。

   

   ※ 札幌コンベンションセンターの横にあるスタート地点の表示です。

   

   ※ スタート直後のサイクリングロードです。朝の散歩を楽しむ人がたくさんいました。

   

   ※ 札幌市の幹線である環状通を跨ぐ「環状夢の大橋」です。

   

  ※ サイクリングロードはこのようなアンダーパスをいくつもくぐり北広島を目指します。

   

   ※ アンダーパスにはこのようなタイル壁画を描いたところが数か所ありました。

   

   ※ 時には、こうして中央分離帯が現れました。

   

   ※ 私が最も気に入っている札幌市と北広島市の境界付近のコースです。

   

   ※ こちらは北広島市側に入ったところです。鬱蒼とした森が心地よいです。

   

   ※ いまひとつその趣旨が理解できなかった「学習の森」です。

   

 ※ 「エルフィンロート」の一部には、こうした緑の道がロードと並行して走っていました。

   

   ※ コースの3/4くらいの地点にある「自転車の駅」です。

   

   ※ 地権者からの寄贈によって造成されたという「水辺の広場」の案内です。

   

   ※ ゴール近くの北広島市内に入ると、自転車道と人道が分かれました。

   

   ※ ゴールのJR北広島駅です。

 歩いていて気になったことが一つあった。それは案内表示のことである。札幌市の区域では立派な案内表示がところどころに立っており、北広島市までの残り距離が表示されていた。その表示には近くの地下鉄の駅、あるいは公衆トイレの案内も表示されていて、安心してウォーキングやサイクリングが楽しめる。ただ残念だったのは、私が楽しみにしていた「残り10キロ」(つまり中間点)の表示がなかったことだ。時には100mおきに表示が現れるかと思えば、何キロも表示がないところもあった。おそらく何らかの理由があるのだと思われるが、私が期待した中間点の表示はなく、次に表示が現れたのは「残り8.8キロ」のところだった。

 これが北広島市区域に入ると表示がまったく変わってしまった。第一に表示が札幌市のものと比べて非常に小さいのだ。そして表示方法が残りキロ数ではなく、突然東札幌市からの距離が表示されているのだ。なんとも利用者に不親切な表示と思われても仕方がないと思われる。それが北広島市内に入ると案内表示自体が大きくなり、北広島市からの距離と、東札幌市からの距離が表示されていたのだ。このあたりは両市で話し合い、なんとか統一できないものなのだろうか?

   

   ※ 札幌市区域はこのような立派な標識が立っていました。心強い!

   

   ※ 北広島まで10キロの表示を見たかったのですが…。

   

   ※ 北広島市の地域に入るとご覧のような簡素な表示でした。表示方法も違っていて…。

   

   ※ 北広島市内に入るとご覧のような立派な標識が…。全体をこのようにしてほしい。

 今回は、これまでのイベントでは本当のスタート地点(札幌コンベンションセンターの裏手)からのスタートではなかったが、今回はしっかり本来のスタート地点からスタートし、途中これまで一度も寄ったことのなかった「学習の森」、「水辺の広場」にも立ち寄り、そのため距離的には約23.5キロ、歩数も約36,000歩を数えた。一日の行動距離20キロには自信を持つことができたが、連日となるとちょっと厳しいところもある。順調に(?)体力が衰えてきていることを自覚せねばならないが、そのことを自覚しながら今後のことを構想していきたい。

 

 ※ コース途中で出逢った花たちの一部です。

   

   

   

   

   

   

   

《特記事項》

 昨日の投稿で、野幌森林公園の山野草について不確かな名称、名前の分からない山野草について、早速函館在住のsakagさんからアドバイスいただきました。おかげさまで、全ての山野草の名称を確定することができました。興味がおありの方は、ぜひご覧ください。