新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急事態宣言が発せられてからまもなく一か月が経過しようとしているが、感染拡大は収まりそうもない状況である。ことここに至っては、いくら能天気な私でも自らの生活を変えねばならないかなと考え始めている。
当初、私は宣言期間が切れる頃にはきっと終息に向かっているはず、とこの事態を見ていた。しかし、私の目論見は全く外れた。特に私の住む北海道では終息どころかますます猛威を振るっている有様である。これはもう完全な長期戦に入ったとみるしかないと観念した。
これまでは多少の批判は覚悟しながら、自分本位の言い訳を見つけて時には外を出歩いてもいたが、そうした生活を根本的に見直さねばならないと思い始めている。これから夏に計画していたアウトドアのスケジュールも大幅に見直すしかないのかな、と…。
アウトドアのことでは、一つには「夏の石狩川河岸遡行」を今シーズン中に完了しようと計画していた。また、「北海道低山紀行」も今夏には合計100座登頂を一つの目途としていた。これらのことはひとまずお預けとしなければなるまい。
さらに生涯学習に関しては道民カレッジの取得単位2,000単位取得を今年中にと考えていたが、これも現在講座自体が休止状態だからあきらめざるを得ない。
そして地域ボランティアの近美前歩道の清掃活動も再開の見通しが立っていない。
こうした状況となって、私は遅まきながらこれまでの自分の生活を変えねばならないことにようやく気付き始めた。おりしも昨日、政府の専門家会議は「感染予防を長丁場でするための新しい生活様式」への移行が必要と訴えたと報道された。
さりとてどう生活を変えればよいのか、凡庸な私の頭の中には陳腐な考えしか思い浮かばない。
とりあえずは身の周りの「断捨離」かな?と考えている。いや「断捨離」などという洒落た言葉ではなく、私の世代ではもう「生前整理」と称した方が相応しい。自慢ではないが、私の部屋は乱雑を極めている。私の場合、すべて行動が先で、整理は二の次となっている。妻からは口うるさく部屋を整理するように言われているのだが…。
まずは本棚から溢れている本の整理から取り掛かろうか?その整理をしながら、その後のことを考えていきたい…。
う~ん。「言うは易し、行うは難し」とならないようにしなくちゃ…。