田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

書っ!パフォーマンス

2021-01-09 16:34:20 | イベント

 「書」って楽しいかも!? そう思わせてくれた札幌市民ギャラリーで行われた「書っ!パフォーマンス」だった。市立札幌平岸高校書道部の若人たちの大筆によるパフォーマンスは書の楽しさが伝わってくるものだった。

        

 楽しみにしていた本日開催予定のPMF Connects LAVE!SCARTSコートのコンサートが昨日になって突然中止の連絡が入った。残念だがこうしたご時世だから仕方がない。

 同じように本日予定されていた「書っ!パフォーマンス」も中止となるのか心配したが、こちらは予定どおり開催されると分かり、会場の札幌市民ギャラリーに向かった。

   

   ※ 会場の「札幌市民ギャラリー」です。

 イベントの内容は、

  第1部が「見てみよう!」と題して市立平岸高校書道部の大筆による書道パフォーマンスを多くの人が見守った。

   

   ※ 平岸高校書道部勢ぞろいです。全員女生徒でした。

 第2部が「書いてみよう!」と題して、こちらは参加した方々が実際に筆をとって、①大きな筆で書こう!と②ふらっと書初めコーナー、が同時並行で開催された。

 平岸高校書道部のパフォーマンスは、部の生徒たちがさまざまな形でのパフォーマンスを披露してくれた。生徒たちは 多くの観客(100名を超えていた?)を前にやや緊張気味だったが、いざ大筆をとると伸び伸びと大胆な筆づかいで素晴らしい筆字を書き上げてくれた。面白いと思ったのは、いざ紙に向かった時に生徒たちは飛び上がって紙面に向かっていたことだ。その姿は私の目から見ると、雪面でキタキツネが獲物を狙って飛び上がる姿を連想させてくれた。

      

   

   

   ※ パフォーマンスを見守る多くの市民です。

      

   

   ※ これは一年生部員が一人一文字を書き上げたものです。

   

 ※ 最後に書き上げた書道部のメッセージです。「喜びの色 染まる世界 輝く 明日を描こう」

 続いて第2部の「書いてみよう!」の部だが、せっかくの機会なので私も参加してみることにした。参加したのは書初めの部だった。用具を用意してくれた中で、高校の書道部の生徒(私の指導にあたってくれたのは平岡高校の書道部の男子生徒だった)が指導者として付いてくれて体験した。私にしたら数十年ぶりの書道、いや習字である。私は「剋つ」という字を選んで書いてみた。

   

 指導の生徒が「もっと筆に墨をたっぷり付けてみましょうか」とか「あっ、凄い!凄い!」などと的確な助言により楽しく体験できた。小学生の習字みたいな字に苦笑であるが…。

   

   ※ 私の作品(?)です。左は初めて書いたもの、右は指導を受けながら4枚目に書いたものです。

 私としては、平岸高校書道部のような隷書(?)的な文字を書いてみたいと思ったのだが、それは初心者には無理なことか?でも楽しいひと時だった。