ネタの新鮮さといい、そのボリュームといい、数ある札幌市内の回転寿し店の中では随一だろうと思われる「回転寿しトリトン」である。「札幌でしかできない50のこと」の中に唯一ランクインしたのも納得である。
久しぶり(およそ一か月半ぶり)のシリーズ復活である。コロナ禍とあって、残りにリストアップされているススキノなどの飲食店などはなかなか足を向け難いのだが、危険を避けつつボチボチと取り組んでいきたいと思う。
さて、「回転寿しトリトン円山店」は、実は我が家からは最も近い回転寿し店で、我が家では少なくとも月に一度は利用している寿し店である。ところが私は今まで一度も店に足を踏み入れたことはなかった。というのも、我が家ではもっぱらテイクアウトで利用して家に持ち帰り、家庭内でビールで喉を潤しながら味わうのを常としていたからである。
本日、初めてブログにアップするために店内で食してみることにした。
「札幌でしかできない50のこと」の№21にリストアップされているトリトンは「1,000円あったらうまい寿司に使う」と題して、次のような紹介文が載せられている。「回転寿司といえ侮れないのが、札幌。トリトンでは1貫あたり130 ~573円とリーズナブルであっても上質なネタを提供し、地元の人も通うほどだ。おすすめは、活ホッキやホタテ、ボタンエビなど。中心地ではないので、比較的並ばずに入れる。」とある。
午後1時を過ぎ、平日でもありそれほどお客さんはいないだろうと踏んで出かけたのだが、なんと96席ある店内は満員状態で待たされる羽目となった。
それでも少し待つと一人用のカウンター席に案内された。スタッフからは「コロナ禍のためチェーンコンベアに寿司は載せていません。タッチパネルから注文いただくと、職人さんが直接渡してくれます。」と説明された。
私は生来生ものが得意ではないため、寿司ネタも食べられるものが少ない。好物の〆サバ、炙りサーモン、マグロ、甘えびなどをタッチパネルから注文する(つまり寿司通が好むようなレアなネタなどはほとんど食すことが出来ない)と、ほどなく職人さんから手渡された。
トリトンの寿司は、当初そのネタの大きさが半端ないくらい大きくて驚いたものである。最近は少し落ち着いてきたようにみえるが、それでも十分に大きい。大きさだけではない。ネタの新鮮さも売りの一つであり、シャリ(寿し飯)とのバランスも良い。私はその寿司を堪能し、満腹になるまで味わった。といっても食した寿しは12貫である。普通の人の2/3程度ではないだろうか?希少で高価なネタがなかったこともあり合計1,254円也の昼食だった。
《回転寿しトリトン 円山店 概要》
〔住 所〕札幌市中央区北4条西23丁目2-27
〔電 話〕011-633-5500
〔開館時間〕11時~22時
〔休 日〕年末年始
〔座席数〕 97席
〔駐車場〕 有
七草がゆ
本日は「七草がゆ」の日だそうである。そこで我が家の朝食も七草がゆの朝食となった。
便利な時代である。スーパーへ行くと、七種の野菜(?)がブレンドされたものが一袋に入って販売されているらしい。さらには「粥」もパッケージされたものがある。インスタントに七草がゆが食せるのである。
お世辞にも美味しいとは思えないが、一年の無病息災を願い、有難くいただいた。