お正月に孫娘(小5)のスキーが上達したと聞いた。そこで「爺ちゃんとスキーに行こうか?」と問いかけたところ「行く!」と元気よく返事が返ってきたので、本日朝里川温泉スキー場に出かけた。私にとっては今シーズンの初滑りだった。
当初、私の思いでは孫娘と二人で行こうかな?と思っていた。ところが話が徐々に膨らみ、結局今日は私と妻、そして息子と孫娘という4人でのスキー行となった。
近年の私はスキーからすっかり遠ざかり、滑っても年に1~2度であった。だから孫娘と一緒にスキーをすることなど考えつかなかったのだが、お正月に我が家に息子家族が来た時にスキーの話になって、俄然私の中に眠っていた虫が起き出したのだった。「そうだ!成長した孫娘とスキーを楽しむのもいいなぁ」と…。
そこで目ざすゲレンデは「朝里川温泉スキー場にしょう!」と内心決めた。その理由は、今から42年前の昭和54年、私は朝里川温泉スキー場で全日本スキー連盟の指導員検定に合格したという思い出深いスキー場だったからだ。(※ 現在は活動していないため、指導員登録は抹消しています)
我が家からおよそ1時間、小樽市に近い朝里川温泉スキー場は生憎の雪模様だったが、スキーを楽しむには問題の無いコンディションだった。
孫娘は習いものを終えた後に合流するとのことで、まずは先着した私と妻で滑った。妻は若いころは盛んにスキーに興じていたが、このところはすっかりご無沙汰で10数年ぶりのスキーだったのだが、意外や意外!しっかりと体が滑りを憶えていて10数年ぶりというのが信じられないほどスムーズに滑り降りてきた。私の方は?というと、こちらも昔の滑りを憶えています、といった滑りだったのではないか?(自分の滑りは客観的に見ることができない)
妻と数本滑っていると、息子親子が到着した。4人で一緒に滑った。初めて見る孫娘の滑りはなかなかスムーズに滑ることができ、いわゆるパラレルスキーに今一歩という段階であった。学校スキーと、家族で年に数回のスキー行では十分でないかと思われた。ただ経験が少ないだけに急斜面は恐怖感が先に立つようだったが、これも経験を積むことで解消されるだろう。私が滑られるうちに伝えることができればと思っている。
※ スキー場の最高部から撮った一枚だが、晴れていれば向こうに小樽湾が見えるのだが…。
40数年ぶりの朝里川温泉スキー場は記憶に残っているレイアウトと変わりはないようだった。ただ、最上部のリフト(3本目のリフト)が当時架かっていたかどうか記憶が怪しい。
ここ数年、年に1~2度のスキー行は単独行ばかりで楽しさに欠けるところがあった。しかし、本日のように知り合いと一緒のスキーは楽しさがまったく違うことに改めて気づいた。できれば妻や息子、そして孫娘、あるいは友人・知人を誘って楽しむことができれば、と思っている…。
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