高橋書店の「3年手帳」(正式には「3年卓上日誌」というようだ)を愛用し始めて27年が経過しようとしている。来年は新たな3年手帳が必要となるため本日2021~2023年版を購入してきた。
※ 本日購入した2021~2023バージョンの高橋書店の3年手帳です。
私は職業柄それほど手帳にこだわりはなかった。というのも、教員の場合は「教務手帳」という大判(A4版?)の手帳が年度初めに全員に支給されるのが慣習となっていて、それで事足りていた。
それが1994(平成6)年、管理職になったことで「教務手帳」が配布されなくなったことで急遽買い求めたのが「3年手帳」だったようだ。(このあたりの経緯については時間が経ち過ぎてはっきりとした記憶はない)それ以来「3年手帳」を使い続けている。なぜそうなったのか?
※ 手帳の内部の記入欄です。(私は確実の下欄にブログのタイトル名を記しています)
これもなぜ「3年手帳」を使い続けることになったのかはっきりとした理由は思い浮かばない。ただ考えられることとして、まず堅牢な製本で耐久性に優れている点がある。そして、20数年前と現在と手帳の構成がまったく変わっていないということだ。これは他には見られない大きな特徴ではないだろうか。そして3年手帳の最大の特徴であるが、手帳に記入する際に1年前、2年前の自分を思い出すキッカケを作ってくれることである。
現職時代は当然のように記入されていることは仕事に関する予定が書き込まれていた。これを見て、「あゝ、そろそろ次の行事の準備をしなくちゃいけないな」などと、自らを戒める助けになったことも使い続けた理由の一つだった。
ところがある時から、私は電子手帳でスケジュール管理をするようになった。続いてスマホのカレンダー欄に予定を打ち込むことで事足れりとなった。そうなると、「3年手帳」は必要なくなったはずなのだが、今もって使い続けている。それはスマホのカレンダー欄は未来の予定はしっかりと記録してくれるのだが、過ぎ去った過去の予定は少し時間が経つときれいに消去されてしまうのだ。つまり記録する機能が備わっていないのだ。そこで手書きの手帳である。一度書いたらずーっと記録が残るのが手帳の良さである。私はスマホに予定を打ち込みながら、手帳にも予定を書き込むという二度手間をかけて自らのスケジュール管理をしていた時期があった。しかし、それは長くは続かなかった。
※ これまで使い続けてきた3年手帳を一挙並べてみました。
今、私の「3年手帳」はブログのための手帳である。つまり各日の欄には、その日投稿したブログのタイトル名を書きこんでいる。そして、各月の初めの欄に、ブログのアクセス数のPVと UUの数字を記録し続けている。
私の中で「3年手帳」の役割は年代と共に徐々に変化してきているが、こうなったら命尽きるまで高橋書店の「3年手帳」を使い続けることになるのだろう。
来年からは10冊目の「3年手帳」が私の横にいつもあり続けることになる。
そして管理職には配布されないという制度も初めて知りました。いろいろなことがあるんですねえ。
さて三年手帳ですが、三年目には三年分の記録を一度に閲覧できる利点がある、と思います。
ただし初年度は普通の手帳と変わらないのですよね。
三年ごとに更新されるワケですが、切り替わりのときは、前の年を振り返ることができない(もちろん前の手帳を開けば振り返ることが可能)ワケですよね。
まさか毎年、三年手帳を購入して前年度を転機してから新年度を記入、ではないですよね?
(^_^;)
三年手帳の良さと弱点はご指摘のとおりです。ただし、切り替えた時には机の傍に前年までの手帳を置いておくことで確認することはできますね。それほど頻繁に見るわけではないですが…。