6月29日に第1回目の講座が始まって以来、初心者、シニア向けの「スマホ講座」、「パソコンセキュリティ講座」計29講座が先日12月15日に全日程を終了した。どれだけ身についたか?と問われるといささか自信はないのだが…。
デジタル講座が始まった6月29日(木)の第1回講座の様子について(株)BWORKSの代表の方が講座全体を紹介する様子を拙ブログでレポしたが、その後少し間をおいて8月17日から本格的に週2回くらいのペースで「スマホ教室」が開講されていた。指導は前半が恵庭市にある「北海道ハイテクノロジー専門学校」の生徒が、後半は(株)BWORKSのスタッフが講師となって指導してくれた。その講座の内容を羅列すると…、
◇はじめの一歩
◇アプリを使おう
◇スマホ基本操作
◇インターネット利用の基本
◇アプリを使おう
◇SNSを始めよう
◇ネット犯罪を知ろう
◇電話のかけ方と文字入力
◇アカウントの作成
◇アプリの入れ方
◇Wi-Fiの使い方
◇インターネットの使い方
◇メールの使い方
◇カメラの使い方
◇SNSの使い方
◇マップを使いこなす
◇フリースタイル
◇デジタルの基本操作
◇SNSの正しい使い方と運用及び設定
◇クラウドとは何か
◇情報流出防止策の徹底
◇迷惑メールの対処法、フィッシングメールの取り扱い方
この一覧を眺めてみて、スマホを使いこなしている方にとっては「なるほどね」というような感想かもしれない。
私もスマホを手にしてすでに10年近くなるからかなり不自由なく使っているつもりだが、実感としてはまだまだスマホの機能を十分に理解し使いこなしている感覚ではなかったので、受講を決めた。
受講態度は、前半は毎回しっかりと受講していたのだが、後半は自分の都合を優先して欠構もしばしばだった
成果としては、これまで気付いていなかった機能の新たな発見が多々あったが、いま思い出してみるとそれがしっかり身に付いたかというといささか自信がないのだか、何かトラブルに見舞われたときに受講したことを思い出すことがあるのではと密かに期待している。
一方、11月に入ってからは「パソコンセキュリティ講座」が並行的に始まった。こちらの講師はテレビ映像関係に関わっていたという中山和夫氏という我々と同年代のシニアの方だった。中山氏は当然といえば当然なのだが、非常にパソコンに詳しい方だった。その講座内容を羅列すると…、
◇デジタルの基本知識
◇SNSの正しい使い方と運用及び設定
◇クラウドとは何か
◇情報流出防止策の徹底
◇フィッシングメールの取り扱い方
1回目のガイダンス的講座を除き、自分のパソコンを持参しての講座だった。
講座は私にとって驚きの連続だった。中山氏の講座はとにかく「インターネットの世界がいかに危険に満ちた世界であるか」を繰り返し強調された。特に私たちの個人情報がMicrosoft社などによって簡単に収集されているということなのだ。それを防ぐためには、パソコンの設定を自分で設定し直すことが大切であるとのことだった。
パソコンに精通されている方なら問題ないことなのかもしれないが、私のような一般人(いや遅れているのかな?)にとっては、とてもそうしたところまで気が回らない、気が付かないことばかりだった。中山氏の指導に従い懸命に設定作業を行ったが、中山氏の指示に付いていくのが精一杯で、はたして安心な状況となったかどうかも判然としないというのが正直な感想である。
講座の最後に道民カレッジの方が「シニアの私たちにとって、こうしたことは何度も何度も受講することでようやく身に付けることですから、来年もぜひ受講しましょう!」という呼びかけがあった。まったくその通りだと思った。もう一度、二度素直に学び直したい…。