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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

地下鉄でもし災害に遭ったら!?

2024-06-12 18:31:21 | 「めだかの学校」関連
 地下鉄の駅で、あるいは地下鉄車内で、地震や火災、あるいは大雨や洪水に遭ったら…。そうしたケースは考えたくもないが、しかしそうした危険はいつやってくるか分からない。そうした「もしも」のための対処方法を学んだ。

        

 私が所属し、代表を務めているシニアの生涯学習グループ「めだかの学校」では、現在「賢いシニア生活を送るために」というテーマのもと、私たちシニアの周りに生起すると考えられるさまざまな危険に対処するための講座を実施している。(もう一つの野外講座も同時並行的に実施しているが…)
 その第3回講座を去る6月10日(月)に札幌市交通局の担当者をお招きして「地下鉄で災害発生!~安全に非難する方法を教えます~」というテーマで実施した。

    

 まず、地下鉄での災害と考えるときには次のようなことが考えられる。「地震」、「火災」、「水害」、「停電」などである。その災害も地下鉄駅内で発生した場合と、地下鉄車内で走行中に発生した場合に対応に違いが要求される。
 私がまず学んだことは、地下鉄駅内で災害が発生した際、避難の方法が二分されると学んだ。「火災」、「水害」、「停電」では、できるだけ早く駅外に逃れることが先決となるが、「地震」の場合は駅内に留まることが肝心ということを学んだ。「地震」の場合だけ駅内に留まることが肝心だとは、地下にある駅舎は地中の動きと同調して揺れるため被害は少ないが、駅舎外では落下物などの危険が大きいことが予想されるためと説明された。

    

 一方、「火災」、「水害」、「停電」の場合は、いち早く危険から遠ざかることが肝心のため、安全に配慮しながら駅外へ逃れることが肝心とのことだった。
 一方、地下鉄車内で走行中に災害が発生した場合は、乗務員や駅員の指示に従って行動することが被害を最小限に止めることである。走行を停止する、次の駅まで走行させる、といったことは、全て交通局、あるいはそこからの指示に従っている運転手に委ねればならない。だから乗客は、自らも含めパニックにならないように努めることが先決である。そして駅員の到着を待つべきだと担当者は強調された。
 日頃から訓練を受けた駅員が現場に到着したら、駅員の指示に従って避難することが何より大切であることを担当者は強調された。
 交通局では冒頭に示した「安全ガイド」を配布したり、定期的に避難訓練も実施したりしていると聞いた。
 我が国の新幹線は世界で最も事故の少ない交通機関であるということを聞いたことがある。それに倣うように我が国の公共交通機関の安全性は相当程度信頼できる交通機関だと私は信じている。地下鉄も同様である。それでも時には想像もつかないような事故が発生してしまった場合が過去にあった。
 万が一に備えて、心構えをしっかりとしておくことの大切さを学んだ今回の講座だった。


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