モモちゃんへ
日々の出来事を亡きモモに教えます。
 



今日は9月30日 偶数日ですが 特別です。昨日の 午後6時24分 地上20mに住んでいますから こんな角度で・・・

 

5分後です。 とにかく大きくて!びっくり。 家並みは遠賀川を隔てて 水巻町です。

 

そんな中秋の名月のこの日 お月さまからプレゼントが届きました。

 

横15センチ 縦11センチの 可愛い絵本  見開きです。 

 

 

 

 

本当は全頁ご紹介したいけど ここまで ・・・絵本作家・イラストレーター 吉田麻乃 さんで 検索してくださいね。

 

私は自称 【月の番人です。】 いつも夜空を眺めています。今日は9月30日 momoの 命日です。 

今日は十六夜(いざよい)・・・・この本を 送ってくれた友と お月さまに感謝

 

 

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賢治さんの弟 宮沢清六著 【兄のトランク】 ちくま文庫 をご紹介します。 今日8月27日は 賢治さんの誕生日(明治29年)なのです。 今年は没後90周年 37歳で亡くなってますから 生誕127年ということになります。

 

2017年 賢治の会 6名で 花巻旅行した時のこと 友人の1人が 産湯の井戸と お寺に行きたいということで・・・いきました。産湯の井戸

賢治さんの母親の実家 私は前年に行って この時は案内役です。

説明してくださいました。

 

生まれて5日目には 大地震が起きている・・・兄のトランク の 生涯編 にも書いてありました。

 

途中読みながら 何度も 賢治さんの文章か 清六さんの文章か 確認したことです。 9つ違いで 小さい時から 本を読んで貰ったり 賢治さんが中学になると 一緒に映画に行ったり 清六さんが中学になると 盛岡で一緒に下宿したりしているから 言い回しが似るのは当然かもしれませんね。

春と修羅 のくだりを読んで いつも思うけど 難しいんですね。 でも もう一度読もうと思いました。

盛岡で一緒に下宿していた辺り 今年春に 友人と訪ねました。その時の記事より

 

目の前が その下の橋です。

 

 

清水のところに 井戸があるとあったので探します。 この井戸です。 弟の清六さんと一緒に暮らしたんですね。

井戸の右と書いてあるけど 真ん中の建物かな 表札を見て回ったけど 玉井家 わからなかった。

 

なんかなんでもない風景を沢山 撮りました。この辺に確かに居たと なんか息吹のようなのを感じます。写真は割愛します。

 

因みに 【兄のトランク】 賢治さんが父親と激しく話し合った後、家出し 妹トシの病気を知って帰ったときに 持って帰ったトランク

中身は・・・・今残っている イーハトーヴォ童話集 花鳥童話や 民譚集、村童スケッチ、その他・・中略・・・不思議な作品(この本より)

 

あ~ また 止まってしまいますね。 もう一冊ご紹介します。  【死にゆく者の祈り】 中山七里著 新潮文庫

 

 

これは私 一気読みでした。 大学時代の登山仲間 命を助けたものと助けられた両者が 後に・・・死刑囚と 教誨師として再開する

ホントに 胸がドキドキ 最後知りたいけど飛ばすわけにはいかん 寝食忘れました。(笑)

 

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タイムカプセル】 折原一 著 講談社文庫

中学卒業から10年過ぎタイムカプセルを開ける日が近づきます。その中に、誰も会ったことのない不登校の同級生・・・ ドキドキはらはらしながら読みました。

今どきのさまざまの事情を読みながら 私自身のタイムカプセルを思い出しました。

50歳の誕生日に60歳の自分へ書いた手紙 家の中で、 郵便局から頂いたポストに ホントに10年間入れていました。

 

下町ロケット ヤタガラス】 池井戸 潤 著  小学館文庫

最初のうち進まなくって・・・・というのも・・どの人物の視点か分からなかった。

 

とにかく登場人物が多い。 何度 この表を見たかわからない。。でも状況は想像するのに分かりやすく、だんだん夢中になり 寝るのを忘れる。

 

最後に紹介するのは・・・

傲慢と善良】 辻村深月 著   朝日文庫

ストーカーに連れ去られて連絡の取れない婚約者の 地元や 友人や職場を 訪ねる。。そこで出会う人それぞれの描写が あ~ 私もこの人だ と興味深かった。

最後は びっくり そのまた最後は・・・

 

今回も 友人が選んで📦してくれた本 書店で立ち読みしているような 新鮮な感じです。でも最近の文庫本は500頁もあるからね~

              

左、ベランダの三時草 ずーーっと前から長期間 三時頃に咲きます。右は 友人からのプレゼント 多肉メセン 

 

 

似ていませんか❓ 私は同一だと思うんですが・・・

 

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まずは ちょっと重く苦しい本です。 【沈黙】 遠藤周作著 新潮社 これはアマゾン ポチ です。

後でまた読もうと思うところに 付箋を貼るんですが 付箋だらけになっています。

 

読みにくいでしょうから横書きします。 

「強い者も弱い者もないのだ。強い者よりも弱い者が苦しまなかったと誰が断言できよう」司祭は戸口にむかって口早に言った。

「この国にはもう、お前の告悔をきくバードレがいないなら、この私が唱えよう。すべての告悔の終わりに言う祈りを。・・・・安心して行きなさい」

怒ったキチジローは声を抑えて泣いていたが、やがて体を動かし去っていった。自分は不遜にも今、聖職者しか与えることのできぬ秘蹟をあの男に与えた。聖職者たちはこの冒とくの行為を烈しく責めるだろうが、自分は彼らを裏切ってもあの人を決して裏切ってはいない。

 

史実に基づいたフィクションでしょうが 巻末に 本当の記録が出てきます。 苦しんで苦しみぬいた司祭が 転んだ(棄教した)あと 日本人の名前に改名して生きていた ここを読んで なんとも言えない哀しさを感じました。

 

【少年と犬】 馳 星周 著 文藝春秋 石橋進さんからの

犬の物語と言えば 普通は 家族としての飼い主と愛犬の物語ですがこれは違います。

 

 

主人公は多聞(犬)で 少年に会う為に5年も旅をする間に、出会った飼い主(それぞれ別人)を助けます。名前も変わります。

私は本当に気づきました。 私がmomoを選んだ ずっとそう思っていたけど momoと暮らした13年間 私の今までで 一番堪えがたい時期だった momo が私を助けるために 私を選んでくれたということを。

 

この2冊 たまたま名前が変わるということも考えました。今日は七夕様です。 皆様の会いたい人に会えるといいですね。

 

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【故郷忘じがたく候】  司馬遼太郎 著 文春文庫 

これは先月 鹿児島旅行で 沈壽官工房を訪ねた際に買ったもの

 

短編小説 3篇 (書店じゃないから表紙だけ見て長編かと思った)【故郷忘じがたく候】は薩摩焼 沈壽官の物語です。

 

司馬遼太郎氏と14代沈壽官氏との面談の様子は この資料館の多くの写真の中にもありました。

島津家は陶工たちを優遇し、士分に取り立てその芸術的所産には、薩摩の国名を冠し、爾来明治維新までの二百数十年間、島津家の庇護を受けながら陶技を磨き続けた・・・以後略 

でも・・・この本の中であらためて知りました。

 

大切にされたことしか知らなかった・・・でも  差別やいじめにあったことも書いてありました。

日本に帰ってくる薩摩郡の船に重さが足りず 水を入れる代わりに 拉致してきた…という説があること

 

【胡桃に酒】 これはちょっと・・・・ 昔 細川ガラシャ夫人の本も読んだし細川忠興も好きだった・・

忠興は ガラシャに見惚れていた庭師を惨殺したけど 観ていたガラシャは反応なし・・・【胡桃に酒】は 忠興の度を越した嫉妬深い部分が強調されています。

 

【一橋桐子(76)の犯罪日記】原田ひ香著 徳間文庫    友人からの📦でした。

こちらは スイスイ進みますよ。3か月前の私と同じ 77歳の誕生日を前に 失業・(退職)その後の生活をどうするか

桐子さんは 刑務所に入るのが一番いいと思いつく 衣食住保証され 介護だって受けられる そこで色んな犯罪を企てます。

 

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まずご紹介する本

神 域】 真山 仁 著  文春文庫 

あんまり熟読派じゃないので 読むのは速いのですが これは 時間かかりました。

頭に入らない入らない・・・

 

興味のあるテーマではありますが 登場人物がとにかく多い  医療側と 警察側 そのうえ時差があるから進まない・・

でも終盤 面白くなるのはいつものこと 解説も面白かったです。

 

 

 

こちらは 一気読み

お探し物は図書室まで】 青山美智子 著  ポプラ文庫 

こんな人がいたらいいなぁ~  こんな人になりたいなぁ~ というような 司書さんが 要望に沿う推薦の本のほかに 薦める童話を 読み返したくなります。

 

 

そしてこれは 本当に 感動しました。 みんなに伝えたくなります。

クマと もりと  ひと】  一般財団法人 日本熊森教会

開いたら目を離すことができません 

ある日 やせてガリガリのクマが 射殺され 笑顔のハンターに持ち上げられた写真の 新聞記事に・・ (本文より)

その記事を見た一中学生の感想を 先生に見せます。 教師がそれを受けて 3人の理科教師で 「野生ツキノワグマを守る会」 を立ち上げる 生徒は生徒で 16もの会を立ち上げ署名運動・・・それが最終的に 天皇陛下まで届き 植樹祭でお手植え予定 杉の木を広葉樹に変える 感動的な実話です。

杉やヒノキばかりになった森でツキノワグマは餌がないのです。 どんどん減って そのうちに絶滅してしまいます。

 

以前 やっぱり読書から 森の大切さを記事にしたことがあります。中学生や先生 知事 一歩踏み出す力がまぶしいです。

 

 

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風神雷神 上・下巻 原田マハ著 PHP文芸文庫 今回も友人からのプレゼントです。 結構厚いです。

でも読み始めたら たまらない・・・  ちょっと びっくりです。

 

風神雷神図屛風を描いた絵師 俵屋宗達・・・その絵師(当時少年)が天正遣欧使節と一緒に ローマに行ったというのです。

とってもリアルで、もしかして事実かもしれないと・・・・でも私 天正遣欧使節 詳しいのです。笑

長崎の 大浦天主堂と 26聖人の教会で 本を買って読んだし テレビでもあったし ・・・

もう一度パラパラ見たけど やっぱり行っていません。 

 

ローマまで 3年もかかって行っています。 船が風を待たなければいけないので・・・

私が通勤時見ていた 風神丸 雷神丸 があれば簡単でしょうが…北九州市 近藤海事さん所有

 

風神ですよ。 船は工場みたいですね。

 

雷神です。3年もかけて行く間に少年たちは 途中の ポルトガル リスボン 言葉や文化を勉強しています。その国の権威ある人たちの歓迎を受けます。

宗達は・・・・ヨーロッパの絵画に触れて そこのところの描写は 観ているような気持になります。

 

以前 京都建仁寺で 俵屋宗達の 風神雷神図屛風をみました。 でも今回この本で それは国立博物館にあり 建仁寺にあるのは 素晴らしいレプリカだそうです。

 

こちらは本物です。 風神雷神です。九博でみた 仁和寺の 風神雷神で 絵じゃなく仏像です。

 

千手観音三尊・風神雷神・そして28部衆 合計 33体の立像 です。。

ちゃんと撮れていませんが 全景 33体です。 仏具には菊のご紋がありました。

 

興味を持っていただいた方 ぜひ読んでくださいね。

もう一冊 これは 北極星は交替星で 今はポラリス と言うのを初めて知った本の作者 

瑠璃の雫 伊岡 瞬 著 角川文庫    これは アマゾンポチです。

もう怖くて ハラハラドキドキ  裏表紙の紹介文 読めますか? とても考えさせられました。

 

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【美しき 愚かものたちのタブロー】  原田マハ著 文春文庫 

途中で幾度、涙したか分かりません。お勧めです。 因みに タブローとは絵画の事。それさえ知りませんでした。

 

裏表紙の説明です。 史実に基づいたフィクションです。 遠い昔の事じゃないのに、こんなに知らなくていいのか というくらい・・ 境目はわからなく マハさんの小説にはまっていきます。

 

気になるところ 後でもう一度 とか・・・そんな時 付箋をつけるのが癖なんですが 付箋だらけで これじゃ全部読み直さなくっちゃなりません。

松方コレクションの 松方幸次郎 は モネに実際会っている そしてその時モネはもう はっきり見えていなかった。。

 

フランスで買い集めたかれど 戦争で持ち出せなくなった絵画を フランスで命がけで守る夫婦がいた 色んな人たちがいて 美術館ができ 私たちは教科書に載っているような絵を観ることができます。

本の表紙の このゴッホの寝室 持って帰れなかったけど これはフランスにあったほうが・・というくだりもよかった。

私なんぞが星をつけても仕方ないけれど ★★★★★ です。

 

次にご紹介するのは 【まち】 小野寺史宣著 祥伝社文庫  この作者は初めて読みました。

心優しい若者 と じいちゃん 私の勤務先に この主人公に似た若者とその祖父がいます。 

最初は やたら 句読点が多くて読みにくかったけど 素直な 心にしみる流れで 一気読みしました。

 

こんな物語です。小野寺史宣さん 1968年生まれ 他の作品も 読みたくなりました。

 

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前回は猫ちゃんのお出迎えでしたが 今回はワンコが待ってた常設展示室です。名前は遼ちゃんです。

原田マハ著 常設展示室 実は1月、久しぶりで会う友人、石橋進さんのお土産でした。

 

それから 多賀谷美術館に行ったり 色鉛筆をアマゾンで買ったり そして今回の事・・・ 10日以内くらいの出来事です。 偶然過ぎる・・・ 画家の 牟田壽(ムタ ヒサシ)さんです。絵を譲ってくださるとのこと 即 アトリエに伺いました。

 

作品のいくつかご紹介します。バングラディシュの風景です。バングラデシュでは 色んな活動をされています。

 

上の絵は 牟田さんの画集の表紙にもなっています。

 

バングラディシュの自然に魅せられて と題して たくさんの風景画があります。

 

すごくいっぱいありましたが いつか また ご紹介しますね。

 

おーーー アーチの橋もありました。

 

そして その日に描いておられた 点描画 森の絵です。

 

最後に・・・ 私が頂いた 山田堰 です。 アフガニスタンで凶弾に斃れた中村哲医師が参考にされた堰です。

ここに 私は友人と3人で山田堰を観に行き アフガニスタンからの留学生を案内していた牟田さんに会ったのです。

 

家に持ち帰ったら額縁がはずれそうになって、裏から もう一枚の絵が出てきたのです。バングラデシュの景色です。

【お知らせ】

穂波総合福祉センター で展覧会を開催されます。4月1日からです。 

 

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常設展示室 原田マハ著 新潮文庫   

運命に悩みながら美術館を訪れた人々の未来を一枚の絵がきり開いてくれた 足を運べばいつでも会える常設展示室は今日もあなたを待っている。 裏表紙の一部です。

 

短編 段々視力が落ちてくる人の物語、この絵は胸に沁みます。 ピカソの【盲人の食事】という絵です。

私は見た事もない、又は気にも留めてなかった、初めて検索しました。この瓶の中には 何が入っているのでしょう。。。

につきまし ヤフオク! 盲人の食事 希少画集画 額装付fsal ...

 

この絵なら私も知ってます。テレビのCMにに出ましたね。フェルメールの【真珠の耳飾りの少女】です。

物語では父親の介護問題の姉弟 悪い人はいないから 切ないのです。 そして この少女に会いに行くけど観光客が取り囲んで近寄れない。

ポスター ヨハネス フェルメール 『真珠の耳飾りの少女』サイズ( A3)【日本製】 [インテリア 壁紙用] 絵画 アート 壁紙ポスター (A3) 

そこで諦めて帰ろうとして この本の表紙の絵【デルフトの眺望】を見つけます。 

これは私、知ってます。 最近ですが・・ 就学前からの友人 東京在住ですが絵を描いています。

模写をしていて この絵を描きたかったけど 1mくらいあるから 【小径】にしたとのこと。 

 

その 【小径】の大きさはA4くらいだそうです。 私に分かるように言ってくれてるんだと思います。

こんな絵です。2年がかりで描き上げて 写メを送ってくれました。写真は 本物ですが 友人の模写も素晴らしいのです。 私は見分けさえつきません。ここにご紹介するわけには、行かんよね~

 

他にも ゴッホ マティス 等々 最後に 東山魁夷 の 【道】も出ます。

私も好きで 本を持っています。万葉四季の花 の本と一緒に 恩師の未亡人から頂いたものです。

 

この道の向こうに何があるのでしょう。 私の趣味は石橋探訪なのですが短い橋でも 初めての橋を渡る時ワクワクします。こんな名画のある常設展示室が 近くにあるといいですね。

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