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日々の出来事を亡きモモに教えます。
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辻館長さんとタイル博物館・・・常滑(1)
旅行・ドライブ
/
2008-12-07 06:10:05
東京の幼馴染と隔年で旅行しています。彼女がイナックスの製品を買ったから招待券を貰っていました。
名古屋で待ち合わせて、名鉄で空港方面 常滑(とこなめ)を訪ねました。
タイル博物館に行きました。ご案内してくださったのはINAXライブミュージアムの館長 辻 幸次郎さんです。
上の写真の鏡に煙突のある建物が映っています。ミュージアムの5つの発見館の1つ窯のある広場・資料館です。
常滑の町のあちこちで見かける風景です。写真を撮っているテラスは遅い昼食をとった ミュージアムのレストランです。
右側の青いのが入口 青色は1番好きな色です。魂を揺さぶられる青さです。
辻 館長さんは、一つ一つ、とっても時間をかけて説明して下さいました。
モスクでしょうか 1個1個作ったのは社員と、その子供さん達だそうです。
右の断面の写真分かりますか?円柱じゃなく 円錐です。
2階に展示されている本物の方です。メソポタミアのクレイペグと言われる円錐状のやきもの
これも神様の為 この色の美しかったこと エジプトのピラミッド地下空間にある扉を再現したもの。
この扉を通って王の魂が現世にあらわれると思われていたそうです。
2階の本物です。エジプト、サッカーラ王朝期、前2686~2613 世界最古のタイルです。
イスラムの モスクですね。なんにも聞かなくても あぁ 宇宙だ って思います。曼荼羅っていうか。。。
何と美しい色でしょう 全部復元したもので2階に本物が展示されています。全部ご紹介したいんですが。。
割愛して1部分です。
銘文付粘土釘 シュメール 前3000年紀
スカラベ エジプト ふんころがしですね。
ヒエログリフ文施釉タイル エジプト 前13世紀頃
石釘 エジプト
葬送用コーン エジプト 前1565-1190頃
イランでは12世紀後半から14世紀前半の200年間がタイルの全盛期だそうです。砂漠の民にとって青色は生命の色でしょうね。
このタイルが欲しいと言って 館長さんに笑われた。中国の影響を受けているのかな。
これは多彩群像文タイル イラン 19世紀 仏教の絵に似ています。お釈迦さまが亡くなるときの。。
スペインのタイルでラスターといい 金属のように光沢を帯びたものです。14世紀
アルハンブラ宮殿につかわれているそうです。
文化と同じく、タイルも幾何学模様などのイスラーム様式のものが16世紀頃まで続いたそうです。
魂とか神様の為のタイルでした。(ほんの一部です) このあと住まいのタイルが世界中の色で展開されます。
私はもう “ペルシャの市場”や”アルハンブラ宮殿”の曲が頭をよぎり、
イスラムの祈りをする人の姿が浮かび、海の底のような青色が目に焼き付いて あとは興味がなかった。。
何を書こうかと思うほど多かったから、五つのテーマ館から一つに絞るため館長さんのご案内をテーマにしました。
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