心が温かくなるコンサートに行きました。 音楽は詳しくないから コンサートの状況を中心にお話ししますね。
まず わが芦屋町の 釜の里で 【秋の夜、弦楽の夕べ】 オブリオンカルテットの皆さんです。 メンバーの一人 深谷さんが芦屋町出身の方でした。
妹と行きました。 まずは立礼の薄茶をいただきます。 秋らしい設えです。 お菓子はカエデ と マツタケ (よく見えていませんね)
それから 竹灯籠の優しい灯かりの中 コンサート会場の大広間に移動しました。 和室です。
第1ヴァイオリン 第2ヴァイオリン ヴィオラ チェロの弦楽四重奏 で 1曲目モーツアルト 2曲目 チャイコフスキー 3曲目シベリウス (・・・と書いてあります。)
まず第2ヴァイオリンの深谷まりさんがご挨拶 芦屋小学校の出身・・ 私のずーーっと後輩になります。 洞山がとっても遠かったなどと話されました。 町内とはいえ子供の脚で歩くにはホント遠かったんです。
そして 4曲目 ヨハンシュトラウス 鍛冶屋のポルカという曲です。 トテカントテカンの鍛冶屋 普通は打楽器が入るそうです。 写真は撮れませんがとっておきの打楽器が入りました。
釜の里 学芸員の山田さんが 背広からジャンバーに着替えてバンダナを頭にかぶり ハンマーを両手に持ってきました。 台はもちろん鉄工用。
芦屋釜の里は 本当に鋳物師が釜を作りますからね・・ 楽器これです。 音楽に合わせて 聴いた限りバッチリです。
チェロの間瀬さんの挨拶です 「普通は弦楽器に合わせて打楽器の音が入るけど 今日は私たちが合わせました。」 大喝采です。 盆踊りやらなんでも顔なじみの学芸員さんです。
日本の秋の歌も何曲か演奏 楽しい演奏会でした。
お土産があったんですよ 釜の里20周年だったそうで 芦屋町から全員にCDをいただきました、 2500円って書いてあった。。
翌日 今度は隣町 水巻町の公民館 ルシア塩満さんの アルパ(インディアンハープ)コンサート です。
これがまた・・・・・1曲目 緞帳が少しずつあがると同時に 普通のハープの音とは違う音色です。
ドシラソファミレドシラソファミレドシラソファミレド だんだん大きくなる・・・
カスカーダという曲で滝の意味だそうです。滝が落ちてるようでした。鳥肌がたちました。普通は36本の弦だそうですが 彼女は上下1本ずつ増やした特製で38本だそうです。
挨拶の言葉 嘉麻市で生まれて 幼稚園は若松 水巻町には小学校 3年生の時 1年だけ住んでいたそうなんです。 炭鉱の8軒長屋 水巻町は日炭高松の炭鉱のあった町です。
その時の3年1組の同級生が呼んでくれたって・・・ たった1年の転校生ですよ。。 しかも パラグアイに移住されたんですからね・・
高橋さんはギターのほかにケーナとサンポーニャ (和楽器の笙の笛みたいなのんで葦でできてるそうです。)
宮川さんのチャランゴ はウクレレくらいの大きさで コンドルの曲でお祭りの部分で弾かれました。 親御さんの介護のため東京へは行かず鹿児島にいらっしゃるそうです。
それぞれの人間性が豊かだから いい音楽ができるんでしょうね。
アルパとケーナとギターで コスモスの曲 水巻町の花がコスモスだと知らずの選ばれたそうです。 遠賀川河川敷のコスモスです。
ルシアさんのリードで客席も あしーたー はーまべーを~ さーまーよーえーば~ 浜辺の歌他 歌いました。
演奏が終わり・・・ 小学校3年1組の 担任の先生84歳(男性) が 花束を渡されました。 幼稚園の先生91歳(女性)もいらっしゃいました。
途中休憩をはさんで2時間20分 心の栄養満腹になりました。 それぞれが別のところで活動してるんですが こんなに調和するっていいですね。
チケット代 1000円 安いでしょう? だから・・・・CDを買いました。 サインしてくださいました。
芦屋町と 水巻町 で 生まれて 東京で活躍している演奏家が 故郷で安い料金で 満席にする どちらもアンコール曲が終わっても拍手は鳴りやまなず心に残るコンサートでした。。