今年のお正月に携帯電話を新しくしました。最初はJ-PHONEでしたが、会社がVODAFONEに代わり、今はSOFT BANKとなりました。
もともと携帯電話は持ちたくなかったのですが、実母の痴呆症に伴う徘徊等の行為により、家族から携帯電話を携帯してくれということで携帯し(平成十三年頃ですか)、現在に至っています。
そのうち、我が母の老人性痴呆症(今は認知症といいますが)関係のことを長いシリーズものとして書いていきたいと思っています。超高齢社会になるにつれ、老人性痴呆症にかかる老人はますます多くなることは避けられません。大きな社会問題で、介護保険もそのうちパンクしてしまうでしょう。目に見えています。
と同時に、家族介護の問題がのっぴきならないものとなることでしょう。単に介護が困難になるというだけではなく、それに伴って老人虐待がクローズアップされてきます。
それも含めて、私たちの事例をそのうちオープンにして、自宅での老人介護で苦しんでいる人の助けになれば(生意気ですが)、少しは我々家族の苦労も社会の役に立つことになればいいかなと思っています。
話しが電話から携帯電話、そして痴呆性老人へと飛躍してしまいましたが、元に戻ります。
写真の電話は、我が家の電話です。黒電話。ダイヤル式です。当然ファックスはありません。#を使って云々もありえません。
電話の話をすると、周りの人はびっくりして今はもう文化財的な電話だとよく言われます。私もそう思います。これを使ってから何十年になるのでしょうか。この電話は、これからもずーと長い友達でいたいと思っています。
これぞ電話です。