おととい、左上の奥歯の治療で被せた部分が、楊枝を使っているときに、ひょっとした調子でとれてしまいました。
それで今日歯科を受診しました。家族で何年にもわたって通院してきた歯医者さんが廃業(病気のため)してしまったので、かって一緒に仕事をした人の旦那さんが歯医者さんだったことを思い出し、受診した次第です。
該当する部分のレントゲン写真を2枚撮りました。
びっくりしたのは、その写真がすぐにパソコンに取り込まれて、診察台からパソコンを見せながら、先生がどこがどう悪いのか、どうしなければならないのかを説明してくれるのです。
レントゲン写真は白黒写真なのですが、分かりやすいように着色もすぐにでき、大きさも自由に変えられるのですね。
今回の治療は長引きそうです。残っている歯の部分が虫歯になっているため、単に再度外れないように被せれば済むというものではなく、神経のところまで掘り進んで、杭のように中に何かを充填し、それを基礎として歯の土台を作り、そこに銀歯を被せるようです。 感染根管治療というそうな。
以前に詰めたものを削り取り、薬を入れて仮封しました。これが取れると困るので、あめやガムは禁止です。
それにしても、口を大きく開かされて、中をガーガーやられるのはたまりません。何回経験しても嫌なものです。唇の右側が少し切れてしまいました。
悔しいのは、毎日3回きちんと歯磨きをしているのに、虫歯になってしまうことです。お昼も昼食後に磨いているのに。
でも、思い出しました。以前保健所の歯科を担当していた先生がいっていたことを。
「歯磨きをしても虫歯の予防にはならない」
そうなのです、はっきりと言っていました。対外的には言ってはいませんでしたが。
本当に虫歯を無くすのであれば、フッ素を塗るしかないと。水道水にフッ素を混ぜることによって虫歯を予防できるということでした。
であれば、食後の歯磨きは虫歯予防というよりは、残りかすを取り除くという歯の清掃ということになります。歯をきれいにする、周りの人に不快な思いをさせないというエチケットと考えた方がいいようです。
私はガムといえば、キシリトールガムを噛んでいますが、これで本当に歯が丈夫になるのかどうか、皆さんはどう思いますか。確かに普通のガムと比べて、歯に滲みたりはしないようですが。