鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いよいよ終盤、広瀬川

2009-09-01 21:09:14 | 広瀬川

 今日から9月、アユ釣り期間も残すところ20日あまり。 何とも淋しい、侘しい今日この頃です。

 せめて暑ければいいのですが、一昨日昨日と寒い日が続き、今日だって予報どおりには上がりませんでした。 気分だって落ち込むというものです。

 昨日今日と連休でした。午前中は川を見に行きました。昨日の雨でどれくらい増水したか、濁っているかを確かめるためです。

 川には釣り人は一人も居ませんでした。平日だから居なくてもおかしくはないのですが、それにしても一人も居ないのは寂しいものです。 写真のように天気が良かっただけに、なおのこと物悲しく感じます。

 

 上の写真はいつものところからの上流域の、下は下流域の様子です。

    

 昨日早速アユルアーを買ってきました。うちに1個はあったのですが、あまりに小さいので、昨日のTさんと同じダイワのルアーを二つ買って来ました。瀬用とトロ場用です。

 形は全く同じですが、重さが倍違います。トロ場用が重くなっています。こんなルアーで掛かるのかなあ、アユに対して失礼になるのではないかなどと変なことも考えましたが、確かに昨日掛けたところを見ましたし、このルアーで一杯掛けているとのことなので、使ってみることにしたわけです。

 うまくいけば最上川でも使いたいですし、1個1,260円で、これなら養殖オトリ2匹分とほとんど変わらないし、オトリを釣行2回分買ったと思えばいいわけです。根掛りやニゴイ等が掛からなければなくなりませんし。

      

 午前中の川見で、これはいける、釣りができる、水量も濁りも大したことない、このままの天気が続けばさらに環境はよくなるだろうと直感しましたので、午後から竿を出すことにしました。

 ただし、今回はルアーでのみ挑戦してみると自分に言い聞かせて。2匹くらいルアーで釣れれば、あとは友釣りに移行するつもりで。

        

 上の写真の大石のある上流部から入りました。水温は21度。水量は5~10センチ多いくらい、濁りはうっすらと川底の石が見える状態でした。

 タックルは、竿は「マミヤOP プロフォース鮎GⅡ アラミカ 硬調」竿9メートル、水中糸はナイロンの0.6号です。ルアーの抵抗が大きいから、太い糸にしました。ハリスは1.7号でハリは9号の蝶バリ2本仕掛け。

 13:15釣り開始。下の写真の中央やや右側から。 水の抵抗が強く、ルアーはなかなか川底で安定してはくれないようです。ひっきりなしに動き回っている感じ。

           

 なかなか掛かりません。鮎はいるのです、ジャンプしていますので。でも、まあ今回はダメモトですので、やるだけやってみるのみ。 そしたら、神は見放しませんでした。時は30分後の13:45です。ゴツゴツンというそれまでとは異なる当りがあり、これはきたなと竿を立てたところ、下流に逃げようとします。下りながら波の緩いところに導いて、引き抜きに成功しました。

 嬉しかったです、ルアーで掛かったのですから。30分で1匹。23センチくらいの太ったメスアユです。アユを握ったときに違和感を感じました。お腹がふっくらと感じたのです。これはもう抱卵しているなと思いました。

 もう1匹釣ってから友釣りにしようと思い、同じ流れの下流右岸側を攻めます。そしたら15分後の14:00頃、またもや当りが。下竿でのされがちな体制のため、何とか左岸側に寄せようとするのですが、波が邪魔をします。少し寄ったところで引き抜いたのですが、途中でばれてしまいました。尻尾近くに掛かっていたようです。 その後は掛りませんでした。

 でも、45分間で2回も掛かったのですから、これは良しとしないと。

 その後再度上流から、今度は生きたアユを使った友釣りで釣り下ろうと、仕掛けを張り直しました。 8月26日の最上川での仕掛けに変更しました。 14:30から15:15までやったのですが、どういうことでしょうか、ルアーでは掛かったのに、本物のアユでは掛からない、ウンともスンともいいません。これはどういうことでしょうか??こんなことでいいのでしょうか!!生きたアユはメスですよ、この時期はオスよりもメスの方が掛かり易いといわれているのに、これは一体どういうことなのか?!

      

 写真は最初にルアーでかかったアユです。23.5センチありました。太っています。食べるために腹を割いたら、卵が出てきました。もう抱卵し、産卵の体制に入っているのです。 間もなく婚姻色が出てくるのでしょう。サビアユの時期になります。 アユ釣りもお仕舞です・・・・。

 それにしても、こんなに大きな現役の?アユが、こんな小さなルアーにアタックするのですから不思議です。しかも完全な背掛りでした。 このアユは何を思って、ルアーに突進したのでしょうか、攻撃したのでしょうか。 ハリ掛りしたときは”無念じゃ”とか思ったのでしょうか。

 それはそれとして、今日のアユはとっても美味しかったです。この時期のアユは脂が乗っていて、ことのほか旨いと言われているようです。

 


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