鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

ニジマス放流 本番

2010-05-03 22:51:34 | 広瀬川

 何でも最高気温が23度まで上がったとか。20度を超えたのは今年初めてではないでしょうか。あしたも暖かいようですが、その後はまた平年並みになってしまうとか。 暖かくてよかったです、川に入ったので。川に入るとどうしても風を感じますが、それでも全くといってもいいくらい寒さを感じなかったのはとっても助かりました。

                 

 すっかり準備して、おにぎりを持って自転車(古い自転車)で出かけました。澱橋下流の右岸、いつもの右岸に入ることに決めました。現地到着午前11時10分。しかし、だあ~れもいません。橋の上流側には親子連れ等が、マイカーで繰り出していましたが。おにぎりを食べながら自然観察。そのとき見つけたのが上下の写真のボートです。エイト?多分東北大学の競艇部のボートでしょうか。ここに置いておいても盗まれることはもちろん、いたずらもされないだろうということなのでしょうか。

 澱橋上下は水深は1メートル以上はあり、完全なトロ場ですので、ボートの練習にはもってこいの場所となります。今までも何回か練習しているのは見ていますが、まさかここに置いているとは知りませんでした。

 11時30分過ぎになって、3~5人くらいの釣り人がやって来ました。中に例のおじいさんがいました。元気です。84歳といいます。毎年ここで一年に一回出会って話しをしています。織姫彦星ならぬ年老いたオジンの再会です。でも準備に時間がかかっています。仕方のないことですが。

   

 肝心のニジマスの釣りのほうですが、散々でした。きのうお知らせした右岸から竿を出したのですが、右岸側に5人、左岸側に5人が並び、12時から竿を出したのですが、誰にも当たりなし、掛かりません。最初に掛けたのは、左岸側の真中の人で、時に12時15分。ニジマスがこの辺を回遊していれば入れ掛りになるのにそうはならないということは、水量が多いと言うこともあるでしょうが、放流量が少ない、放流されたニジマスが下ってきていないためなのか。

 2匹目は右岸側の人に掛かりました。12時25分。ひどいものです。貧果、もしかして釣果なしかもと思いながら竿を振り続けました。そしてようやく待望の1匹目が・・・。時に12時45分。放流したニジマスを釣るのに45分も掛かってしまいました。

 その後ポツポツとはいかず、ポツ・・・ポツ・・・・ポツ・・・・・という感じで掛かりましたが、3時までの3時間でたったの5匹でした。6匹目が掛かり、これが一番大きかったのですが、ハヤでした。 ニジマスはたったの5匹、それも大きくないものばかり。今年の放流ニジマスは小さいものばかり放流したのでしょうか、そうとしか考えられません、周りの人の掛けたニジマスをみてもみな同じサイズばかりです。

                 

 情けないのは、当りをうまくとれずに全て針を飲み込まれてしまったこと。今までになかったことです、お恥ずかしい。仕掛けが太すぎたからでしょうか。みんな向こう合わせです。取り込む都度針交換とは、我ながら何をかいわんやです。

 しかもですよ、最後に釣ったハヤのみきちんとした口掛りでした。この皮肉、どのように解釈したらいいのか。

 そうそう、左岸側の人の切られた仕掛けを2回も回収してしまいました。ゴミ拾いに来たのではないのに・・・。

 まあ、それでも義理の両親と家族用を何とか確保しましたので、良しとし、納棺ならぬ納竿しました。

 天気に恵まれたことが一番でした。全く寒さを感じませんでしたから。


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