(写真はいずれも今月6日(木)のものです。)
今年初めて行って来ました、山形県は大江町の「柏陵荘」、夫婦で。いつもは舟形町の小国川(下山名人から小国川の年券を購入するのが日課ならぬ年課でした)でしたが、今年はその手前の大江町。
ここには道の駅もあるし、温泉もあります。「柏陵荘」と「テルメ柏陵」の二つ。後者の方が少しは新しいのですが、祝日の翌日ということでしょうか、休みでした。それで前者の温泉に入ることにしました。この柏陵荘は正式?には大江町老人福祉センターなのですね、その中にある温泉ということです。そのためでしょうか、入浴料はたったの200円です。これにプラス200円で畳みの部屋で一日中休憩もできます。
しかも、お風呂は”内湯(湯温43度)”と”眺望風呂(湯温40度)”の二つあります。ともに源泉掛け流しです。強食塩泉で、食塩等の溶存成分量は海水の三分の二と多く、全国的にも珍しい高濃度温泉だそうです。 そして眺望風呂は岩風呂で、湯に浸りながら最上川が見えるのです。遠くには葉山も見えます。月山も見えるはずなのですが、6日は霞んでいて見えませんでした。
最上川、我々鮎釣り師の憧れの川です。濁っています。増水もしています。ここはNHKのテレビドラマ「おしん」の撮影場所でもあったとか。大きな観光やながあります。規模が違います。小国川にもやなはありますが、比べるまでもありません。
上の写真は右岸側から中央にかけてのもの。
2枚目は中央部のもの
そしてこれが左岸側にあるやなの全貌です。
4枚目は下流域を見たものです。この橋を渡って来ました。
温泉の帰りは、河北町で「肉そば」を食べてきました。寒河江川や寒河江の最上川に行くとき、何度も通っているのですが、まだ1回も店に入ったことがありませんでした。4日か5日のテレビで河北町の肉そばの放送をしていたので、本当に美味いものかどうか試しに食べてみようと思ったわけです。
谷地名物”冷たい肉そば”。丼に汁とともに入っている冷たいそば、ここでいう肉は”鶏肉”。個人的には鶏肉は進んで食べようとは思わない(子どもの頃の鳥アレルギーがあります。父が鉈で鶏の頭を切り落としたのに、首のない鶏が血を流しながら飛び回っていたのを見てしまいました。驚きとショック)のですが、それも冷たい鶏肉いりのそば、汁の味はどうなのか?脂ぎってはいないのか?暖かいのならまだしも、冷えた冷たい鶏肉入りのそばなんて一体どんな味なのか?!不安、心配でした。
写真の「白鳥十郎そば本舗」に入りました。750円のおろし肉そばを食べました。これが以外にもさっぱりしているのです。脂ぎらぎらではなく、くせのないすっきりした味だったので、食べやすかったです。そばは太めで、歯ごたえ十分なものです。大根おろしが効いていたのかもしれません。
でも正直なところ、この一食でもう結構です。いろんな店の肉そばを食べ歩こうという気にはなりませんでした。1回は食べてみようということが実現したので、次はふつうのそばやラーメンにするつもりです。話しとして食べてみることはいいでしょうが、美味いから是非食べてみてくださいとは言えません。興味があればどうぞというところです。