鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

第6回仙台クラシックフェスティバル2011(その1)

2011-10-03 16:30:50 | お知らせ

 (きのう2日のコンサートの状況です。)

     

 2日のスケジュールは10:00集合、21:00完全退館で、その間いろいろありました。 私としては1階帰宅するので、最初に全ての必要なものを持っていかなくてもいいと思っていたのですが、奥さんが何があるか分からないので、1回戻れるかどうかわからないから、最初から全て持っていくようにと命令されました。

 9時15分頃に男性用の控え室に入りましたが、2番目でした。彼は9時集合と思っていたとのこと。 黒の礼服・白のYシャツ・蝶ネクタイ・ベルトをハンガーに掛け、楽譜に目を通します。「第九第4楽章」の方は暗譜は完全といっていいのですが、エルガーの「威風堂々」の方はいまいち不安なところがあり、自分なりに歌ってみます。

  

 続々と人が集まり始め、椅子が足りなくなるほどです。

 10時10分から発声練習(きょうは隣り合っている人同士で肩叩き、肩や背中を叩いたりもんだりもしました。気持ちいいもので、やはり体が柔らかくなる感じがします。)が約30分間あり、その後最後の「第九」の復習と続きます。 これが11時過ぎまで。

 その後ゲネプロのため、舞台上手・下手に待機。その前に女性陣(アルトとソプラノ)はバルコニーに並びますので、階段を使っての練習もしました。 今回の会場は狭いので、ステージ両脇と正面にあるバルコニー(台形の形をした階段)も使用します。4人のソリストも正面のバルコニーで歌います。

 第九について、オーケストラとソリスト、合唱団との本番同じ練習が始まりました。 服装はてんでんバラバラです。 でも、やはりいよいよ本番が間近に始まるのだという緊張感が漂います。 観客席から向かって右手(上手)がバルコニーのアルトと舞台奥のバス、左手(下手)がバルコニーのソプラノとテノールとなります。 私はテノールの一列目で右手の方です。

 せんクラの参加者は、ソプラノ47人、アルト41人、テノール24人、バス31人の合計143人です。男は少ないし、とくにテノールが少ないのです。少なければ音も弱くなります。隣りのソプラノに食われてしまいかねません。

 指揮者の表情、両腕、指揮棒を見つめます。 演奏が始まります。生の演奏を見ながら聴く、聴きながら見るというべきか、これは貴重な経験です。

 そして216小節からバスのソロが入ります。  O  Freunde,  nicht  diese  To-ne! ウムラウト)・・・そして238小節で合唱が始まります。Freu-de! もう動き出せば止まりません。 前に進むより他はありません。

 失敗しないように、笑顔を忘れずに、何といっても”Freude””歓喜”の歌ですから。とくに一列目の人たちは笑顔を絶やさずに歌うようにと言われています。 そうしたいのは山々ですが、オーケストラの演奏を一生懸命聴かないと合唱の入るところを間違ってしまいかねません。 演奏に耳を澄まし、指揮者の表情に注目・注視します。

 山下先生(指揮者)は大きく口を開けて一緒に歌ってくれますので、とっても助かります。 そして、Freude , schoner  Gotter-funken !   Gotter-funken ! ウムラウト) で終わります。 合唱の最後は920小節です。

 無事歌い終わったのですが、後半から鼻水が少し出てきて困りました。いくら総練習とはいっても鼻をかむわけにはいきません。少々つらかったです。本番に向けて何とかしないけません。 本番になれば鼻をかめないし、くしゃみも咳もできません、もちろんあくびも。これはかなり辛いことです。緊張します。

 終わってから指揮者よりチェロやバスのソリストに注文があり、合唱団にはドイツ語ははっきり聞こえていいのだが、日本語(「威風堂々」が聞き取れないとのこと。 ステージの構造上の問題もあるのですが、外国人が日本語を話す時のように、ひとつひとつはっきりと明確に発音するようにとのこと。 上手いこというなと感心しながら聴いていました。

 ≪午前の部終了≫ 次に続きます。

 


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