きょうの天気も冴えませんね。お昼目に一時明るくはなったのですが、続きません。 最高気温もお昼頃では10度を超えてはいないようです。 もう12月も14日、あしたは15日で師走も半分を終えようとしています。
午前9時30分前です。
川の底が割とはっきり見えたので、何とかして2匹のサケの姿を探したのですが、見つかりませんでした。 カモたちがいたので分流の上流の深い方へ移動したのでしょうか。 ここに入られると底の様子がよく見えません。
年賀状をどうしようかなと思っています。 みなさんの中にはもう書いて出したという人もいますか? わたしはまだ年賀状さえ買ってはいません。 だからまったく年賀状の図案も考えてはいません。 去年(2015年用)は喪中ということで年賀状は出しませんでした。 欠礼のハガキは出しましたが。
この際、半ば形式的な年賀状は止めてしまおうかなとも思わないでもないです。 でも一気に止めてしまうというのも、それでいいのか?決断の出来ない自分としてはためらわれます。 止めるなら止めるで、そのことをはっきりとお知らせしていかないといけないでしょうし。
一年に一回位は形式的ではあっても、互いの無事を確かめ合うという行為もまったく価値のないこととは言えないでしょうし。
きょう午前中の分流です。 カモとオシドリがゆったりと水上生活を楽しんでいました。
そこに私が行ったので、急に慌ただしい動きとなりました。 向かう方向は下流域です。
でもゆっくり歩いて行ったので、カモもオシドリもゆっくりと右岸側を下流に流されていきました。
9日に亡くなりました。85歳 残念です。
今NHKのFM放送で、野坂昭如の「黒の舟歌」が流れています。 上手な歌い方です、何ていったら失礼ですね、作家であるとともに歌手ですから。
見つかりました、「通販生活」2015秋冬号 です。 これで180円ですから安いものです。もっともいちいち本屋で購入しているわけではありません。 前金払いしています。
写真の上の詩(歌詞)は きたやまおさむ 、作曲 杉田二郎 の「戦争を知らない子どもたち」でしたか。 テレビでもギターを弾いて歌いながらこの通販生活をPRしていましたね。
この通販生活の中で毎号連載しているものに 「野坂昭如の昭和ヒトケタからの詫び状 往復書簡編36」というコーナーがあって、毎回違う人と手紙のやり取りをしています。もう36回になるのですか。 この号は、瀬戸内寂聴さんが相手でした。
太字で書かれているのは、「寂聴さんの行動力には驚くばかり。思えばあなたは常に体を張って生きていらした。」という文言です。 下の返書の3段目の右側に書かれています。
非常に憂国の情に溢れている文章ですので、抜粋を掲載させていただきます。改めてじっくりと今年の、特に後半の政治の動きを振り返ってみるのにちょうどいいかと思います。
【戦後70年だという。近頃の世の中、加速度をつけつつ戦争に近づいている。・・・、ぼくら戦争を知る世代は肌で感じている。・・・。ひと昔前なら、安保法案が衆院を通過などなかった。与党の中にも重しとなる人物がいて、暫し待てと、留めたものだ。今、政府の中に暴走を止める者がいない。】
【安倍さんは一見お坊ちゃま風で、世間の中には軽く見なす向きもあるだろう。だが気づけば国家機密法が施行され、言論統制が行われ、マイナンバー制はやがての徴兵制に結びつく。そのうち軍備拡充、愛国心の効用をはかり、生命をかけて国を守るという覚悟こそ男子の最高徳目と続くだろう。大袈裟な話しじゃない。一片のお触れがたちまち世の中を死に追いやる。世間など、どうなろうと知ったこっちゃない。これが権力者の典型。自分の名前を歴史に刻みたいのだ。】
【・・・。栄えた国はやがて斜陽を迎える。この時自分たちの食いぶちを何とか賄えれば滅びずやっていける。だが日本はその道を捨てた。お天道さまと天水を有効に用いた農業を棄ててしまった。日本はまったく逆行している。お上は無策のまま過ごし、ここへきて落込みを言い、経済成長が一番と口にする。そのため原発はなくてはならないという。】
【寂聴さんとぼくに共通していることは、報道を信じないということでしょうか。・・・。・・・。我々にとって大事なもの、守るべきことは何なのか、これをアメリカの言いなりではなく、日本独自で決めること。親子兄弟でよく考えた方がいい。ぼくは軍事では日本を守れないと思っている。といって平和国家をお題目のように唱えていては駄目であろう。】
何か遺書のような内容の返事となっています。心して新年を迎えなければ。